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【横浜】アラサー女子、夜の「みなとみらい」を散歩してみた

神奈川にある港町横浜。

海、夜景、観覧車など、みなさんが想像するキラキラ光る「横浜」は、実は横浜駅にはない。隣にある「みなとみらい駅」から見える景色のことである。

みなとみらいの夜景が好きなので、散歩しに行ってみた。

それでは出発〜!




潮風と共に

18時頃、海を見るために駅から歩いた。

高い建物、広い道路の間をほんのりと香る潮風が吹き抜けていく。もう少しで海が見えてくるのだ、というワクワク感も一緒に運んでくる。

海側は海が見える絶景のロケーションのカフェや公園が立ち並んでいる。

「赤レンガ倉庫」「象の鼻パーク」「大さん橋」などが代表的な素敵ロケーションだ。

土日は人がたくさんいるが、東京ほどごった返していない。閑散としているわけでもなく、人が多すぎるわけでもないこのバランスがちょうど良い。

今回は「大さん橋」に来た



こういう景色がすごく好きだ。なんでだろう?いまだに表現できない。理由はよくわからないが永遠に見ていたくなる。

キレイだなぁ、と心が直に感じている感覚に浸っていたい。

恋人や友達と景色を見ている人が等間隔に並んでいる。みなとみらい等間隔。

サックスを演奏しているおじさんがいた。1つも曲名を知らないが、素晴らしい曲ばかり。雰囲気を盛り上げるBGMになっている。

大さん橋は来たことがなかったので、少し歩いてみよう。


大さん橋散歩

ここは国際船ターミナルがあり、その上に大きな広場や芝生がある。各々が好きなように過ごしていた。

大声で歌っている外国人、ウェディングフォトを取るカップル、本を読んでいる人、寝ている人など自由だ。

これだけ色々な文化が入り乱れているのにお互いに邪魔することなく、秩序は保たれている。目の前に広がる広大な景色が人々の心を柔らかくするのだろうか。


「クジラのせなか」という広場。人間は消しゴムマジックで消し去った


建物の中にも入ってみる。

巨大な会場でイベントをやっていたり、出入国の手続きロビーがあったり、巨大な船の中という感じで面白い。レストランやカフェもある。

巨大な会場がいくつかあるが、そのうち1つはただの展示場になっていた。人がいなくて広い会場で何をやりたくなるかというと、ただ1つ、走り回ること。さすがに1人だからやらなかったけど、友達と来ていたら走ったかもしれない。迷惑系一般客。



お腹いっぱい海のカフェ

おしゃれなカフェを見つけたので入ってみる。


店員が美男美女で、全員目をじっと見て接客してくる。こういうコミュニケーションの取り方は圧に感じる。キレイだな、と怖いなの気持ちが2つある状態。

カウンター席に通された。目の前に海が見える。


花瓶のようなでかい水入れ

 

海の青色に、薄ぼんやりとした室内のオレンジ色のライトが映える。

お昼ご飯を少し食べ過ぎていたので、控えめにしようとシーザーサラダとポテトを注文した。



シーザーサラダ。控えめにするためだったのに、超ボリュームがある。細切れの鶏もも肉が散りばめられているが、合計すると1枚分ぐらいありそう。

景色を見ながらのんびり食べようと思っていたが、サラダが来た瞬間、「絶対に完食しなくては」と気合が入った。



ポテト。「サラダだけじゃ足りないかもだから、ポテトも食べよう」という判断が間違っていた。足りないかもだから頼んでみよう、で注文して、うまくいったことがあまりない。ここらへんの判断力がいつまでも身につかない。

ホクホクだし、ケチャップもトマト感が強くて美味しいが、それを超える「多いなぁ」という感情。

サラダもポテトも、1人で食べる用ではなく、分けることが前提とされていたのかもしれない。誰かと来ることの方が圧倒的に多いだろうしな。

今回の救いは目の前に海があることだ。

お腹いっぱいになったら海を見つめ、またダラダラと残りを食べる。海があることでなんとか格好が付いている。付いているのか?

お腹いっぱい過ぎて目の前がかすんできた頃、完食した。最後は海を見ている余裕はなかった。


生きててよかったなぁ

イケメンに圧の高い会計をしてもらい、外に出る。

時刻は20時頃。夕方とはまた違う風景になっていた。


(お腹を休めるためにも)ボーッと景色を見ていると、「生きててよかったなぁ」と思う

生きてないとこんなキレイな景色は見れなかったから。これから何回もこの景色を見るために、たくさん生きたい。

よく考えてみると、バラバラと不規則に点灯する灯りは、建物の中で働いている人がいる証拠だ。休日出勤の苦しみや労働の過酷さによってこの夜景は作られている。

しかしマクロで見ると、一つ一つの灯りは街を彩るライトの1つというだけであって、労働者の感情は見えてこない。

誰もが街を彩るライトになり得るし、ライトを見る観客にもなり得るのだ。役割を変えながら街は回っていく。

見ず知らずの個人の苦労に思いを馳せたり、そんなことを考えずにただ綺麗な景色を享受したりしながら気まぐれに過ごした夜であった。

今度はお腹いっぱいにならない程度に楽しみに来よう。

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