SZ-Booklet_02 *Shigeki-ZINE [2022]──70sロック=ギミック/ギャルバン/コスプレ [ B6判・60p ]【内容見本】
*『Shigeki-ZINE [2022]』とは、木村重樹が文芸創作誌『Witchenkare(ウィッチンケア)』に過去に寄稿した3本のエッセイに、加筆修正や関連コラムをつけ加えた小冊子。初出媒体の性格上、初掲載時に載せられなかった参考図版や書きそびれた事柄などを追加して再構成したのが、こちらの『Shigeki-ZINE [2022]』である。
*ここでは、その[目次内容]と[図版見本]を閲覧することで、同冊子の購入の参考にしてもらうことを目的としていた……のですが、在庫が底をついたので、BASEでの販売を一旦させていただきます〔2026.03.31〕。 が残部僅少ゆえ、このページを開いて「欲しい、かも!」と思った人は【BASEの販売ページ】に飛んで、今すぐ注文することをお勧めします。
■はじめに:チャラくてあやしくてイカしたロックの秘訣
「60年代のロックバンドは一種の集団(コミューン)感があったけれど、70年代に入ると、やおらテーマパーク感が出てきた(大意)」
ロック音楽がアートフォームの一種から巨大ビジネスにまで成長・拡大を遂げ、バンドやソロでの成功が、自己実現からマネタイズまで様々な思惑に直結していった70sロック。近年のポピュラー音楽研究が「作品や作曲家・演奏家の創造性やオリジナリティ、芸術面」に向かいがち(!)なことから、あえて「芸能・エンタメとしてのロック」に正面から切り込んだ(?)70sロック読本!
■70sロック・エクスプロイテーション❶:キッスと〝ギミック〟とボブ・エズリン──『地獄の狂獣 キッス・アライヴ(Alive)』+『地獄の軍団(Destroyer)』

初めて自分が自腹で購入したLPレコードは『スージー・クアトロ・ストーリー 永遠のゴールデン・ヒッツ』(1975)。で、その次に買ったのが、2枚組ライヴ盤『地獄の狂獣 キッス・アライヴ(Kiss Alive)』(1975)。さらにその次=生涯3番目に手に入れたのが『地獄の軍団(Destroyer)』(1976)だった……というわけで、この2件のアルバムが(他のキッスのアルバム群と比べても)いかに異質で特殊か!?について、ダラダラと書いています。
*初出:『Witchenkare Vol.11』(2020)収録、「生涯2枚目と3枚目に買ったレコード・アルバムについて(キッス讃)」を加筆・改題
●コラム①:見世物としてのロック:〝ショックロック〟の世界へようこそ!

ギミック(≒こけおどし)をトレードマークにした「見世物ロック」の系譜を、古くは《スクリーミン・ジェイ・ホーキンス》《アーサー・ブラウン》《スクリーミング・ロード・サッチ》 《アリス・クーパー》あたりから、《ザ・ムーヴ》《ジミ・ヘンドリックス》《イギー・ポップ》、さらには《プラズマティクス》《G.G.アリン》《マリリン・マンソン》まで……超かけ足でおさらい。
●コラム②:ボブ・エズリンを知っていますか?

カナダ出身の音楽プロデューサー、ボブ・エズリン(Bob Ezrin)……ルー・リードやアリス・クーパーを筆頭に、エアロスミス、キッス、ピンク・フロイド、ピーター・ガブリエル等のアルバム・プロデュースで、つとに知られる。80年代以降もハノイロックスやデヴィッド・ギルモア、ベルリン、サーティー・セカンズ・トゥ・マーズにデフトーンズ、果てはフィッシュやU2から最近のディープ・パープルまでと、幅広いプロデュース業を続ける彼の半生に迫る!
■70sロック・エクスプロイテーション❷:ガールズロックの源流、ザ・ランナウェイズの栄光と影

ジェームズ・ガン監督(1966年生まれ)の(原稿執筆当時の)新作映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のサントラに、「チェリーボム(Cherry Bomb)」が起用されていた(!)ことを機に、「ザ・ランナウェイズ」の誕生から崩壊までを振り返ってみたら……「性暴力事件」にまで発展して、あら大変!
*初出:『Witchenkare Vol.6』(2015)収録、「40年後の〝家出娘(ランナウェイズ)たち〟」を加筆・改題
●コラム③:まだまだいるぞ、ザ・ランナウェイズ以前の主要〝ガールズバンド〟あれこれ

1●ゴールディ&ザ・ジンジャーブレッズ(Goldie & the Gingerbreads):1962〜1967年
2●ザ ・プレジャー・シーカーズ(The Pleasure Seekers):1964〜1968年
3●クレイドル(Cradle):1969〜1973年
4●ファニー(Fanny):1969〜1975年
0●スージー・クアトロ:は有名すぐるので外したけれど……実は一番書きたかった!
●コラム④:ロックの国の#MeToo運動:ザ・ランナウェイズをめぐる性暴力問題

ザ・ランナウェイズの創設マネージャー、キム・ファウリーの死から半年後の2015年7月9日、オリジナル・メンバーのひとり、ジャッキー・フックスの告発記事"The Lost Girls"が、アメリカのリベラル系オンラインメディア『ハフィントン・ポスト』誌上で公開され、世界中に衝撃を与えた……というわけで、ショウビズ界で #MeToo運動 がクローズアップされる数年前の告発記事の「あらまし」を紹介しておきました。
■70sロック・エクスプロイテーション❸:コスプレ・シンガーから、カリスマ・アーティストへ──ピーター・ガブリエルの初期キャリアを巡って

「1950年生まれ/イングランド出身の音楽家・歌手にして、10代末にプロ・デヴューしたジェネシス(Genesis)の初代ヴォーカリストとしても名高い!」どころか、1975年に同バンドを脱退するまでのアルバム群と、(風変わりな被り物や女装などの)シアトリカルなステージングが強烈なインパクトを残し、今なお世界各国に根強いファンやフォロワーが存在するカリスマ的ミュージシャンのひとり、ピーター・ガブリエルを深掘りしました。
*初出:『Witchenkare Vol.5』(2014)収録、「ピーター・ガブリエルの「雑誌みたいなアルバム」4枚:雑感」を加筆・改題
●コラム⑤:ピーター・ガブリエルの最初期ソロ・アルバム4枚:解題
ちなみに自分の〝お気に入り〟は、①/③/②/④ の順だったりします!
●Peter Gabriel『Ⅰ(Car)』(1977)
●Peter Gabriel『Ⅱ(Scratch)』(1978)
●Peter Gabriel『Ⅲ(Melt)』(1980)
●Peter Gabriel『Ⅳ(Security)』(1982)
●コラム⑥:(PGと前後して)「アーリー80s」を牽引した、野心的アルバム8選

1980年5月30日にイギリスでリリースされた『Peter Gabriel Ⅲ(Melt)』に前後して発表された英米のロックアルバムから、同時代の新機軸の機運や時代性とのシンクロ感を漂わせるアルバム8枚を選出+軽く紹介しました。
▲ホルガー・シューカイ『ムーヴィーズ』(1979)
▲デヴィッド・ボウイ『スケアリー・モンスターズ』(1980)
▲トーキング・ヘッズ『リメイン・イン・ライト』(1980)
▲ブライアン・イーノ+デヴィッド・バーン『マイ・ライフ・イン・ザ・ブッシュ・オブ・ゴースツ』(1981)
▲ジャパン『錻力の太鼓』(1981)
▲キング・クリムゾン『ディシプリン』(1981)
▲ケイト・ブッシュ『ドリーミング』(1982)
▲ポリス『シンクロニシティ』(1983)
■あとがき:書き残した小ネタの数々
積み残した=書きそびれた〝3つの課題〟のメモ書きです。
【課題①:ショックロックの系譜に置いてみたキッス!】
【課題②:ガールズ・バンド史の系譜に置いてみたランナウェイズ!】
【課題③:ボブ・エズリン・プロデュース作:カンサス『イン・ザ・スピリット・オブ・シングス』(In The Spirit Of Things/1988年)の素晴らしさについて】

*冊子現物の購入は【BASEの販売ページ】をご参照ください。
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在庫品切れ中につき、直販を一旦停止しています。〔2026.03.31〕
