読書記録「みとりねこ」
有川ひろ先生の作品。図書館で借りた。猫関係の短編小説が記載されている。20241206
以下ネタバレ注意。
ハチジカン~旅猫リポート外伝~
旅猫リポートの主人公猫のナナのプロローグをイフの世界にした話。というかナナの兄弟の話。幸せな家族に可愛がってもらえて、会う人間に恵まれた話。
こぼれたび~旅猫リポート外伝~
旅猫リポートで語られなかった訪問の話。サトルの心残りであった恩師とのわだかまりを解消するのがメインの話。
最後にサトルとナナの写真が2人の大事なものになってるのがグッとくる。
猫の島
人間が主人公。リョウという少年には父と2人の母がいる。
母の晴子さんは後妻だ。父は晴子さんとリョウに仲良くして欲しい。ある日猫の島と呼ばれるところにカメラマンの仕事を兼ねて家族旅行に行く。仲良くして欲しいのだろう。
その島は父と晴子さんの馴れ初めの島で、そこでその話を聞くことができる。
いつか晴子さんをお母さんと呼べるといいね
トムめ
よくわからん。作者疲れてんのかな。ねこが好きなのはわかった。
シュレディンガーの猫
里帰り出産から恐る恐る帰ってきた香里。なぜなら旦那は漫画を描くことしかできない社会不適合者だからだ。
ベットだけ組み立てて欲しいと切実に思って帰ってきたらなんと猫を迎えていた。
最初は怒っていたものの、旦那は親として成長するきっかけとなりそうだ。
粉飾決済
変な父親だ。クラゲを飼って殺しまくったりしていた。猫を飼い始めても足でどかしたり可愛がる気配はない。(虐待とかもしてない)。ただ興味がないだけ。だが猫が1番懐くのは父だ。
そんな父が死ぬまでを家族目線で描いてる。
みとりねこ
父と母と2人の息子(まさひろ、浩美)と猫(浩太)の話。
浩太が家に来て空に帰るまでの話。
浩太は三男猫だ。浩美と同時期に家に来た。なので浩太と一緒に育ち、最後に看取られる話。
全体的にかなり面白かった。昔旅猫リポートを読んだ時にピンと来なかったが今読んだらあの作品も違う捉え方ができるかもしれない。
シュレディンガーの猫とみとりねこが好き。
シュレディンガーの猫は続編希望。

