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面接評価の教科書⑬ 印象管理実践 アバターを育てる

今や様々な分野で、動画を撮って確認するという事が
当たり前になっています。

スポーツでもダンスでも、客観的に自分を確認するという事は
加速度的な成長に欠かせない要素の一つです。

相手の目に自分がどう映っているかを確認する事ができる。
これは面接試験の対策にも非常に有効です。

面接練習は長時間録画する必要はありません。
セルフで撮影する場合、まずは、入室、着席、質問に1~2つ答える
(事前に質問は決めておきましょう)それだけで十分です。
カメラの位置は面接官の目線の高さにセットしましょう。
そして、撮影が終わったら録画したものを確認します。

恥ずかしいとか、怖いと思う必要はありません。
なぜなら、誰だって初めての事は上手くできる訳がないのです。
出来ていなくて当然。
むしろ、
それだけ伸びしろがあると捉えましょう。

そして、録画を確認する時にはもう一つ大切な考え方があります。
それは画面に映っている自分をアバターだと思い育てる、プロデュースする、という事です。

客観視が重要だという事もあるのですが
一番は
精神的なダメージを減らすためです。

多くの方が、就職試験で不採用という知らせを聞くと落ち込みます。
それは当然の事なのですが
中には自分という人間を否定されたような気持ちになってしまう方も
一定数いらっしゃいます。

面接で落ちてしまうのはあなたのせいではありません。
このダメージを直接受けないためにも、間にアバターを用意します。

面接で落ちてしまったとしても、それはあなた自身ではなく、
育てたアバターがうまくマッチしなかっただけ、もしくは、
アバターの演じ方が未熟だった。
そう考えてください。

それだけで少しは、気持ちが楽になると思います。

ここからは、アバターの育て方について考えていきましょう。
画面に映っているアバターを、あなたが目指す「感じが良い」アバターに
育てるのです。

まずは、どこを修正すれば良いのかを考えていきます。
印象に強く影響する要素を分解してみましょう。

①視覚情報
顔(表情・目線・対称性)
姿勢(胸が開いている/猫背など)
身だしなみ(清潔感・整い具合)
服装(フォーマル度・色彩・ブランド文脈)
体格・体型
動作の速度・滑らかさ
パーソナルスペースの取り方

これらが組み合わさり、印象が出来ていきます。

背筋が伸び、動作がゆっくり → 落ち着き・有能さ
清潔感+淡色系 → 誠実・安心
黒多め+無表情 → 威圧・怖さ
 
②聴覚情報
声の高さ
声量
話速
抑揚
滑舌
間の取り方
声の安定性(震えなど)
 
低く安定した声 → 信頼・支配性
早口+高音 → 緊張・焦り
抑揚豊か → 社交的・感情豊か
単調 → 冷静 or 退屈
 
その他印象が作られるには言語内容文脈というものがありますが(環境との組み合わせです。例えば、会議で寡黙でも思慮深いという印象になっても、飲み会の席で寡黙だとノリが悪いと思われてしまう。といった具合です)
まずは上記の2つを研究してみましょう。

初めは、気になる部分が多く、一気に修正したい
気持ちもあるかも知れませんが、そこは一度冷静に。
スポーツでもダンスでも、一度録画を確認して
パーフェクトになる事はありません。

何事も一歩ずつ、だから、「育てる」。
焦らず、自分のアバターを育てていきましょう。

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