小島凪紗、新たなる挑戦 〜サクラミーツで求められる役割〜
サクラミーツ新レギュラーメンバー、小島凪紗。
予告の時点からこんなぎ予想が多数を占め、武元唯衣卒業後の「ツッコミ」としての役割を担うメンバーとして、多くの人が納得する人選となった。
さて、小島凪紗のバラエティ適正については改めて語る必要はないとは思うが、その特性は実は櫻坂メンバーの中では特殊なものであるのでは、と私は考えている。
・ 超主観的な小島凪紗分析
「バラエティ適性がある」と言われると、武元唯衣や中嶋優月のような「面白いことが言える」「機転の利いた返しができる」という頭の回転を武器とするメンバーや、大沼晶保や増本綺良のように、予想外の動きや展開を作り出す「珍獣」的なメンバーが挙げられる。
一見すると、小島凪紗はしゃべりの早さや頭の良さから前者の仲間だと思われがちだが、実は彼女、そこまで頭の回転が早いというわけではない、と私は感じている。(失礼)
これは本人も言っているが、彼女自身も自分のことを頭の回転が早いとは思っていないらしく、喋りについても頭の中に浮かんでくることを口に出しているだけ、みたいなことをどこかで口にしていた。
では彼女が今、数々のバラエティ番組に呼んでいただけているのはなぜなのか。
私が思う、彼女のバラエティ能力は
「場の基礎温度を上げる」
ものであると考えている。
ワントーン明るい声、素直なリアクション、よく聞こえる笑い声。
小島凪紗はそこにいるだけで場の温度感を上げることができる。
また、無駄に力を入れない自然体な姿勢であるので、初めての番組でも自然とその場に馴染むことができる。
そんな自然体からくる「親和性」が、彼女の最大の魅力であるとも言える。
・ 武元唯衣は担いすぎてた
小島凪紗のサクラミーツ加入は、武元唯衣の卒業と入れ替わりとなったことからも、彼女らしさを活かしつつも、同時に武元唯衣が担っていた役割の一部を引き継ぐことを期待されているのでは、と勝手に考えている。
しかしながら、今になって思い返すと、武元唯衣が櫻坂46のバラエティにおいてになっていた役割は、多岐に渡りすぎている。
大きくツッコむ、ぼそっと一言でツッコむ、リアクション、進行、ガヤ、負け、0→1の展開作り、流れを読んだオチつけ。
細かいところまであげ始めたらキリがないが、アイドルバラエティにおけるほぼ全てを担っていたと言っても過言ではないのでは、と思うほどに色々な役割を果たしていた。
その全てを補うことは、小島凪紗以外だとしても難しい。
おそらく期待されていることは、「ツッコミ」と、場の流れも含めた「0→1の展開作り」ではないかと思う。
・ 小島凪紗はカウンター型
先述の通り、小島凪紗は頭の回転で受け答えをするタイプではなく、どちらかといえば起こったことに対して素直なリアクションを取るタイプであり、いわば「カウンター型」であると言える。
そのリアクションの一つとして「ツッコミ」があるのだと私は考える。
タイプは違えど、メンバーが起こす事柄に対して反応するという意味では、こちらに関しては元々の適正を伸ばしていくのではないだろうか。
(いつかのミーグリで「3期生は変な人ばっかりだから、私がツッコんで正すしかないのよ!」みたいなことも言っていた笑)
さて、私が注目しているのは「0→1の展開作り」の方である。
バラエティにおいては全員が受け身では成立せず、何か展開を起こす人間が必要である。
また、その展開においても、皆が予想のつかないハプニング的な展開を起こす人もいれば、場の流れから次の展開へ繋げるための行動を能動的に起こす人もいる。
大沼や増本が担っているのはこの前者側の動きであり、井上、武元が担っていたのは後者側の動きであると捉えている。
(大沼、増本は後者的な動きもするし、井上、武元は前者的な立ち回りもしていたから恐ろしいが)
さて、私の勝手な主観で見ると、先述の通り小島凪紗は「カウンター型」であると考える。
それはつまり、1→100で事象を膨らませる役割とも言える。
裏を返すと、彼女はあまり、能動的に0→1の展開を作り出す役割をしてこなかったメンバーだと捉えている。
これは利他的な本人の性格も関係しているのだと思うし、その肩肘張らない姿勢が彼女の魅力でもあると考えている。
しかし、サクラミーツのような少人数のアイドルバラエティにおいて、かつ0→1を作り出してきたメンバーの一人である増本綺良の卒業が待ち構えている中で、そうは言っていられない。
このタイミングでの加入ということからも、これからの小島凪紗には、ある種の「積極性」が求められてきている。
・ ワクワク
ここまでの文章を見ると、私が不安を感じているように見えるかもしれないが、実は私は非常にワクワクしている。
彼女の素直なリアクションや、自然体で場の温度をあげられる能力は、お世辞抜きに素晴らしいものであり、彼女の大きな強みである。
だからこそ、さらに自分から積極的に展開を作り出していくことができれば、櫻坂における小島凪紗の重要性はますます高まることとなる。
小島凪紗は才能で進むタイプではなく、自らに足りないものを一つずつ努力で身につけていくタイプであり、ステージ上でのパフォーマンスではその結果として素晴らしいものを身につけている。
今回「サクラミーツ加入」という新たな外圧を受け、彼女のバラエティでの立ち振る舞いがどう変わっていくのか。
もう小島凪紗を推して3年近くになるが、いまだに新たな未来にワクワクさせてくれる。
そんな彼女を推していることが本当に楽しくて仕方がない。
これから、木曜日の夜を楽しみに1週間を過ごせそう。
(そんな凪ちゃんを見続けるためにも、ひとまず毎週Tverぶん回します。)
終
P.S.
しかし今更ながら、サクラミーツのオリジナルメンバーを思い返してみると、珍獣とよばれ常人には予想のつかない発想で場を掻き乱す大沼・増本コンビ、それらにツッコミつつ自らも展開を作り出していく武元、全体のバランスをとりながらその場に応じた立ち回りで番組を導く井上と、恐ろしいほどに奇跡的なバランスのメンバーが揃っていたんだなと思う。
新加入組の中嶋、谷口、小島が新たな魅力をサクラミーツに吹き込んでいけるのか、今後のサクラミーツも本当に楽しみ。
