【セキュマネ】令和元年度秋午後問2の解説(情報セキュリティマネジメント試験, SG, 科目B)
このNoteでは「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」令和元年度秋科目B問2を解説します。
解き始めの下線①が5頁目中盤なのが、すっごく嫌な問題でした。選択問題だったら選ばないです。解きに入るまでに読み込む情報量が多いので、解答を作る度に丹念に証拠を探す必要もありました。

橙色は少しイジワル、少し失点するかも。総じて6割は超えるとは思いますが、高得点はコンボ決めないと無理ですね。初見で6~7割なら良しとしてください。勿論、復習後は10割ですよ。
現科目Bは短めの文章ですが、公開問題が少なすぎます。旧SGの長文問題の個別設問で小分けに学習していくしかないです。
このNoteには、私がIT専門学校で授業したことを基に作成しています。専門学生は更に上位のFE, APを目指します。SGは通過点に過ぎません。意識を高く持って、合格以上の収獲を得て欲しいと思い解説を作りました。
このNoteが過去問演習の品質を高め、少しでも合格や学びの役に立ったら嬉しいです。
それでは始めましょう!
私のNoteは500記事以上あります(2025/11/30)。
SG科目A/午前も解説作りました。
>全Noteへのリンク(SG)
設問1(1) | 本人への直接確認
正答は、ア(Kさんが~表3のCGメッセージがDさんからのものと信じ、URL-Pにアクセスする~Kさんのパスワードが窃取される)。
下線①「電話」なら本人に口頭確認できるので、間違いないだろうという話です。”VサービスのGCメッセージでこんなの来たけど、マジで送った?”と。
設問文「VサービスでDさんに連絡した場合」では、Dさん本人ではなく、Dさんのアカウントからのメッセージ。つまり、なりすましを見抜けません。
でも不幸なことに、選択肢ア~エに「なりすまし者」があったので、消去法はできず。折角発想できたのに残念。
1つずつ見ていきます。
ア:正しい。更になりすまし者と連絡して、URL-Pに誘導される。
イ:KさんがB副所長の認証情報(ID, PWDなど)を知っている記述はないですね。無関係。
ウ:「なりすまし者以外に盗聴」される理由がない。GCに参加してる者は全員見れますし、他になりすまし者がいるならあり得ますが、記述はなし。
エ:「GCメッセージが削除され」「証拠隠滅」はあり得ますが、設問文「被害」かは疑問。
アが一番良さそう。あり得るし被害なので。イもあり得ますが理由がない、エもできますが被害と言われると疑問。相対比較で。
超後の22頁頭。URL-Pではなく、URL-Rですが。「(Dさん)メールアドレスとパスワードを入力した」ので、攻撃者がID,PWDを窃取して不正ログインしたと分かります。
設問1(2) | 一頁後まで保留
正答は、ア(i, ii, iii)。
i:DさんがVサービスPWDを変更
ii:R全社員にURL-Pにアクセスしたなら報告
iii:R全社員にURL-Pにアクセスしないよう指示
被害の原因は、下線②前表3下「Dさんのアカウントに不正ログイン」して、なりすまされたこと。
Vサービスに不正ログインするには図2の4.4.2「メールアドレスを利用者ID~認証のためのパスワードを設定」より、メアドとPWD。
とりあえず目星ついたので、選択肢を見ます。
(i):良さそう。「パスワードを変更」。
(ii):「URL-P」の記述がないので一旦保留。
(iii):(ii)と同じく一旦保留。
(iv):「Vアプリを再インストール」しても、PWDなど認証情報はVサービスのサーバにあるので変更も初期化もされません。攻撃者に不正ログインされ続けます。なし。
(v):「WS管理者のパスワードを変更」。WS管理者のアカウントは守れますが、Dさんがなりすまされた被害の対策になってません。ナシの方向。
(ii)(iii)を判断するために「URL-P」を探します。
21頁頭
「URL-P~はVサービスのURLではありません」
「悪意のあるサイトのURLと考えられる」
ちょい戻って表3「アカウントの確認が必要です」の「~v-service.exmaple.com」がURL-Pですね。
「アカウント」の確認だから、”IDやPWDを再度入力してください”みたいな偽サイトかなと推測できます。DさんがIDとPWDなどを入力したら、攻撃者は不正ログインできちゃいます。
(ii)(iii)は適切だと判断できます。
(ii)「URL-Pにアクセスした場合」に報告は、被害調査に役立ちますし、PWDを変えるよう指示もせねばですね。
(iii)「URL-Pにアクセスしないよう指示」は、今後の被害発生を防ぎます。
よって3つが正答。
(i):Dさんの被害解除
(ii):他に被害がありそうか調査
(iii):今後の被害を防止
URL-Pの記述が登場する前に解答に使うのは、かなりナシです。作問品質が良くないですね。1頁後まで読むのも遠くてNG。
設問2(1)a | 穴を残すんかい
正答は、エ(VPNサーバ及びプロキシサーバ)。
ちょっと"スマホどうしたらいんだろう"って迷いましたね。これも問題品質があまり良くない。考え得る完全対策を解答させるべきです。
【空欄a】前「URL-Pへのアクセス」経路を探します。
URL-Pはインターネット上。表1の2番目「Webブラウザでのインターネット閲覧」から情報収集。
NPC:
「社内LAN~プロキシサーバを経由」
「それ以外~VPNサーバを経由」
DPC:「プロキシサーバを経由」
スマホ:「携帯通信網を経由」
「プロキシサーバ」「VPNサーバ」のログは確定ですね。
スマホのアクセス記録をどこから探すかが未解決。
表1スマホ4番目「URLフィルタリング機能1)」
表1注1「アクセスを遮断した場合だけ、アクセス先URL~記録」。
URL-Pにアクセスが通ったら記録されません。
選択肢を見ても、考えた3つ以外に候補はありません。
でも21頁頭「【空欄a】のログだけでは確認できない」。
URL-Pへのアクセスは全部拾い出せないんですね。
スマホのアクセスを特定できないのは諦めます。
正答は、エ(VPNサーバ及びプロキシサーバ)。
不完全な対策を答えさせるのは問題品質が悪いです。URLフィルタリングでも記録させて、注記まで探させる解き筋の方が良かった。理解力や観察力を問うのが試験なので。
設問2(2) | 2段のハードル
正答は、ア(営業担当者)。
これ難しかったですね。2段階のハードルがありました。私は2段目を超えられませんでした。
下線③は、【空欄a=プロキシ, VPN】のログではURL-Pにアクセスしたか確認できない、R営業所の従業員を問うてます。
【空欄a=プロキシ, VPN】のログでアクセスが分からないのは、スマホ。
スマホを使っている従業員は、表1の1番目「本社の課長以上の管理職」「営業所の所長、副所長及び営業担当者」。
私はここで、ウ「所長、副所長及び営業担当者」を選んで間違えました。これは難しい。
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