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日常と広がる世界と 足元とその向こう

同じ時間に起きて、
同じ道を歩き、
同じ顔ぶれに「おはよう」と声をかける。
そんな日々は、ときに退屈で、
ときにありがたい。

送り人として、人の最後を見送ると、
この「いつもどおり」が、
どれほど尊いかを何度も思い知らされる。
湯気の立つ味噌汁、
干したばかりの布団の匂い。
それは、形のない宝物だ。

でも、同じ景色ばかりでは、
心の景色が色あせてしまうこともある。
ときには少し遠くへ出かけて、
新しい人や景色に触れる。
その体験は、日常に戻ったとき、
何倍もやさしい輝きをくれる。

日常を大切にすることと、
世界を広げること。
そのふたつは、
お互いを照らし合いながら、
人生をあたためてくれる。



どうか、あなたの日々が、
やさしく続き、そして豊かに広がっていきますように。

送る人コンシェルジュ

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