#121 富士山の山頂は誰のもの?

山梨県と静岡県の県境にある富士山。では、富士山の頂上はどちらの県に属しているのか。結論を言うと、どちらの県にも属していない。

富士山の山頂を含む八合目より上の地域は江戸時代から「富士山本宮浅間大社」の私有地となっている。
富士山本宮浅間大社は、全国にある浅間大社の総本山である。本宮は富士見市街にあるため、富士山の頂上にあるのは奥宮(おくみや)である。
この神社は富士山の噴火を鎮める目的で建てられたが、現在では登山者の安全や家内安全などを祈る神社となっている。

本来は私有地でも県境があるはずだが、明治時代から現代にかけて、幾度も山梨県と静岡県との間で協議が行われたが、お互いに譲らなかったため、現在は県境を定めないということで合意している。

富士山本宮浅間大社奥宮の社務所内には日本一標高の高い場所にある「富士山頂郵便局」があるが、住所は静岡県になっている。そのため、富士山頂で事件が起こった場合、静岡県警が捜査を行うのではないかとされている。

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【参考】


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