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外国人介護人材の「使い捨て」を変える、東大発ベンチャー:メドリングの「MEDRiNG KAIGO」が描く3つの循環戦略:2027年、万単位で帰国する介護人材をどう活かす?メドリング流「人材循環」の正体

介護現場の救世主は「出戻り人材」だった―57万人不足時代の新解決策



 どーも、セオドアアカデミーです。「介護の人手不足って、もう打つ手がないのでは?」そんな諦めにも似た声を耳にすることが増えました。
 でも実は、私たちが見落としている「宝の山」が存在しているのです。
今回は、東大発ベンチャー・メドリングが仕掛ける外国人介護人材の循環戦略を通じて、人手不足という難題に対する全く新しいアプローチをお伝えします。


帰国者7万人が眠らせている「介護スキル」の正体

「また一から教育し直しかぁ...」

都内の介護施設で働く田中さん(仮名)は、新しい外国人スタッフの受け入れ準備をしながら、そうつぶやきました。これで今年3人目。毎回、基本的な介護技術から日本の文化まで、一から説明する日々が続いています。

でも、ちょっと待ってください。実は今、日本で介護を学んだ外国人材が母国に帰国し、そのスキルを持て余している現実があるのです。

 現在、約7.4万人の外国人が日本の介護現場で働いています。しかし、特定技能制度では就労期間が5年に限定されており、介護福祉士国家試験に合格できなければ帰国を余儀なくされます。つまり、2027年以降、コロナ禍後の来日組が期限を迎え、万単位の外国人材が帰国する可能性が高いのです。

これは単なる数字ではありません。日本式の介護技術、利用者との接し方、チームワーク。そうした貴重なノウハウを身につけた人材が、母国で活かせずにいる現実があります。まさに「宝の持ち腐れ」状態なのです。

「片道切符」から「循環」へ―メドリングの発想転換

この状況に一石を投じているのが、東大発ベンチャーのメドリング株式会社です。同社のアプローチは従来とは真逆の発想から生まれました。

「これまでのような片道切符ではなく、日本と東南アジアのあいだで外国人材がぐるぐる回る循環を生み出したい」

安部一真CEOのこの言葉には、人材活用の根本的な発想転換が込められています。つまり、帰国を「終了」ではなく「次のステップ」と捉える考え方です。

メドリングの「MEDRiNG KAIGO」では、帰国した外国人材に対して以下の支援を展開しています:

  • 母国での医療機関・介護施設での就労機会提供

  • オンライン・オフライン教育プログラム

  • 介護福祉士国家試験の再挑戦支援

  • 日本の介護事業者との再マッチング

興味深いのは、帰国した外国人材をリモートのキャリアアドバイザーとして起用している点です。彼らの実体験が、現役の外国人材と介護施設とのマッチング精度を高めているのです。

データが裏付ける「循環モデル」の経済合理性

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