成長しながら有名になろう
「18年もやってるのに、なんで俺はこんなに無名なんや」
ある日ふと思いましたが、理由は簡単です。有名になりたいという欲求が出てきたのがほんの数年前だからです。取材・執筆の案件が急激に減少したことで、初めて交友関係が狭いことのデメリットを思い知らされたのです。
コロナ前から交流会やライター研究所などのコミュニティに参加していれば、困ったときに頼れる人が何人かできていたかもしれません。しかし、人脈がないので正攻法の転職活動をするよりなく、この2年ほどの間に100以上の会社から不採用の通知をもらうことになってしまいました。国語力と雑学知識には自信を持っていますが、世渡りに関してはどうしようもなく下手なのです。
もっとも、これはなるべくしてなったと言うべきでしょう。就職氷河期に文学部を選んで東洋史学を専攻し、将棋と麻雀に明け暮れる学生生活を送っている時点で、器用に生きようという意思がまるで感じられません。もともとそういう人間だから、見通しが甘いのは仕方ないのです。
一方で、苦境に陥ってもしぶとく粘れるのは私の強みです。心の病気に苦しめられることも何度かありましたが、精神科の助けを借りてなんとか凌いできました。
ゆえに、今回も過去を悔やむことはせず、これから有名になればいいと思って認知度の向上に努めています。なかなか思うようにはいきませんが、私の名を知っているという方は着実に増えているはずです。
次のフェイズとしては、知り合った方との関係を深めていくことを考えています。交流会で数分話しただけ、あるいはオンラインのイベントで知り合っただけでは、相互理解を深めることはできません。ゆえに、ライターの仕事や日々の活動で役立つように発展させていくことが大切でしょう。
ライターは自分1人で物事をしっかり考えなければならない仕事ですが、作品として世に出るのは氷山の一角のみです。埋もれている部分について話し合うのは楽しく、学びにもなるでしょうから、オフ会などで機会を設けていきたいと思っています。
令和7年5月2日
せたともき
