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『地図と拳』もうすぐ読了

昨日は、秋晴れで家のベランダから富士山を望むことができた。
久しぶりの富士は雪を冠していた。
ここしばらく、私は小説『地図と拳』を読んでいる。
とてもおもしろい。
何年か前は話題となっていた『三体』を読んだ。
WEBで日本語を教えている中国人たちとの共有の話題を持つためだった。
『三体』も長編で、中国の歴史と現代的なSFが組み込まれた作品だった。

今回の『地図と拳』は、1899年から始まる中国の満州を舞台とした時代小説だ。作者の小川哲は1986年生まれ。若い人がこんな時代物を書いたことに驚かされた。
作品は600ページを超えている。私はこの三連休で読み終えるつもりだ。
この本を読み終えたらまた、この作品を題材にした授業をしようと考えている。
WEB講座の面々も、学校で教えている留学生も、そして私自身も
この時代やこの頃の世界情勢をよく知らない。歴史を学んでいても、
当時の人びとが何を考え、どう行動したかを知ることはない。
小説には、それがある。人間がどのように生きようとしたかが書いてある。
いまの自分を知るためにも、お互いを知るためにもそれはとても大切だ。
そして、これからのことを一緒に考えていきたいと思っている。


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