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iDeCoって本当に得なの?会社員独身女が正直に試算してみた


「iDeCoって聞いたことあるけど、会社に企業年金があるし、関係ないかな…」

そう思って、ずっと後回しにしてきた。

うちの会社には企業型確定拠出年金(企業型DC)がある。毎月、会社が掛け金を出してくれていて、自分で運用商品を選べる仕組み。「まあ、会社がやってくれてるし大丈夫か」とほったらかしにしていたのが、数年前まで。

転機になったのは、スイッチングだった。

それまで元本確保型の商品にほぼ全額を入れていたのを、インデックス型の投資信託に切り替えた。そしたら、じわじわと、そして気づいたときにはかなり大きく、残高が増えていた。

「あ、運用って本当に差が出るんだ」と実感した瞬間だった。

そこから、iDeCoとの向き合い方も変わった。今日は、そのリアルな話を正直に書きます。

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まず知っておきたい「企業型DC」と「iDeCo」の違い

混同しがちなので、最初に整理しておく。

|        |企業型DC            |iDeCo          |
|--------|-----------------|---------------|
|誰が掛け金を出す|会社(+自分も可)        |自分             |
|加入      |会社が制度を導入していれば自動加入|自分で申し込む        |
|節税      |運用益が非課税          |掛け金も所得控除+運用益非課税|
|運用商品の選択 |自分で選ぶ            |自分で選ぶ          |

「企業型DCがあるからiDeCoには入れない」と思っていた方も多いと思う。私もそうだった。

でも実は、2022年10月の法改正で、企業型DCとiDeCoは併用できるようになった。

企業型DCのみに加入している場合、iDeCoの掛け金の上限は月2万円。ただし、以下の3つの条件をすべて満たしている必要がある。

① 会社の掛け金が毎月拠出されていること(年1〜2回まとめて拠出の会社はNG)

② 企業型DCの掛け金+iDeCoの掛け金の合計が月5.5万円以内であること

③ 企業型DCでマッチング拠出をしていないこと(マッチング拠出とiDeCoはどちらか一方しか選べない)

自分がどの条件に当てはまるかは、会社の担当部署や加入している金融機関に確認するのが確実だ。

また、iDeCoを始めるには会社に「事業主の証明書」を書いてもらう必要があるので、会社に知られずに加入することはできない点も覚えておいてほしい。

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「スイッチングって何?」からの話

正直に言う。企業型DCに加入してから最初の数年間、私は何もしていなかった。

会社が選んでくれた「デフォルト商品」のまま放置。それが元本確保型の定期預金みたいなやつで、増えるわけもなく、ただ時間だけが過ぎていった。

スイッチングとは、すでに積み立てた資産を別の運用商品に乗り換えること。

「なんか損しそう」「難しそう」と思って後回しにしていたけれど、やってみたら手続き自体はシンプルだった。運用商品の画面から、売る商品と買う商品を選ぶだけ。

私が切り替えたのは、全世界株式や国内株式のインデックスファンド。低コストで、長期的に市場全体の成長に乗れる商品だ。

その後、相場の上下はあったけれど、数年経った今の残高は、あのまま放置していた場合と比べてかなりの差になっている。

「運用商品、ちゃんと選ぶだけで全然違う」

これが、私がスイッチングで学んだ一番大きなこと。

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じゃあiDeCoは「得」なのか、正直に試算してみた

企業型DCでスイッチングの効果を実感してから、iDeCoにも真剣に向き合うようになった。

私の場合、企業型DCのみに加入しているので、iDeCoの掛け金の上限は月2万円。

年間の節税効果を計算すると…

月2万円 × 12ヶ月 = 年間24万円を拠出

所得税率20%+住民税10%として、節税額は年間で約7万2,000円。

5年続ければ、節税だけで約36万円。

「少ない」と思う?でも、これは「積み立てたお金が減る」わけじゃない。税金として消えていくはずだったお金が、自分の老後資産に変わるということ。

しかも運用益も非課税なので、通常の証券口座と比べると長期的には大きな差になる。

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「でも60歳まで引き出せないんでしょ?」という不安に答える

iDeCoの最大のデメリットは、これだと思う。

原則60歳まで引き出せない。病気でも、急な出費でも、解約はできない。

これは事実で、無視していい話ではない。

ただ、50代からのiDeCoで考えると、60歳まであと数年〜10年程度。その間「絶対に使わないお金」として切り分けられる金額だけを入れる、という発想にすれば、それほど怖くない。

私の場合、生活防衛資金(半年〜1年分の生活費)はiDeCoとは別でしっかりキープした上で、余裕資金の一部をiDeCoに回している。

「老後のお金」と「いざというときのお金」は、最初から別の財布にしておく。**

これが、iDeCoとうまく付き合うための基本だと思っている。

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企業型DC・iDeCo・NISAの「3つの財布」で考える

私の場合、今はIDECOはやっていないが、もし始めたとした時の運用は、大きく3つに分けて考えている。

① 企業型DC= 会社が出してくれる老後資金。スイッチングで積極運用中。

② iDeCo= 自分で積み立てる老後資金。節税しながらコツコツ。

③ NISA(つみたて投資枠)** = 老後以外にも使える可能性がある投資。引き出し自由。

この3つは、それぞれ役割が違う。

企業型DCとiDeCoは「絶対に老後まで使わないお金」として運用し、NISAは「必要になれば途中で使えるお金」として柔軟に動かす。

「全部まとめて考えなくていい」とわかってから、頭の中が整理されてすごく楽になった。

毎月約17000円積み立てていな学資保険が来年満期になるので、その積み立て分をIDECOに回す予定にしている。ドル建てなので、満期になる時の為替レートによるが、満期金額は約350万。これをNISAか国債にし、資産を積み上げる予定だ。2000万の数字が見えてくる。

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まとめ:「会社に任せてた」だけでは、もったいない

企業型DCがある会社に勤めているからといって、何もしなくていいわけじゃない。

私がほったらかしにしていた数年間、お金はほぼ増えていなかった。スイッチング一つで、状況は大きく変わった。その後、月々の自身の積み立て額もそれまで制限があった9000円から2000円に増やした。これも限度額が変わった為で、以前は会社が積み立てていた金額を上回る事ができなかった。

iDeCoも同じで、「仕組みを知って、自分で動く」だけで、老後の受け取り額は変わってくる。

50代・独身・会社員という立場は、実は老後の準備を自分でコントロールしやすい条件が揃っている。扶養家族の心配がなく、自分のペースで積み立てられるからだ。

「難しそう」で止まっているなら、まず企業型DCの運用商品を確認するところから始めてみてほしい。

私みたいに「ずっと放置してた…」という人が、一人でも減ったら嬉しい。

あなたの老後は、今日の小さな確認から変わるかもしれない。

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⚠️ 大切なお断り

この記事に書いていることは、あくまで**私自身の体験と、個人的な調べた範囲の情報**をまとめたものです。

税制や制度の内容は改正されることがあり、また個人の状況(年収・会社の年金制度の種類・家族構成など)によって、節税効果や加入条件は大きく異なります。

試算の数字はあくまで一例であり、正確な金額を保証するものではありません。

iDeCoや企業型DCについて実際に動く前には、金融機関・ファイナンシャルプランナー・勤務先の担当部署などに必ず確認の上、ご自身の判断と責任で行動してください。

私の体験はひとつの参考として、あとは自分に合った選択を探してみてほしいと思います。

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