【言語化のコツ】ズバリ一言で表現できないのは「センス」のせい?
「ズバリ一言でいうと何ですか?」
この質問をされると
「言葉に詰まってしまってツライ」
「全然思い浮かばない」
と頭を抱えてしまう……。
あなたは、いかがですか?
今日は、ズバリ一言で表すためのコツについてのお話です。
1.一言でまとめられないのはセンスの問題ではない
「一言でまとめるのって苦手」
とおっしゃる方、とても多いです。
そういう私も苦手です。
パッと興味を引くフレーズがすぐに出てきたり、「それ読みたい!」と思ってもらえるタイトルを思いつく人を見ると羨ましくなります。
「センスあるなぁ」ってため息が出ます。
で・・・
この「センス」という言葉が頭をよぎったら要注意。
思考停止しているサインです!
何かにつけて上手にできないことがあると
「私にはセンスがないから(チーン)」ってなっていたりしませんか。
それって、「センス」をできない(やらない)言い訳にしているだけなんですよね……。
「センス」なんて考える必要ありません。
そのかわり、まずやることは「うまくできる人は何をやっているのか」を知ることです。
ズバリ一言で表したものって、本のタイトルなどはまさに究極の一言って感じがします。
だから、よくコンサルの先生は
「本のタイトルにヒントをもらえ」
とおっしゃいます。
でも、本のタイトルだって、天から降りてくるわけじゃありません。
編集者さんに聞いたら、数十から100個くらいは案をひねり出すそうです。
「おおー、プロでもそれくらい考えるんだ……」
と衝撃を受けた私。
ロクに考えもせず、アマゾンの画面を出して、どのタイトルが良さげかな~とボーっと見ているだけだった自分を反省しました……。
ズバリ一言で表す言葉を生み出している人は、ほぼ例外なく手を動かしています。
頭の中で考えていたり、パソコンの画面を見ているだけでなく、手を動かしているのです。
じゃあ、手を動かして何をどうすればよいのでしょうか?
2.切れ味ある一言を生み出すコツは紙に書き出すこと
本質を突いた切れ味のあるひと言を生み出すコツは、表現しようとしている内容に関する具体的な情報を書き出すこと。
頭の中だけで考えるのではなく、実際に紙に書き出します。
次に、書き出した情報から共通項を探し出します。
たとえば、
「似たようなキーワードが含まれていないか」
「共通する特徴はないか」
といった視点で探し出します。
このとき、
「つまり、それはどういうこと?」
「他の言い方をするとしたら?」
と自分に問いかけていくと、共通点を表す言葉が出やすくなります。
たとえば、新しい掃除機の特徴をひと言で表す場合を考えてみましょう。
新しい掃除機には3つの特徴があります。
「コードレス」
「急速充電可能」
「スイッチを押すだけで、手を汚さずにゴミを捨てられる」
この中から共通点を書き出していきます。
たとえば、
「コードレス」について、「つまり?」と自分に問いかけてみて下さい。
どんな言葉が浮かんできしたか?
私は
「移動が簡単」
「どこでも掃除できる」などの言葉が思い浮かんできました。
「急速充電可能」
「スイッチを押すだけ」
という特徴からは、どんな言葉が出てきそうでしょうか?
私は、「速い」「手間がかからない」などの言葉が出てきました。
すると、さっきの3つの特徴から、「簡単」とか「速い」といった共通点が浮かび上がってきますね。
これ、書き出していないと、なかなか浮かび上がってこないんです。
だから「見える形」にしておくのが大事です。
こうして出てきた共通点をまとめると、「いつでもパパッと手間無し掃除」のように、ひと言で表すことができます。
あなたは、どんなひと言にまとまりましたか?
実際、ひと言でまとめるのは、練習が必要です。
日頃から、ニュースの見出しや本のタイトルを分析したり、「これをひと言で表すには?」と自分に問いかける習慣を積み重ねたりすることで、言葉は磨かれていきます。
私は「言葉遊び」のような感じだなと思っています。
頭の中にある様々なピースを目の前にザーッと広げて、
「これとこれを組み合わせたら、どうなるかな」
「これとこれは同じグループ」と、並び変えたり組み合わせたりする。
短い時間でも、やってみると言葉に対する感覚が変わっていきますよ。
ぜひお試しくださいね。
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