セキスペか?ネスペか?~IT専門学校の先生がしているアドバイス~
このNoteでは、セキスペとネスペを比較します。
「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)とネットワークスペシャリストのどっちを受けようかな」と考えている方に読んで頂きたいです。
試験特性、先に合格するメリット、学習コスト(時間、費用)、受験頻度と学習モチベ・実績などを明らかにします。
結論は、一般的にはSCをお薦めします。しかし個人的にモチベや興味が高ければNWもアリ。
2025/12/31訂正。私はSCを薦めます。現NWはプロトコルの幅が広がりAP上がりからでは知識量が莫大になるからです。
私はNW→SCの順に取りました。

ご自分の事情に合わせて考えて欲しいです。このNote内容は、私のIT専門学校の学生さんにも伝えてきたこと。少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは始めましょう!
>SCにでた攻撃手法73Note
>ネスペに出たプロトコル98個Note
>SC合格した学習記録Note
>NW合格した学習記録Note
資格特性の違い | 国語か技術か
両方の資格を取って感じた特性は、
SC:「国語の問題」寄り
NW:ガチの「技術問題」
SCは、以下の手順で大方解けます。
設問文の言葉に注目し、問題文を探す
問題文のヒント・答えを見つける
解答を組み立てる
図表に注記があれば最終確認をする
慣れてくると、問題文を読んでいる時に「ここ、アブナイよね?」と怪しいポイントも分かってきます。>長文問題を解く6つのコツ4
また「クライアント証明書」「EDR」や「ゼロトラスト」のように「困ったらとりあえず書けば正解」にしてくれる解答もあります。>長文問題を解く6つのコツ6
SCでは、知識不足や経験不足を補える情報が、問題から提供されているんです。
SC対策は、知識本1冊と過去問pdfだけでした。応用情報技術者(AP)と同じ対策手順でOKです。>SC合格時の学習記録Note
一方NWは、ガチの技術問題。
SC同様の国語テクニックは、多少は使えます。しかし、プロトコルのモード、パケットのフィールドまで細かく知らなければ、太刀打ちできません。

NWは、「知らなければ失点確実」な性質がとても強いんです。
知識が生命線なので、私は結局4冊の本で勉強しました。最後の2冊は、資格対策本ではなく技術書です。>NW合格時の学習記録Note
NWを先にするご利益 | SCに活かせる
NWのハードルはSCより高いです。
比較した通り、SCは国語的な解き方ができるので、知識不足をフォローできます。しかし、NWは技術問題なので知識がなければ失点確実。
NWは解くだけでなく、学習も大変です。
技術面の調べものがSCはあったりなかったりですが、NWは必ず調べます。しかも調べる技術が多いです。
私が嫌気感じてますもん。私は、SCとNWのNoteを書いてますが、NWはSCの2~3倍労力が必要です。NW午後1を作ってましたが、「息抜き」でSC午後1を作っているぐらい。
※2024/12/12からNWPMIを6問→SCを1問→NWを1問→SCを2問→SC中心に作成中(今ここ)
NWのハードルを越えて合格、たとえ合格できなくても勉強しただけでも、SCに大きなご利益があります。
SCには必ずネットワークが絡んできます。
「ITのセキュリティ」なんですから、ネットワークセキュリティはテーマになります。
NWで学んだセキュアプロトコルの仕様、ネットワーク機器の設定などなど、SCでも使える知識は大いにあります。
NWの学習経験は、SCを始める時の大きなアドバンテージになります。
逆にSCが先の場合。セキュリティの知識に加えて、ネットワークの知識も身に着ける必要があるわけです。
私はNW合格後に、SCの勉強を始めて「NWを先にしてて良かったぁ」と実際に思いました。ネットワークの仕組みを既に知っている状態なので、セキュリティ面だけに集中できました。
NWの学習ハードルは高いです。しかし「年1回だけのチャンス」「興味がある」「SCに活かせる」点に魅力を感じたら、一度挑戦してみるのはアリです。>NW合格時の学習記録Note
SCを先にするメリット | 早く1つ欲しい
「1つでも高度資格」を「早く」取りたいならSCです。
SCは、高度資格で唯一半年に1回受験できますからね。他は全て1年に1回だけ。
私の専門学校でも、APの後はSCを薦めています。
私のIT専門学校は2~4年制。一番多いのは3年制ですが、3年次の春には就職試験です。
1年前期にFE科目A免除試験
→不合格なら後期はIPかSG1年後期にFE合格
2年前期にAP合格
2年後期にSC合格
3年前期のSC合格発表は、就職活動に間に合いません。合格見込みと言い張るしかないです。
「卒業までに高度を取っておきたい」「今年中に合格して手当が欲しい」など就職やお金が絡むなら、SCが良いです。
ただし、コインだったら2回振れば1回はオモテが出る確率は上がりますが、資格合格はコインではないです。「たくさん受験すれば合格確率が上がる」という考えは間違いです。ゼロ勉は、100回受験しても合格確率0%です。
あくまで、一刀目を外した後の「二の太刀」をすぐに出せる点がメリット。しっかり学習をして、確実な合格をゲットしてくださいね。>SC合格した学習記録Note
一般的にはSC、個人面ならNW
SCの方が、試験特性・学習コストの面でお薦めです。NWをお薦めできるのは、ネットワークへの学習意欲が高い方、学習をスケジュール通りに実行できる方向け。
モチベ、学習時間、捻出できる費用など、事情はあると思います。そのあたりを比較解説してました。
モチベと実績で決める
モチベと実績を見て選ぶと良いです。
SC:中だるみ含めて自分のペースで進めたい!
NW:モチベ高いので絶対一発で決めたい!
SCは半年に1回。もし不合格になっても、合否発表から少し休んで、次は2ヶ月前から学習を再開すれば良いです。
今までに試験対策が間に合わなかったり、中だるみが2週間以上あったり、スケジュール前倒しで進めてこれなかった方は、SCがお薦め。
(悲しくも)受験すら見送ったって、半年後に再びチャンスがありますからね。
逆にNWは年に1回。
技術問題なので学習コストも高い。
「一発で決めるぞ!」「ネットワークに興味ある!」などの高いモチベ、そして学習の実行力がないと挫折します。
私は「同じ試験に再度お金を出すなんて絶対嫌!」と、全ての資格で高得点合格するまで仕上げてきました。
コスト(時間、お金)で決める
NWの方が、多くの知識習得が必要です。
NWの方が覚える知識は多いです。SCの攻撃は70種類ですが、NWのプロトコルは90を超えます。
>セキスペに出た攻撃手法73個Note
>ネスペに出るプロトコル98個Note
NWの方が、学習期間も多く必要です。
SC対策はいつもの3ヶ月で良いですが、NWだけは4ヶ月確保してください。NWは3ヶ月だと正直キツイです。
SCもNWも午前対策は知識本1冊+過去問で同じです。しかし、NWは午後対策が大変。

重点対策本を1ヶ月で3周するぐらい時間が必要です。毎日毎日、全てのプライベートタイムをつぎ込んで、やっとでした。
さらに重点対策本の後に、本丸の過去問演習に入ります。めちゃくちゃ時間が必要です。
NWはお金もかかります。
私は、SCはいつもの通り、知識本と過去問演習(無料)だけで高得点合格しました。
NWは4冊購入しました。一気に4冊買ったのではなく、「さらに1冊必要だな」と都度判断して買い増したんです。「余裕合格には足りないな」と。

少なくとも知識本(合格教本)と重点対策本の2冊は絶対に必要です。
知識本(合格教本)でまとまった知識を得て、重点対策本で午後問題への耐性を身に着けます。3,300円と4,070円なので、合計7,370円。受験料が7,500円なので、14,870円!? やば!!
以上より、学習に必要な時間・期間・費用を考えるとSCがお薦めです。ただし、個人面。モチベ・興味が高ければNWを乗り越えて、次のSCをスムーズに仕留められます。
まとめ | 一度問題と本を見て判断
お疲れ様でした!
合格1つを考えるとSCからがお薦めでした。とはいえ、個人のモチベが高くハードルを超えられるならNWからも薦められます。
2025/12/31訂正。私はSCを薦めます。現NWはプロトコルの幅が広がりAP上がりからでは知識量が莫大になるからです。
実際、私はNWから合格しましたので。
このNoteが少しでも選ぶ助けになれば嬉しいです。とはいえ、まだまだ迷うと思います。結局ご自分で判断せねばなので。
そこで、一発見てみるはどうでしょう。とりあえず問題を見る、教科書の目次を見る、身に着ける知識を見るなど。
問題を見る
教科書の目次を見る
※amazonの検索結果へのリンクです身に着ける知識を見る
NW:プロトコル90Note(後日公開*)
具体的に学習を始める時は、私の「記録」も参考になったら嬉しいです。教科書の読み倒し方、スケジュール、過去問演習のポイントなど具体的に書いています。
勿論、私のIT専門学校で学生さんに伝えていることです。でわでわ。
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