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【すばる】LIVE Archives 2020「二歳」《名古屋》20200217

過去に行ったライブのレポートを再公開するシリーズ。
 渋谷すばるのアーカイブは思うところあって先に直近のファンミのアーカイブを公開したりしたんですが、仕切り直して独立後からの時系列順でまた公開していこうと思います。
 ライブレポいっぱい溜まってるんだけど書いてる暇がないから過去の文章ひっぱり出して来てんだよ言わせんな。

 せっかく時系列なので一応復習しておきます。

2018年7月8日に関ジャニ∞(当時)のメンバーとして最後のテレビ出演を終えて以降ぱったりと消息が途絶えた渋谷すばる。
 明けて2019年2月に生存確認としてどこかを旅している動画が公開。4月26日ファンクラブ「Shubabu」発足、10月9日アルバム「二歳」リリース。
 リリースのタイミングでファンクラブイベント「babu会vol.0」が開催されたけど私は当選しなかったので相方が一人で参加してきた。(一応)シークレットで本人も出てきたらしい。

 この独立後1作目となるアルバム「二歳」を引っ提げたツアーが2020年年明けからスタートした。このツアー、発表当初には大阪公演が無かった。だから「大阪は大きめの会場でどかんとファイナルやるんやな?」とか思っていたらなんと野外(舞洲)。3月なのでまだ寒いのでは?などという懸念も無くはなかったがこちらのチケットも抑えた。
 関西での公演がなかったから仕方なく(?)名古屋へ向かう我々。

 しかし2026年にこれを読んでいる方に思い出してもらいたい。2020年2月である。

 独立してみたものの、いきなり出鼻をくじかれる羽目になった渋谷すばる。そんな時期の、私が初めて「渋谷すばる」に対面した、そんなライブの記録です。




初掲載:2019/06/03

PROLOGUE

やっと。
やっと。
やっと。
渋谷すばるに「出会え」ました。
 
 以前にも書いたことはありますが、私がエイトにはまってから様々な要因で逡巡もありファンクラブに入ることをためらってそれでも生で関ジャニ∞を見たいという気持ちがそれをようやく上回ってよし次のツアーには絶対行くぞ(少なくとも申し込むぞ)!と思った矢先の出来事でした。
 
 渋谷すばるが関ジャニ∞を脱退したのは。
 
 なので私が初めて行ったエイトのコンサートにはもう、渋谷すばるの姿はありませんでした。
あんなに生で聴きたかったすばるの声に私は間に合わなかったのでした。
 
 でも、必ず我々の前に戻ってきてくれるはず。
 そう信じて待って1年10ヶ月。
 ついにこの日がやってきました。 

渋谷すばるLIVE TOUR2020「二歳」
名古屋国際会議場センチュリーホール 


(こんな字面を眺められるこんな日がくるなんて)
座席はですね、座席はですね、、いいいいい1階15列ですよ……!!
(吉川とかミッチーさんでならこの位置で騒ぐことはないのですが)いきなり初っ端からこここここんな場所で見ていいんですかね!!!!!!(落ち着け) 
 
 さて巷では今、コロナウィルスによる新型肺炎が世界中の大問題になっており、日本も随分と危ない状態になっています。
 すばるのこのツアーも、本来上海・台北・香港というアジア公演が予定されていたのがすでに中止発表済。
 今は無理もない。いつか状況が落ち着いてまた人の行き来が戻った時にやってくれれば。
 そして少しずつこれを書き進めているうちに、全国のコンサートやライブ、舞台やスポーツなどあらゆる「多くの観客を集めて行うエンターテインメント」の公演が中止に追い込まれています。すばるのツアーはひとまず2/26の福岡で国内は一旦実質上のファイナルを迎えてギリギリ中止/延期を免れました。参加した方、スタッフ裏方さんたち、バンドメンバー、そしてすばるにもどうか何事もありませんように。
 
 話を戻すとともあれ我々は今回の名古屋は車で向かったのでとにかく会場周辺と会場内でうかつに他人と接触しないよう気をつけるに留まったわけですがそれでもさんざん並びましたよ…
 当初個数制限がないせいで転売ヤにがっつり買われて手に入らない!と不満の声が上がっていたグッズですが、そうでなくてもグッズの生産が中国だったらしく、こちらもコロナ騒ぎのおかげで生産ラインが止まったり流通が止まったりして当初予定の数が確保できなかったらしいです。
 まあグッズに関しては後日ネット通販も検討してくれているようなので、とにかく当日会場で着たいTシャツだけは確保できたらいいなと。1人各1点の制限付きだったのと1会計10,000円でもらえるアクリルチャームが欲しかったのでTシャツは相方と別々のを一度に買いました。

タグかわいい

会場ではShubabu(FC)会員の会員証替わりである『Shubabu手帳』のカバーのプレゼントや、会場ごとの記念スタンプがあったり、すばる画伯の個展コーナーがあったり。

 

アートしてるやん…!
 
開演までの時間を楽しく過ごせるよう工夫が凝らされていました。

 会場に入ると、会場内BGMには「雨上がりの夜空に」が流れていました。後で聞いたところによると、「バラ色の日々」も流れてたみたいです。
ステージの上はセットらしいセットはなく、バンドセットだけの最もシンプルなもの。
 初日の幕張ではさすがに規模が違うのでビジョンも用意されたようですが、会館クラスではもちろんそんなものはなく、ただただステージの上にいるすばるにだけ集中すればいいように出来ていました。

 さてこのへんから本編の内容について書こうと思うんだけども、ぶっちゃけ胸がいっぱいで言葉にできるほどの記憶が残っていませんのでたいしたことは書かないと思います。
 それでも(まだ発表されてないけど)いつか発売されるかもしれないライブ円盤まで楽しみはとっておきたい方はこの辺で引き返して下さい。
 

■SETLIST■ 

01. ぼくのうた
02. アナグラ生活
03. 来ないで
04. トラブルトラベラ
05. ワレワレハニンゲンダ
06. なんにもないな
07. Curry On
08.  ★新曲※「水」(アルバム「NEED」収録)だったらしい
★ハーモニカ曲.1
★ハーモニカ曲.2
09. 爆音
10. ベルトコンベアー
11. ライオン
12. TRAINとRAIN
13. 生きる
 =アンコール=
14. キミ
 

■SUPPORTs■

G.塚本史朗
B.なかむらしょーこ
Dr.Shiho
Key.山本健太
 

 バンドメンバーが位置につき、すばるが普通に現れてギターを担ぎ。
真ん中ブロックの中央あたりにいた男子たちがなんかものすごいテンションですばるー!すばるー!!って叫んでいて。
 すばるは「あ、どうも…」みたいな感じでマイクの前に立ち。
 まるで200人も入らない小さなライブハウスみたいな感じですばるはギターを鳴らし始めました。
 初めてYOUTUBEで見てからもう何百回聴いたかわからない、ぼくのうたのイントロ。
 
もしこの声が聞こえてましたら ほんの少しだけお時間いただけませんか

 ああ、やっと会えた。
 やっとすばるに会えた。
 
 あんなに何度も聴き込んできたのに。
歌を歌わせていただけませんか
と繰り返すサビに、やっと本当にすばるがどれだけ歌いたかったか、どんな歌を歌いたかったのか、どんな風に生きて行こうと思ったのかがダイレクトに耳から飛び込んできて、アルバムが届いて最初に聴いた日以来久しぶりにこの歌を聴きながら涙が出てきました。
 
 1曲目がぼくのうただったので私だけでなく誰もがじっとその歌声を浴びていたんだけど、2曲目アナグラ生活が始まったあたりでようやく何某かの違和感に気づく私。
 15列目の私から見た視界のほとんどが動いてない(!!!)
サビの「アナログと~デジタルの~」のあたりでいつも(吉川とか。イエローモンキーとか。)の癖で普通に腕を振り上げようとしたら誰も動かない(!!!!)
「えっ何ここ腕上げるとこじゃないの?」
ってキョドってしまったけどまあ楽しんだもん勝ちやろうと思ってかまわず上げましたが多分すっげー浮いてた(笑)。
 
 思えばここに集っている人たちの大半は関ジャニ∞から来てて、そのうちの多分多くの人は、ジャニーズ以外のコンサートに行ったことない感じの人なのね。
 ジャニーズのコンサートでは当然の、片手にうちわ・片手にペンライトを持って胸より上にうちわが上がらないように、後ろの視界の邪魔にならないようにあまり大きく腕を振り上げもしないという作法が身についている人たちが大半なんですねきっとね。
 ガンガン腕を振り上げ続けるとか、ひたすら手拍子し続けるとか、ひたすら踊り続けるとか、そういう文化は無かったんでしょうねきっとね。
 すばるが関ジャニ∞として出演した最後のコンサートからでももう2年。ひとりになってアイドルではないコンサートをやろうとしているすばるの姿に緊張していた人も多かったでしょうしね。
 そういう意味で非常に新鮮でした。
 そういえばグッズ列で並んでいた時に「うちわもペンライトもなくて何を持てばいいのかわからない」「車にいちおう(エイト時代の)うちわ積んでるけど取ってこようかな」なんて会話も聞こえてきていたっけ…
 
MCはすんごい少なくて、というより
「……(沈黙)……ぼそぼそ……(沈黙)………(時々ハッキリ反応)」
みたいな感じだったのですがだいぶ忘れました…。終わった瞬間書き留めれば良かったものを…。
 本当にMC苦手みたいで、司会者雇いたいらしい(笑)。
 大丈夫気にすんな。今でこそオチもなくてスベってても気にせず喋ってるけど若い頃にはほぼ「オーイエー」だけで乗り切ったおっさんを私は知っている。
 
 前半ラスト(?)、ワレワレハニンゲンダあたりで客席の緊張もだいぶほぐれた感じ。
「ナゴヤの!セ ン チ ュ リ ー ホ ー ル の!ニンゲンのみなさーん!」
というシャウトで始まって「ニンゲン!ニンゲン!」コールもちゃんと!
ニンゲン!ニンゲン!コールすっげやりたかった。やれて嬉しかった!
 
「ちょっと…座りますか…」
と客席を座らせ、なんにもないなからカレー臭い(カレー臭い言うな)(Curry Onのことだよ)、そして新曲披露。
新曲はなんか優しい感じのバラードでした。
※2026注:「水」だったらしいです

「そろそろ…立ちますか…」
(自分でタイミング分かるけどまあいいか)
 そこから歌詞無しのハーモニカ曲が2曲。ミディアムからロックな曲調に変わり。
 いやそれにしてもバンドがかっこいい!
 若い女性二人入ってるバンドなんだけどすんごいパワフルで、「二歳」のすばるの粗削りな感じにピッタリ。
 特にドラムのしほちゃんいいな~。
 近年は女性ドラマーもよく注目されるようになったけど、なんとなくSATOKOちゃんを初めて見た時のことを思い出しました。長い髪がイメージかぶったのかもね。
 で、じわじわ盛り上げて行ったところで爆音浴びたーーーーい!ですよ。
 
 正直、アルバム曲だけならそんなに汗かかないだろうと思ってたけどそこそこいい汗かけました。
 爆音は想像通り(以上)のカッコよさですごい楽しかった。
 この頃には客席もだいぶあったまってる!
 ここからベルトコンベアー、ライオン、TRAINとRAIN、……とアルバム後半で胸にずしずしくる曲が続き。
 
ライオンのラスト、

光も影も、傷跡もやき跡も
オレのもの
オレのもの
俺だけのもの

の絶叫は今日いちずっしり来ました。そして最後、生きるでは

前だけ 前だけ それだけを見て生きて行け
気づけばほらそのつま先が
前へ
進め
生きる

 
そう高らかに宣言して本編は終わり。
  
アンコールは、キミ でした。

 MCで上手に話が出来ない代わりに謎のサンプリングのボタンみたいなのをオモチャみたいに使ったり、まだ観客側も声掛けのタイミングとかそういう呼吸が全然合ってなくて言いかけたことを「ん、ん…」みたいに飲み込んでしまったりもしてたけど、多分こういう呼吸みたいなのはそのうち合ってくると思います(笑)。
 関ジャニ∞の7人のうちの1人だった時は、上手に場を回してくれるメンバーがいるからこそ絶妙なタイミングで突っ込んだりしていたすばる。ひとりだとこんなに喋れない人だったんだなー。と改めて思ったり。
 でもまあこっちも「歌を聴きに」来ているんだから上手に回せなくたって全然問題ないと思うし。なんならMCゼロでもそういうもんだと思うので大丈夫よほんと。いらんとこに神経使わんでいいよ、と思いました。
 それでもちょっとでも楽しんでもらおうといっぱい考えたり話し合ったりしてくれたんだろうな。
 終演後の「本日の公演はすべて終了しました」のアナウンスとか(笑)。
とりあえずめっちゃ感動して見終わったあとにスバァリーのテーマ(?)流すのやめてw
余韻に浸ろうとしている脳内にスバァリーが入り込んで混乱するわwww
 
 大多数が予想通りeighter流れの女性ファンだったんですが、思ったより男性ファンの姿も見受けられましたね。
 これからどんどん増えていくんだろうなぁ。
 増えて行って欲しいなぁ。
 開演当初はがっちがちだった観客も、どんどんあったまっていって、なんだろうかこんなに「会場があったまっていく様子が如実に見える」ようなライブを見たのは初めてかもしれません。
 
「お久しぶり…の人もいると思うんですが、
『久しぶり』なのはここまでで、
 これからは死ぬまでここ(ステージ)でこうやって歌ってると思うんで…
 よろしくおねがいします…」(ニュアンス)
 
 ずっとたどたどしかったMCの中で多分、この言葉が一番嬉しかった。
  
 どんな約束だって、絶対じゃない。
 そう知っている私たちが交わせる小さな約束は、彼が望みさえすればきっと果たされるだろう。
 
 いつか走れなくなるその日まで変わらない。
 そんな電車に乗ってどこまでも。
 
 またね。

 
追加公演の大阪舞洲、開催されますように…。

EPILOGUE~2026年雑感

スバァリーのテーマって何だっけ笑笑

 この後世界はご存じのようなことになり、予定されていた舞洲のツアーファイナルは中止になってしまいました。
 多くのアーティストが、感染対策を敷きながら有観客ライブを再開させた2021年に予定されていたツアーも全公演中止。
 この頃には公表されていなかったけど、実際に渡米して一人で暮らしながらレコーディングをして…という活動設計も、独立後の活動として描いていた活動の未来図はすべて白紙に。
 その時期のすばるは本当に苦しんでいただろうと思う。
 それでもやっぱり、こういう人間には”ライブ”しか効かないのだろうなとも思う。ライブが出来るようになって本当に良かった。

 先日2026年のファンミに行ってきて色々思う事はあったんですが、まあ渋谷すばるが歌い続ける限り、その歌声を浴びに現場に向かうんだろうな、私は。これからも。と、そこは強く思いました。

 願わくば、「元関ジャニ∞のメンカラ赤の渋谷すばるを好きだった人」に戻ってきてもらうよりそれ以外の人にももっと聴いてもらえるようになって欲しいな…。と、この頃からずっと思っています。


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