【AP】令和7年秋午後問2経営戦略の解説(応用情報技術者試験)
このNoteでは「応用情報技術者試験 令和7年秋午後問2(経営戦略)」の解説をします。
午後演習の経験差が点数に影響したかもですね。問題文の下線/空欄の周辺・設問文からキーワードを見出して、問題文を何度も丹念に検索する基礎が効いてきます。

問2は「文系問題」ですが、午前問題(科目A)の専門知識が必要です。用語@午前→実践@午後のイメージ。
今回も専門知識がゴロゴロ登場しました。問題に絡まなくても全部調べないと今後狩られるんですよね。
「外部環境」は、今までもSWOT分析/PEST分析などで絡みますし、「バリューチェーン分析」「マスカスタマイゼーション」はAP午前に出題して布石済み、「VRIO分析」「バイラルマーケティング」は”今後も出すぞ”って宣言だと解釈します。
このNoteでは、正解を解説するだけでなく、試験会場で解く経路/分からない時の粘り方、作文の仕上げ方、今後の未知問題への備え(テクニック, 新用語)まで徹底的に書いてます。
面倒かもですが、1周目は正解を理解する, 2周目以降で取り組み方を身に付けるぐらいの使い方で、心折れず学習して頂ければ嬉しいです。
このNoteでは、私がIT以外の学生時代にAPに独学合格した経験と、大学・IT専門学校で応用情報技術者試験の対策授業を担当した経験を詰め込んで作りました。
それでは始めましょう!
※このNoteは後日有料になります。お早めにお読みください。その後はマガジンに追加されます。マガジンも値上げしますので、お早めにご購入ください。
読み | 布石→本腰
解き始める【空欄a】までの動きを一緒にやりますね。
設問文→問題文の順で読む理由
❶まず設問から読みます。
下線①とかで「理由を述べよ」とかだったら、読む目的が明確になるので。>長文問題を読む6つのテクニックNote(1)
設問1は【空欄a】で「本文中の字句」で「5文字」限定なので、5文字を見かけたら印をつけますか。
設問1が穴埋めだったので、次の設問2まで把握しておきますか。
設問2(1)「市場のどのような変化か」なので、市場の変化に注目して読んでおくと、解きがスムーズになりそう。
読む目的は決まりました。
❷次は、解き始める位置を確認。
いつ到達するか分からないより、どこまで読むか知っておくとペース/集中力を調整できます。
【空欄a】は14頁(3頁目)。ちょっと長いですね。
下線①は【空欄a】すぐ後なので、下線①(設問2(1))のヒントは【空欄a】より前でしょう。
【空欄a】までの2頁を、【空欄a】に入る「5文字」・下線①の「市場の変化」の2点に注意しながら読む方針が立ちました。
どこまで読むかの目的地、何に注意しながら読むか方針も決まったので、読んでいきます。
問題文にマーキング
問題文を読みながらマーキングをします。
・組織/システムなど名称は四角囲み
・数値は丸囲み
・怪しい点は▶印
>長文問題を読む6つのテクニックNote(3)
とはいえ特段"絶対マーキングして!"と解説するものはありませんでした。ちょっと残念。
ただ、幾つか用語が出てきたのが問02らしい所。「外部環境」「バリューチェーン分析」「マスカスタマイゼーション」「VRIO分析」「バイラルマーケティング」。
問02はいわゆる文系問題ですが、分析法などの専門知識が必要です。問題でチラっとでも出たら調べて復習します。そうしないと次狩られます。
知識補強 | 外部環境
12頁中盤「外部環境」。
さらっと出てきて、解答に食い込んできませんでしたが。分析法が出題されます。
>【AP】令和07年春問02の解説Note(SWOT分析)
>【AP】令和06年春問02の解説Note(PEST分析, ファイブフォース分析)
午前問題で用語を問われた分析法たちが、具体的なストーリーとして出てくるのが問02。"何となく知ってる"から、"少し具体的に使える"に昇華しないと点が撮れません。
知識補強 | バリューチェーン分析
13頁頭「バリューチェーン分析」
「バリューチェーン分析」:業務を、購買物流・製造・出荷物流・販売とマーケティング・サービスの5つの主活動と、人事や労務管理など4つの支援活動に分類した分析。
AP平成30年秋午前問68(過去問道場さん)に出ています。>【AP】令和06年春問02の解説Note(補強)
昔チラっと出したけど、いよいよ本腰を入れてきた感じですね。
知識補強 | マスカスタマイゼーション
13頁中盤「マスカスタマイゼーション」。
「マスカスタマイゼーション」は、ITを利用して大量生産のノウハウを活かしつつ、多様なカスタマイズ(追加, 変更)にもコストを増大させずに対応する生産方式(wikipedia)。
AP令和06年春午前問71(過去問道場さん)に出題。AP平成28年秋問02設問3の選択肢にも登場していました(過去問道場さん)。
知識補強 | VRIOフレームワーク
13頁表1上「VRIOフレームワーク」
問題文の通り。「VRIO分析」は、自社の強み/経営資源(ヒト,モノ,金,情報)を4つの視点で行う分析。V:経済的価値, R:希少性, I:模倣困難性(英語では模倣可能性), O:組織体制。
AP令和06年春問68(過去問道場さん)に出題済み。
なお経営資源(ヒト,モノ,金,情報)は、Iパスから馴染みの用語「ERM(経営資源を一元管理)」でMRP, CRM, SCMと一緒に学びましたね。>【Iパス】英単語で覚える2つの意味Note
VRIO分析は、Iパスのシラバス17頁にも載ってました(IPAのpdf)。ってことは"AP受験者なら知ってて当然だよね!”と見なした出題が今後もされるでしょう。
表をスキップする意味
表1スキップして【空欄a】に到達して、再度表1に戻りました。
表を無目的に読んでも覚えきれないし、どうせ解く時に詳しく読み込みます。表の前後で話が繋がるぐらいにスキップしてOK。>長文問題を読む6つのテクニックNote(6)
知識補強 | バイラルマーケティング
15頁問題文最後「バイラルマーケティング」
「バイラルマーケティング」は、人から人へ、プラスの評価が口コミで爆発的に広まりやすいインターネットの特長を生かす手法(AP令和04年春問69のまま)。
利用者(ユーザ)が自発的に共有(拡散)したくなる仕掛けを作り、利用者ならではの信頼できる情報として広めてもらいます。
APにも出題済み。
AP令和05年秋問68(過去問道場さん)
AP令和04年春問69(過去問道場さん)
これは作問者の宣言。今後「バイラルマーケティング」と書かせる問題、「バイラルマーケティングを使う」と作文させる問題が出るでしょうね。
設問1a | 5文字を探す
模範解答は「競争優位性」。
設問文に「5字」と強烈に縛ってますね。
【空欄a】前の「持続可能」が問題文になし。
【空欄a】さらに前の「競合他社に対して」の旨を検索。表1上「競合と想定される他社と比較した自社の競争優位性」。「競争優位性」っぽいかなと判断。
これぐらいの自信/根拠で解答して良いです。
1問目なので、そう難しくないとメタ読みできますし、1問目で時間を掛けて後で不足したら大変ですから。
念のため5文字全部挙げました。分からない時は片っ端から書き出す力業をしてでも点数を獲って下さい。
経営企画室
製品企画力
高機能生地
製造委託先
国内販売網
経済的価値
模倣困難性
生地の裁断
設問文で「本文中の字句を用いて」なので、分からない場合は"改変"の可能性もあり得そう。もし「競争優位性」が、しっくりこなかったら一考はあり得ます。
設問2(1) | 設問文のキーワードを探す
模範解答は「ワークウェアに快適さやデザインの良さを求める企業が増加しており、需要が拡大している」。
設問文「ワークウェア市場」「変化」がキーワード。
12頁末「市場の変化に対応する~までには至っていない」。
どんな変化なのかは、ちょい前「近年は従業員満足度を高めるために、ワークウェアにも快適さやデザインの良さを求める企業が増えており、需要が拡大している」
ちなみに変化前は「耐久性や低価格~が重視」。
文末に「いまだに市場の変化に対応する~には至っていない」と「市場」と「変化」もあり。
これしかないですね。
作文 | 原文まま→外せない言葉を核に
作文。文字制限は45文字。長め。
原文を多めに確保。「近年は従業員満足度を高めるために、ワークウェアにも快適さやデザインの良さを求める企業が増えており、需要が拡大している」52文字。
外せない言葉は「快適さ」「デザイン」。市場の需要変化なので。
「ワークウェアにも快適さやデザインの良さを求める企業が増えており、需要が拡大している」34文字。11文字短いぐらいは良いでしょう。
問題文そのままなので、ちょっと不安にはなりますね。でも下手に加工して失点も嫌な所。まだ2問目なので時間も使いたくない。
語尾を設問文に合わせるとしっくり
設問文が「どのような変化」と問うているので、回答の語尾を「変化」にするとしっくりします。
「ワークウェアにも快適さやデザインの良さを求める企業が増え、需要拡大している変化」39文字。
短いなら追加/蛇足注意
解答が文字制限に対して短すぎだと不安なら、削った部分の重要度を考えて、長くしても良し。
「近年は従業員満足度を高めるために」を削りました。
入れてみますか。
「従業員満足度を高めるためにワークウェアにも快適さやデザインの良さを求める企業が増えており、需要が拡大している」44文字。入っちゃいましたね。
ただし、しっかり考えて追加して下さい。蛇足だったら"単に全部引用しただけで、理解してないんじゃないか?"と、失点/原点になるかなと。
よって私は、今回は追加しないと思います。問われているのは市場変化で、変化の理由までは問われてないので。
でも今回は"理由まで書いてる減点!"にはならないでしょう。間違ったことを書いてないので。
厳密は好きだけど試験的に損かも
「変化」と問われたので"変化前と変化後が必要かな"と解釈した方。とても厳密な方ですね。私は好きですよ😀。
外せない言葉は「耐久性」「低価格」→「快適さ」「デザイン」。
「ワークウェアへの受容が従来の耐久性・低価格から快適さ・デザインの良さまで拡大した」34文字。11文字も余裕がありましたね。頑張って切り詰めすぎましたが良いでしょう。
丁寧/厳密な方は、私は好きです。しかし試験として時間的に損するかも。思ったより正答が浅いことは良くあります。深読みしすぎて失点することも多々(私が💦)。ほどほどで。
この辺りの力加減は問題演習を繰り返して身につきます。個人的には終盤ほど深い解答が良いと思ってますが(最近は序盤に一発ぶちかましてくるんだよなぁ…)。
後文に矛盾がないか確認
下線①(設問2(1))で、需要が「耐久性」「低価格」→「快適さ」「デザイン」へ変化しのたが、新規事業展開の魅力になったと解答しました。
次の設問2(2)【空欄b】のために読み進めた時に、下線①以降の問題文に整合しているかも確認します。
下線①下にちゃんとありました。
箇条書き2:「作業中の~快適性を提供する」。
箇条書き5:「スタイリッシュなデザイン」。
設問2(1)下線①の解答は自信持てますね。
設問2(2)b | 問題文周辺のキーワードを探す
模範解答は「色やロゴなどのオリジナル性」。
設問2(1)では設問文からキーワードを見つけましたが、今回は問題文【空欄b】周辺に注目しました。
顧客は「ユニフォーム」に何【空欄b】を「要求」するのか。
ちょい遡って表1は生産側なので、顧客要求の【空欄b】に入るのはなさそう。
もうちょい前[経営資源の分析]。「様々な顧客要望に対応できる柔軟性」。「柔軟性」では顧客要望の具体性がなさすぎるので、まだ調査が必要だと判断。
12頁まで遡ると、顧客の要望/要求あり。
「スポーツウェアは~デザインの良さが要求される」
「ユニフォームでは、色やロゴなどオリジナル性が要求される」
お!「ユニフォーム」を初発見。
「快適さやデザインの良さを求める」
ここまで来たら12頁頭も見ますが、自社の事業事情であり特になし。
情報収集完了。
【空欄b】周辺と整合する解答を選びます。
【空欄b】前に「ユニフォーム」があったので、「ユニフォームでは、色やロゴなどオリジナル性が要求される」を採用すれば模範解答「色やロゴなどのオリジナル性」。
残りの「デザインの良さ」では具体性がないです。
「スポーツウェアは~デザインの良さが要求される」
「快適さやデザインの良さを求める」は、設問2(1)で使いましたし。
仮に【空欄b】に「デザインの良さ」を入れても、後の「製品をカスタマイズする」への連結も弱い。
設問2(3) | 選択肢からヒントの場所を特定
正答はイ(広範な国内販売網・販売チャネル)。
下線②「少人数分の注文を集積し、大きなロットにする」を可能にする「経営資源」を探します。
選択肢を見ると、表1と同じだと気づきますね。
表1-4番目「小ロット注文を集積して~」が下線②「少人数分の注文を集積して」と一致。
「自社の強み」項が「広範な~」なので、イ。
設問文の「経営資源」って言葉が表1にないのが、私は気になったので、もう少し探しました。
13頁頭[経営資源]発見。
箇条書き4に「ロット」発見。
「小ロットの注文を集めて大きなロット~」を可能にするのは、ちょい前「長い歴史Bと信頼性のあるブランド力があり、BtoB, BtoCともに広範な国内販売網・販売チャネルを築いている」から。
「広範な国内販売網・販売チャネル」は表1「自社の強み」及び選択肢イと一致。
こんなに解答が補強されれば自信持てますね。
設問2(4)c | ノーヒントと判断してサラリと
模範解答は「調達コストの削減」
設問文に「本文中の字句を用いて」がないですね。問題文にヒントがない可能性高め。
模範解答「調達コストの削減」は見れば理解できますね。【空欄c】前「調達において~経済性を発揮」なので、コスト絡み。
ここで勘で書いて良いですよ。問題文探してもなかったので、諦めてサラリと。私も本試験ではサラリとしますよ。
「調達」「経済性」で問題文を検索しました。解説なので一応厳密に解く試みはします。
13頁箇条書き2「共同開発した高性能生地を~調達」だけ。表1-2「繊維メーカーとの~共同開発」を見ると、競争優位性があるが追従される旨。「経済性」ではなさそう。
「経済性」絡みは問題文では発見できませんでした。表1-4「採算」は、小ロット集積(=生産)の話なので、調達とは遠いかな。
問題文にないならノーヒント問題と確信。
調達の経済性といえば「調達コストの削減」と。裏付けが薄いですが仕方なし。
設問3(1) | 心に耳を傾け言語化する
模範解答は「経営の方向性を明確にして社内の意思統一を図る」。
まずは問題文からヒント/答えを探します。
設問文「企業ドメイン」「再定義」「社内に向けた意義」をキーワード。なお「再定義」なので、問題文には「定義」もあるかも。
遡っても、なかなか見つかりません。そういう時は、最初から読んでください。遡るのは逆読みなので負荷があって混乱もあり得ます。
終盤の問題は総括的なことも多く、問題文全体の帰結の可能性あり。問題文最初なんて忘れてるのでヒントを潜ませてることも。>長文問題を解く6つのテクニックNote(5)
問題文最初。12頁頭。
課題点「事業領域の拡大に取り組んできたが、新しい事業については社内の意志統一を図れず、結果を出せていない」
必要性「経営の方向性を明確にして、社内の意思統一を図った上で、~戦略を策定する必要がある」ので、本件が発生しました。
「社内の意志統一を図れず」が設問文「社内に向けた意義」が不足してる感。「経営の方向性」が下線③/設問文「自社の企業ドメイン」に合致。
12頁頭「経営の方向性を明確にして、社内の意思統一を図った上で、~戦略を策定する必要がある」から作文。
前半の「経営の方向性を明確に」が「企業ドメインの(再)定義」に対応。問われている「社内に向けた~意義」は「社内の意思統一」。
模範解答「経営の方向性を明確にして、社内の意思統一を図る」に至ります。キビシイ対応付けでしたね。
別解 | 心の声を言語化する
まずは問題文からヒント/答えを探してから、どうしても見つからなかったら、自分の思ったこと/気持ちを素直に書きだしましょう。ノーヒント問題はありますからね。>長文問題を解く6つのテクニックNote(6)
”なんとなーく分かったような”、でも”言語化が難しい”ってありますよね。心や無意識に耳を傾けて、陳腐でも言語化します。
私の頭に浮かんだのは、2つ。
「社員にメイン事業だと意識づけをする効果」19文字。サブ事業だと思われると、モチベが下がりますから。
「他市場も獲っていくポジティブな事業だと意識づける効果」26文字。スポーツウェアでは立ち行かなくなったから新規事業、ではモチベが下がりますから。
設問3(2)d | 私は捨てます
正答はウ(統合報告書)。
これは捨てようかな。
復習なので調べはしますが。
結論。TCFDは気候からの影響、決算短信は長くても1年程度の財務報告なので消す感じかなぁ。
TCFD開示(気候関連財務情報開示タスクフォース)は、企業が気候変動による自社の事業・財務に与える影響(リスク/機会)を情報開示する国際的な枠組み。(IBM社, 金融庁の開示例pdf)。なお、TNFDもあるみたい。
決算短信:株式上場企業が決算時に出す速報(wikipedia)。年次, 四半期は明記しますが、【空欄d】前「長期的」の記載がメインではないので…ってことかな。
統合報告書:財務情報と非財務情報(社会的責任CSRなど)を整理した報告書。企業の持続可能な成長戦略を透明性を伴って説明する。(APシラバスには掲載あり過去問道場さん, 野村證券)
午前問題に出たら経営会計ジャンルとして対応することとします。私は「TCFD」が気になったので覚えようかな。
私はイ(決算短信)を選んで間違えました。少し株式投資をしていて「~短信」って言葉を聞いたことがあったので。反面アとウは聞いたことがありませんでした。
勘では「聞いたことある言葉」から選びたいです。知らない用語がそもそも実在するか不明ですし。聞いたことあるなら少なくとも実在しますから。知っている言葉が消去法で全部消えた時は、知らない言葉に賭けます。
また【空欄d】後に「株主」もあったので、"投資で聞いたなぁ"と選びました。
私の中では"理屈ある勘"なので後悔はありません。>長文問題を解く6つのテクニックNote(6)
設問3(3) | 薄っすら似たヒントしかない
模範解答は「信頼できる情報として自然に共有される」。
今思えばですが、下線④前に「バイラルマーケティング」があるのがヒントなんですね。知らないとヒントにならないなぁ。
最初の節での解説を再掲。「バイラルマーケティング」は、人から人へ、プラスの評価が口コミで爆発的に広まりやすいインターネットの特長を生かす手法(AP令和04年春問69のまま)。
爆発的に広まり易い特徴を「自然に共有」と連結。できるかーい。
問題文から探す
まずは基本に忠実に。
下線④周辺「口コミ」「サンプル」などなど覚えがない言葉だったので、今一度問題文最初から探しました。斜め読みで構いません。
なにか広報的な記述はないか。なかなか見つかりません。
14頁箇条書き3「購買担当者や業界関係者の間で自然に共有されるような信頼できる情報を提供する」。やっとか。
まだ解答に使ってない問題文なのであり得ます。>長文問題を解く6つのテクニックNote(3)
「情報」が「口コミ」かは疑問ですが、他に言葉がないので一考を試みます。
設問文「使用した人たち」を一般消費者と思ってたので、「購買担当者や業界関係者」に対応するかは若干疑問でしたが。13頁中盤に「BtoB, BtoC」なので「BtoB」業者→業者もアリと判断。
一応、以後にも広報/情報提供の言葉がないのを確認。
14頁箇条書き5「実用的かつスタイリッシュなデザインをアピール」。設計コンセプトでもあり、情報拡散とは限らなそう。
以降なし。探索終了。
作文 | 設問文/問題文/解答の対応付け
解答を考えます。
使える情報は、14頁箇条書き3「購買担当者や業界関係者の間で自然に共有されるような信頼できる情報を提供する」。
設問文「製品ブランドの浸透」は「自然に共有」に対応。
模範解答「信頼できる情報として自然に共有される」はまぁ理解できました。
読み易いように語順変えてますね(情報⇔共有)。
語尾を設問文に合わせると書き易い
問題文を大きく改変して失点は嫌なので、ほぼ原文を流用した作文も考えてみます。
再度掲載。14頁箇条書き3「購買担当者や業界関係者の間で自然に共有されるような信頼できる情報を提供する」。
設問文が「どのような効果」なので、語尾を「効果」にすると書き易い。
「購買担当者や業界関係者の間で自然に共有されるような信頼できる情報を提供できる効果」。39文字。13文字オーバー。
コア部分だけカウント「自然に共有される信頼できる情報を提供する効果」22文字。2文字オーバー。まどろっこしい言い方なんですよね。
無理くり。「自然に共有される信頼できる情報の提供効果」20文字。これで解答してもOK。
「される」「できる」がシツコイ。「信頼できる情報として自然に共有される効果」20文字。
最後の問題なので難しいのでしっかり時間を掛けました。一方で時間を掛けるほど、他問題への時間がなくなります。ほどほどに。
最後の問題ぐらい失点/減点しても、これまでの正解があれば充分です。"空欄にしなければOK""とりあえず埋めて、時間残ったら再考しよう"で切り上げて大丈夫。
ゼロベースオリジナル
問題文から見つからなかった時、”ノーヒント問題”だと判定。最後の問題は、ノーヒントか序盤ヒントが多い印象。
>長文問題を解く6つのテクニックNote(6)
>長文問題を解く6つのテクニックNote(3)
ゼロベースで作文して、下線④・設問文・問題文の整合に寄せます。
「製品ブランドについて信頼できる感想をとして浸透させる効果」28文字。8文字オーバー。
「製品ブランド」は設問文にあるので削り。
「信頼できる感想として浸透させる効果」。17文字。
解答で「について」とか「として」とか長いので、改訂するアプローチもあるでしょう。
「個人の感想なので信頼性を与える効果」17文字。
「感想」「信頼性」がブラント浸透に有効なので入れたかった。「個人」は「感想」を強めるために追加。
段々こじれてきたのでこの辺で。
問題文から情報を取れなかった場合、オリジナルで攻めます。
設問3(1)と同じく”なんとなーく良さそうな印象”ありましたよね。
"利用者目線で拡散してくれるから真実味がある/効率的だ"
「利用者目線なので受け入れやすい効果」17文字。
ちょっと不自然だけどまぁいいでしょう。
”広告費用が削減できるかな”
「ブランド浸透」とはズレるかな。却下。
"Youtuberに案件お願いしちゃったら?"とも。
ネタですが、拡散効果に注目して「SNSや動画による絶大な拡散効果」16文字。
薄っすらした印象/心の声を言語化するのは難しいですよね。問題演習を繰り返してみてください。履歴書の自己PR欄と同じです。
まとめ
お疲れ様でした。
午後問題慣れしてないと、点数が取れなかったかもですね。
でも今回の設問1~2(3)の4問で鍛えられたかなと。作文も粘り方も設問2(1),3(1),3(3)の3問で、問題文からの組み上げ方/ゼロベースも補強しました。

そして用語/作文に直接には絡みませんでしたが。たくさんの専門用語が出ましたね(5個)。全てノート裏にでもまとめておくと良いかも。
問02を選ぶべきかどうかは、最後に作る感想戦でかなと思っています。取り急ぎですが、問02解説はこれにてご容赦。
私のNoteではIP~SC, DB, NWまで幅広く解説しています。全て私が解いて手作りしてますので、合格者/先生の視点として参考になったら嬉しいです。良かったらまた覗きに来てくださいね。お待ちしてます。
APには、解説以外の戦略Noteも準備しました。
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応用情報技術者試験(午後)の解説
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