【AP7問】期待値と目安時間(応用情報技術者試験)
このNoteでは、応用情報技術者の計算問題から「期待値を目安の値とする計算」を搔き集めました。令和7年~元年の11回で7問もありました。
システムでは色々な処理を行います。計算処理だけでなく装置へのアクセス時間など種類も色々、時間のかかる処理かからない処理も色々、しかも発生の仕方も様々。よって確率による期待値によって「こんぐらいの時間がかかるよね」の「目安の時間」にします。
今回メインの「アクセス時間」は代表格。基本情報技術者からよく出題されていましたね。>アクセス時間(FE計算シリーズ)Note
応用情報技術者でも基本は同じ。アクセス速度以外を見積もったり、方程式を使ったりと少し捻ってくる程度。勿論、稼働率や経営戦略の計算も絡みます。>幅広い問題に対応する「はじめの一歩」(FE計算シリーズ)Note
最終的には確率に限らず「重み」の概念の理解に繋げます。>表は「×て+す」 -基本情報技術者 計算問題シリーズ-Note
基本情報技術者の復習をして、今回のNoteを読んで頂けれたら嬉しいです。
それでは始めましょう!
期待値とは「確率的な平均」
確率は各現象の発生頻度、期待値は「だいだいこれぐらいに落ち着く」って目安の値ってイメージ。
例えば、サイコロを考えた時、各目がでる「確率」は1/6ですね。
「期待値」は、サイコロを何回も振って、出た目を平均したような値。1も6も2も4も同じ確率で出るので、平均したら真ん中の3や4ぐらいかな?と思います。
計算は、各事象に確率を掛けて合計します。1×1/6+2×1/6+・・・+6×1/6=21/6=3.5。あくまで「平均的にこれぐらいが出る」目安。実際サイコロに3.5なんて目はないですね。「確率的な平均値」とでも言えば何んとなく分かったような分からないような。
今回は確率で「重み」を付けて合計しました。実際は確率の分母6のお陰で平均になってます。1×1/6+2×1/6+・・・+6×1/6=21/6=3.5。1から6を合計して6で割った「平均」ですね。
「重み」を付けた平均を「加重平均」と云います。私たちが普段使う「平均」は、重みが全て1で同じ。(1+2+3)/3=2ですが、(1×1+1×2+1×3)/3=2のように「1が隠れていた」と解釈できます。「算術平均」などと云うことも。
「重み」は確率だけではないです。人為的につけた優先度、売上高や顧客数も「重み」して構いません。値の重要度に違いを持たせたい手法です。その重みや分析をどう解釈するか・正しいと思うかは分析主旨次第。
リスク値、経営戦略を決める時に「重み」による加重平均を使います。リスクでは重要なデータ/リスクの重大さ、経営戦略では費用対効果などで「重み」を付けます。今後のNoteで紹介していきますね。
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