#114 日本の国旗・国歌の起源

日本の国旗・国歌は、平成11年(1999年)に制定された国旗国歌法によって規定されている(それまでも日の丸と君が代は一般的に浸透して使用されていたが、法律の制定に関しては様々な議論があった)

日本の国旗は日の丸で、日章旗とも呼ばれている。
日の丸の起源は飛鳥時代に遡る。701年に文武天皇が朝賀の儀で掲げたのが始まりとされている。平安時代末期までは赤地に金色の日の丸が一般的で、平家も錦の御旗と同じ赤地に金色の旗をかかげていた。対する源氏が白地に赤色の日の丸をかかげ、平家に勝利したことで、白地に赤色の日の丸が一般的になっていったという。

日の丸が公式に国旗として使用されたのは、江戸時代末期が最初とされており、世界各国の行き来が盛んになる中で、日本の商船が日本国籍を証明するために掲げられたのが始まりとされている。その後、明治3年(1870年)に日の丸が国旗として認められた。

君が代の起源は、平安時代につくられた古今和歌集に入っている「我が君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」という歌である。この歌は、題名・作者不明だが、天皇の長寿を祝う歌とされている。
君が代が国家となったのは明治時代のことで、国際化の中で国を象徴する歌が必要になったため、古来の歌から歌詞が推薦され、旋律をつけて国歌となった。明治13年(1880年)、国家「君が代」が誕生した。

日の丸も君が代もそのルーツは古代に遡るが、それぞれが国旗・国歌となったのはいずれも近代国家としての日本が成立した明治時代である。

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【参考】


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