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『REAL AX』セブンリッチが掲げるAI推進

AIカンパニーを目指すSEVENRICH GROUP(以下、セブンリッチ)は、全社のAIトランスフォーメーションを推進する組織として「AX室」を新設し、AI推進におけるスタンスを「REAL AX」と定めました。AX室は「この施策は本当に意味があるのか?」と常に本質を問い、トップダウンでビジネスモデルの変革を牽引・リードする役割を担っています。

グループ全体でAI活用を推進しているセブンリッチが、なぜこのタイミングで「REAL AX」というスタンスを掲げることにしたのか。この記事では、その背景とセブンリッチが目指す未来像についてお伝えします。


「REAL AX」への背景と覚悟

この数年で、AIをめぐる環境は目まぐるしく変化しました。生成AIの登場により、業務の進め方やビジネスモデルそのものが見直される時代になっています。AI活用の現場では「ChatGPTを全社導入して業務効率化80%達成!」のような派手な謳い文句が飛び交う一方で、実際には表面的な効率化に留まり、本質的な変革に至っていないケースも少なくありません。

2011年に会計事務所からはじまったセブンリッチは、「経営者の左腕として、守りの視点からビジネスを支え続けること」を理念に、いかなるときもお客様と誠実に向き合うことを心がけてきました。だからこそ、AIという新しいテクノロジーを取り入れるこの変革期においても、表面的な華やかさや流行に流されず、地に足をつけた実装を目指していきます。セブンリッチらしい姿勢を忘れずに、虚構ではなく本物を追求する覚悟を「REAL AX」という言葉に込めました。


セブンリッチが考える3つの「REAL」とは?

私たちが考える「REAL」は主に3つです。

①実業であること

会計事務所から始まったセブンリッチは、いまやバックオフィスの支援だけにとどまらず、事業づくりそのものまで手がけています。2026年1月時点では、グループとして約40もの事業を展開するまでに成長しました。そのなかには、飲食店やサウナ店など実店舗を持つ事業や、人材紹介、経理BPOのように実際に人が現場に入りコミュニケーションを取る事業も多く含まれています。現場に立ち、実際に事業を推進し、そこで得た学びを還元していくこと。AIの導入も、実業を知っている自分たちだからこそ届けられる価値であるべきだと考えています。


②バーチャルではないこと

私たちが考える「REAL」は、「バイネーム」で語ること。お客様や関係者、仲間たちと向き合うとき、肩書きや部署名などの記号を通して相手を見るのではなく、「一個人」として見る姿勢を大切にしています。もちろんこれは対面に限らず、オンラインであっても、です。AI推進やDX化が進む中でも、人に向き合うREALさを捨てない価値観を軸にします。


③FAKEではないこと

セブンリッチの「REAL」は、飾った実績を語らない、嘘で盛らないという意味でもあります。AIの世界では「大きく見せる」「かっこよく言う」ことが横行しているからこそ、それをよしとせず、FAKEに走らないこと実態のある価値を語ることを「REAL」と定義しています。


根本的なソリューションを検討するための合言葉「それってREAL?」

セブンリッチがAI推進を進めるうえでの合言葉は「それってREAL?」。これは、私たちが本質的な問いから逃げずに、根本的なソリューションを検討するために交わす言葉です。

合言葉を口にしながら、本質を見失っていないか確かめ合い議論を進めるメンバーたち

たとえば業務効率化ひとつを挙げても、目先だけの改善や、“とりあえず”の最適化には「No」を伝える覚悟で向き合います。「その作業を効率化することに本当に意味があるのか」「そもそも、業務フロー自体を見直すべきではないか」といった問いを持ち、どうしたら本当の意味での「業務効率化」ができるのかを根本から考えます。

さらに言えば、私たちはそのビジネスモデルを変革することも躊躇しません。既存の枠組みの中だけで効率を追い求めなくても、AIの力があれば、事業そのものを刷新することさえも選択肢に入ると考えているからです。

「REAL AX」のスタンスを社内に表明した直後、実際に社内チャットツールには、「それってREAL?」「REAL AX」「REAL」のスタンプが追加されました。


じつはこの合言葉には、もう一つ大切な意味を持っています。それは、組織全体でこのスタンスを共有し、日々の行動に落とし込んでいくための言葉であるということ。そのために、実際に合言葉を口に出したときの心地よさや気持ちのよさ、覚えやすさにもこだわりました。AIの専門知識がなくても、エンジニアでなくても。営業職でも、バックオフィスでも、誰もが壁を越えて自然と口にできる言葉。ちょっとした会話のなかで、「それってREAL?」とカジュアルに問いかけられる軽やかさを持ちながら、AI活用を推進していきます。


派手な数字や成功事例は華やかに見えますが、それだけを目指すのではなく、本当に価値があるものか見極める目を持ち、現場(REAL)で使えるものかどうかを考える。実例や実業に基づいた確かなナレッジを蓄積しながら、「No FAKE」であることにこだわりぬく姿勢をセブンリッチは大切にしていきます。


「REAL AX」が目指す未来

「REAL AX」では、業務効率化ツールとしてAIを使うのではなく、AIを前提とした新しいビジネスモデルや業務フローを構築し、実際に運用していきます。主に3つのレベルを設け、それぞれ定義しました。


◼︎経営レベルのAX

レポーティングと各種データソースを自動連携し、市場などの外部情報も含めた深いインサイトに基づいて、定期的に戦略を見直すサイクルを構築します。イニシアチブが執行まで落とし込まれ、そのモニタリングがウィークリーで行われる状態を目指します。

◼︎事業レベルのAX

AIを前提としたビジネスモデルの採用や、既存ビジネスにおいてAIを活用した新しい業務フローを策定します。一部の作業を自動化するという単純なものではなく、業務全体をAIありきで再設計するアプローチです。

◼︎個人レベルのAX

一人ひとりがAIを使いこなし、日常業務を効率化させることを目指します。「REAL AX」はここから始まるため、個人レベルのAXは全社員が「当たり前にできる」状態が望ましいと考えています。


この中で、セブンリッチが「REAL」と定義するのは「事業レベル以上」の取り組み。一部の作業をAIで自動化するだけでは、まだREALとはいえません。一連の業務フローをAIを前提として新しいものにし、それを実際に運用してこそ、REALを実現できると考えています。

現在も各事業部では、わくわくするような実装が着々と進行中! これからもセブンリッチの「REAL AX」の取り組みを、公式noteでお届けしていきます。

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