【登録セキスペ】令和6年秋午後問2の解説(情報処理安全確保支援士試験)
このNoteでは「セキスペ令和6年秋午後問2」の解説をします。
メール対策なので、セキスペに良く出るツートップのテーマ(もう1つはマルウェア感染)。
問題構成(見た目)は良いです。
問1の解き始めが絶望的に遅いので、私は問2を選ぶ可能性はあります。そもそもプログラム系の問3と4を選びたくない事情もありますが。

しかし、得点は問1より稼ぎにくいです。
SPFは今までも繰り返し出題されていたので大丈夫なんですが、DKIMやDMARCの詳細(タグやレコード)まで出てきたので、知らなければ狩られるしかない問題でした。
SPF, DKIM, DMARCの3点セットは、令和元年にも出ています。そこで深め広めに復習できていたら、6割7割が狙えたと思います。>SC令和元年秋午後1問1のNote

セキスペやネスペなど高度資格では、同じ問題はめったに出ません。ただし、「周辺」は問われます。復習する時は、仕組みや用語・具体的な記述など問われた以上まで調べ上げ、学習ノートにまとめ、優先順位をつけて期間をかけて覚えていくのが重要です。
目次を見てください。SPF/DKIM/DMARCの補強をガッツリ入れました。3点セットは令和元年に出て、今回も出ました。今後も出るのは間違いありません。次は狩られないようにしっかり対策しておきます。
そして最後。「ARC」がちらっと出たのも、作問者の「今後出すかもよ」ってジャブに見えました。
私はSCPMIIを97点で独学合格し、IT専門学校で授業しています。このNoteには、授業で教えていること以上の情報を詰め込みました。

一所懸命に作ったので、信頼して下さったら嬉しいです。
それでは始めましょう!
長文問題なので、以下のテクニックを使います。解説の中でも適宜リンクしてますので、気が向いたら読んでみてくださいね。
>長文問題を読む6つのテクニック
>長文問題を解く6つのテクニック
\私の3ヶ月の学習履歴/
問題選び
問題の見た目は良いですね。
私が一番重要視する「解き始めまでに読む文章量」は、1頁ちょい。図を抜かせば1頁。素晴らしいです。
設問形態は、作文・用語・選択肢が良いバランス。ただし選択肢は半分は知らないと、消去法が効かなくなるので、ちょっと注意。

あとはテーマ。メール対策はセキスペで出やすい2大テーマの1つ(もうお1つはマルウェア感染)。
ただし、SPF, DKIM, DMARCの詳細が問われています。DKIMの動作や、DNSレコードの具体的な記述が出ているので、どれだけ答えられそうか事前見積りが必要です。
「知らないと失点確実」系の問題と云えます。
読み | 設問文で目的を決める
最初に設問文を読み、問題文を読む目的を決めます。>長文問題を読む6つのテクニック(1)
目的なしに何となく問題文を読んで、設問文を読んで、問題文を読み直す。時間を無駄にしてますよね。
設問1(1)は空欄埋め。シンプルなので次の(2)も見て、また空欄埋め。その後も空欄埋めなので、まぁもう先読みしないで良いでしょう。
「入れる適切な字句」なので知識・用語かな。「図/表/本文の字句を使って」ではないので。
問題文での位置も見に行きます。問題文のどこまで読むのか分かるし、空欄や下線周辺を見て話しの流れも分かるかも。
表2に空欄aとbが一緒にありました。まとめて解けるラッキー。メールサーバの中継設定みたいですね。あと空欄aは表1にもあるので、ダブルチェックできそう。
表1と2は2頁目。1頁読めば解き始められるので速い。ラッキー。
問題文読み | マーキングで情報整理
最初の概要がちょっと長め。
部署が5つ。Webサイトや電子メールの使い方。詐称メールの課題点が書かれています。少なくとも詐欺メールの対策はしそう。
メタですが、現状・目的って解答に使うケースが多いです。問題文最初を忘れた頃、後半の設問で問うてきます。>長文問題を解く6つのテクニック(5)

今回はメタ読み成就します。設問4(1)で。
1頁目後半(12頁)。
マーキングしながら読みます。
「A-Webサイト」「a-sha.co.jp A社ドメイン名」「Sサービス」「Wサービス」は、四角囲み。解答・作文で使うでしょうから。>長文問題を読む6つのテクニック(3)
図1ネットワーク図。
図は必ず見ます。むしろ問題選びの段階で見ています。>長文問題を読む6つのテクニック(5)

図に描き込みましょう。Wサービス近くに「A-Webサイト」、Sサービス近くに「権威DNS」。あとで「Wサービスって何だっけ」と調べ直す手間を、今のうちに潰します。
読みながら、マーキングでキーワード抽出、アンダーラインや書き込みで上場を集約・整理します。午前問題対策のテキスト読みと似ていますね。
特段分からない機器・構成は、なし。
Wサービス:A-WebサイトのWebサーバ
Sサービス:権威DNSサーバ(外部向け)
PC-LAN:社員PCがあるんだろう
業務サーバ:社内が使いそう(社外は使わなそう)
メールサーバ:外部メールサーバか。内部メールサーバがないのは、セキュリティ的に危ないな。メールをDMZに保管しているので。
キャッシュDNSサービス:社内向け。インターネットにアクセスする時の名前解決に使うんだろう。プロキシがないけど、キャッシュDNSが担当するのか?
一方で、セキュリティ的に2点リスクを感じました。
DMZにだけメールサーバがあり、サーバLANに内部メールサーバを置くべきかな。
プロキシサーバがないので、社員のアクセス管理をしているのかな。キャッシュDNSがするのかな。
以上2点は、セキュリティ的に「怪しいポイント」なので、▼印をしておきます。体感30~50%の確率で問題になります。すぐに解けますよ。>長文問題を解く6つのテクニック(3)
今回は空振りでしたが…。
サーバの典型的な配置はAPレベルです。>12種のサーバの配置

設問1(1)a | 表の書き方に倣う
正答は「A社ドメイン名」。
必ず正解してください。メールの中継設定ですが、いつものFWのフィルタリングルールとほぼ同じ考え方。
表1。
通常私は表はスキップするのですが、空欄aがあるのでちゃんと見て解きます。>長文問題を解く6つのテクニック(6)
「ドメイン名が空欄aのメールをメールボックスに格納」は、受信するということ。つまりA社メアドのドメイン名前。
今までの問題文から、メールアドレスやドメイン名に関する記述を探します。1頁目(12頁)に「a-sha.co.jp」「A社ドメイン名」。どちらも同じですが、表2の空欄aにも合う方を選ぼうと保留。
ついでに表1の他の記述も読んで、特別な機能や設定はなし、と認識。
表2。
インターネット→空欄a。外部からA社宛てですね。候補は「a-sha.co.jp」「A社ドメイン名」。項番3に「A社ドメイン名」もあるので「A社ドメイン名」と判断、が模範解答に寄せた考え方。
「a-sha.co.jp」も正解でしょう。
設問文に「表2の字句を使って」「表2の書き方に倣って」とありませんから。多分ですが項番3に「a-sha.co.jp」と書くと、項番4の「全て」と日本語で書きにくかったのかなぁ。英語と日本語でチグハグな感じになるので。
ただ、模範解答に「a-sha.co.jpでも可」と書かない理由が分からない。私の考え落としがあればすみません。
設問1(2)b | 表の書き方に倣う
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