絵本は読むだけじゃもったいない。海外の幼児教育から学んだ「絵本の楽しみ方」
子どもに絵本を読む時間。
私はこの時間が大好きです。
寝る前に布団の中で読んだり、
「もう一回!」と言われて同じ絵本を何度も読んだり。
でも以前の私は、
「最後までちゃんと読むこと」
が大切だと思っていました。
ところが、海外の幼児教育について学び始めて、その考えが少し変わりました。
絵本は、
“読むこと”がゴールではなかったのです。
絵本は、子どもの「考える力」「表現する力」「想像する力」を育てる入り口でした。
今日は、私が学んで「これは家庭でも取り入れたい」と思った絵本の楽しみ方をご紹介します。
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「読む」から「話す」へ。絵本は親子の会話を生み出す
日本では、読み聞かせというと、
大人が文章を読み、
子どもは静かに聞く。
そんなイメージがありませんか?
もちろん、それもとても素敵な時間です。
言葉を覚えたり、
語彙を増やしたり、
親子の愛着を深めたり。
読み聞かせにはたくさんの良さがあります。
でも海外では、
「対話型読み聞かせ(Dialogic Reading)」
という考え方が広く研究されています。
これは、
大人が一方的に読むのではなく、
子どもと会話を楽しみながら読む方法です。
例えば、
「このあとどうなると思う?」
「どうして泣いているのかな?」
「もし○○ちゃんだったらどうする?」
正解はありません。
子どもが考え、
自分の言葉で話すことが何より大切です。
私はこれを知ってから、
絵本を最後まで読まなくてもいいんだ、
と思えるようになりました。
子どもが途中で話し始めたら、
その時間も絵本の一部なんだと感じています。
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絵本は、遊びのスタートになる
海外の幼児教育では、
絵本を読んで終わりにはしません。
むしろ、
そこから遊びが始まります。
例えば、
お花の絵本を読んだら、
公園で本物のお花を探しに行く。
色がきれいな絵本なら、
絵の具や色水で同じ色を作ってみる。
森のお話なら、
葉っぱや木の実を集めて作品を作る。
恐竜のお話なら、
粘土で恐竜を作ってみる。
つまり、
絵本の世界を、
実際に体験してみるのです。
子どもは、
「知る」
だけではなく、
「感じる」
「触る」
「表現する」
ことで学びがぐっと深くなります。
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正解のない問いが、考える力を育てる
海外の絵本には、
あえて答えがはっきりしないものもたくさんあります。
「この子はどう思ったんだろう?」
「本当にこれで良かったのかな?」
そんな問いを親子で話し合います。
私はこの考え方がとても好きです。
なぜなら、
これからの時代は、
正解を覚えることより、
自分で考えること
の方が大切だから。
子どもは、
「違う意見もあるんだ。」
「そんな考え方もあるんだ。」
と少しずつ学んでいきます。
絵本は、
相手の気持ちを想像する練習にもなるのです。
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今日からできる、絵本時間の小さな工夫
難しいことは何もありません。
今日の読み聞かせで、
たった一つだけ質問を増やしてみてください。
「どう思う?」
「次はどうなると思う?」
「一番好きだったところは?」
それだけで、
絵本は「聞く時間」から、
「考える時間」へ変わります。
もし時間があれば、
絵本を読んだ後に、
絵を描いたり、
粘土で作ったり、
色水遊びをしたり、
自然の中を歩いたりしてみるのもおすすめです。
きっと子どもは、
本の世界を自分なりに広げ始めます。
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私が教室で大切にしたいこと
私は、
絵本を読むことがゴールではなく、
子どもの「やってみたい!」が始まるきっかけ
にしたいと思っています。
絵本を読んで、
五感を使って遊び、
考えて、
試して、
表現する。
そんな経験を積み重ねることで、
子どもたちの「好き」や「探究心」が育っていくと信じています。
だから私の教室でも、
絵本は活動の”始まり”として大切にしていきたいと思っています。
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最後に
絵本は、
読むだけでも十分素敵です。
でも、
その一冊から会話が生まれ、
遊びが生まれ、
「なんで?」
が生まれたら、
子どもの世界はもっと広がります。
ぜひ今日の読み聞かせでは、
一つだけ問いかけを増やしてみてください。
きっと、今まで気づかなかった子どもの考えや発想に出会えるはずです。
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