漢字学 - 漢字の応用 -
久しぶりの大阪学習センター
JR大阪環状線、寺田町駅から5分も歩くと着いてしまう所属の学習センターです。
今学期は4月(大阪)5月(大阪)6月(奈良)、と1回ずつ面接授業があり、最初は「漢字」です。
シラバスから、教え方の参考になりそうで仕事に直結していたし、漢字を(デザインとして)書くのも好きなので、選択しました。
「〈訓〉と日本における漢字・漢文の受容」
2限/2限/4限、とテーマが分割されていて、最初は久米先生の『白川静先生の万葉論』です。
おこがましいのをご容赦頂いてごくごく簡単に説明すると、
【万葉集】の中の短歌において、どの様に漢字が使われているか、またそれが、時代が進むにつれてどう変化していったか、という内容でした。
白川静先生の論では、[柿本人麻呂前後]で区分する二分割だそうなのですが、印象として柿本人麻呂がCopy writer、のようにも思えました。
例えば漢文(中国語)に合わせて助詞などの活用語尾は削除する一方で、「見えて」の「て」を「而」として漢文のルールに則って使っていたり。
日本語の和歌を中国語の漢字で「どう表現するか?」という所に、磨きがかかっていったんですね。
言語の輸入と逆輸入
書ききれないので割愛しますが、授業は現代日本の漢字(言葉)の生産性、意味の拡張、新語や当て字のお話に及び、日本語がどんどん変化していくさまを見ていきました。(「時計」も当て字。)
日本で作られ、中国語としても使われるようになった
熟語(交通、経済、文化etc)がたくさんあるのは知っていましたが、
インターネットの影響で、中国語圏に逆輸入された単語も色々あるようです。
例えば、腹黒、炎上、中二、秒殺などなど。
長くなるので今回はここまでとします。
お読み下さりありがとうございます。
