SZ-Booklet_03 *mini-Shigeki-ZINE [2023]──映画と〝悪場所〟とメタフィクション [ A5判・16p ] 【内容見本】
*『mini-Shigeki-ZINE [2023]』とは、木村重樹がインディーズ文芸創作誌『Witchenkare(ウィッチンケア)』第7号(2016年)に寄稿したエッセイ「映画の中の〝ここではないどこか〟[悪場所篇]」に、加筆修正や関連コラム・参照図版などを追加して再構成した小冊子のこと。
*従来の『Shigeki-ZINE』はそれぞれ一号あたり、既発表原稿〝3本〟にコラムなどを添えた内容構成だったので、当冊子の約3倍の内容が込められている(今回の冊子に“mini-”という接頭語がついているのは、そういう理由である)。印刷形式も山綴じのオンライン・プリントから(セブンイレブンの多機能プリンタによる)「小冊子印刷」仕様に変わっている。
*ここでは、その[目次内容]と[図版見本]を掲載し、同冊子の内容を察知する手がかりになってもらえたらと思う (現時点<2025/6/8>では、当冊子の生産販売は「文学フリマ東京」のような展示即売会に限定しています)。
*その後、2026年5月に開催された「文学フリマ東京42」を機に若干部を増刷し、その余剰在庫をBASE上にて購入できるページを作成しました。関心のある方、こちら(▼)をぜひご覧ください。[2026-05-09]

■映画の中の〝ここではないどこか〟/あるいは〝悪場所〟への厭悪と憧憬
……映画鑑賞によって「そのロケ場所に行ったような気になる」ことの是非から、ジム・キャリー主演の『トゥルーマン・ショー』(1988年)や、ウルリヒ・ザイドル監督作『インポート、エクスポート』(2007年)の〝場末感〟について、自由に連想の翼を広げました。

●コラム①:虚構とリアルのあわいに風穴を──「第四の壁」を壊した映画たち
……演劇や劇映画における「第四の壁」崩し、みたいな話題から、ウディ・アレン監督作『アニー・ホール』/『カイロの紫のバラ』、アレハンドロ・ホドロフスキー監督作『ホーリー・マウンテン』、寺山修司監督作『田園に死す』、ミヒャエル・ハネケ監督作『ファニーゲーム』などを振り返ります。

●コラム②:映画の中の「スラム」描写
……異郷の場末やスラム、いわゆる〝悪場所〟が登場する映画作品のサンプルとして、フーベルト・ザウパー監督作『ダーウィンの悪夢』、イ・サンウ監督作『トロピカル・マニラ』、田中登監督作『(秘)色情めす市場』などに言及しました。

●コラム③:「孤独で貧しい人物」の心情に寄り添う:ウルリッヒ・ザイド
ルの映画世界
……ジョン・ウォーターズ、ミヒャエル・ハネケ、ヴェルナー・ヘルツォークといった異色の監督勢から絶大なる支持を得ている、オーストリアを代表する映画監督ウルリッヒ・ザイドル(Ulrich Maria Seidl)の集大成である、「パラダイス三部作」(『パラダイス:愛』『パラダイス:神』『パラダイス:希望』)や、その後の展開を簡単にご紹介。

■あとがき:映画の中の「厭な場所」あれこれ
……今後の課題として「●様式美としての「変質者の部屋」」「●様式美としての「解体小屋・屠畜場・拷問室」」「●フォークホラーの「祭壇」と「儀式」」の3ポイントを挙げておきました。


*文学フリマ以外の販路として、BASEの方に通販ページを作成しました(送料込み価格ゆえ、文フリの頒価とは値段が違います)。ご興味・ご関心のある方、そちらをぜひご利用ください![2026-05-16]
*兄弟誌の『mini-Shigeki-ZINE [2026]』も、併せてよろしくお願いします!
