摂津屋風庵、名乗りの巻
前略
読者の皆さまにおかれましては、日々ご健勝にてお過ごしのこととお喜び申し上げます。
このたびnoteにて筆を執ることとなりました、摂津屋風庵(せっつや ふうあん)と申す者にございます。
さしたる身分もなき浪人のごとき暮らしながら、欧羅巴に根を下ろし、はや三十余年。来し方、行く末も、すでに夢のまた夢。残すは、世の事どもを遠目に眺め、時に眉をひそめ、時に膝を打ち、これを筆にしたためることと、思い定めた次第にございます。
世は移ろい、人の心もまた絶えず揺らぐもの。されど、足元に宿る豊かさや、先人の知恵は、静かに輝き続けております。
未踏の空に過ぎたる夢を描くことなく、日々の確かさを改めて見つむる。これこそ、まことの実に近づく折にてはござらぬか。
それがし、とかく取り留めもなく書き連ね候えど、末永くお付き合いいただければ、これに過ぎたる幸せはございませぬ。
もし拙文にて一つでも「なるほど」と思うことがござれば、スキの一押し、あるいはサポートの御心付けなど、誠にありがたく存じます。
草々
令和七年 盛夏
摂津屋風庵 拝
