#39 「過労死」って何?

過労死という言葉は近年教科書に記載されるようになったが、そもそも過労で死ぬということはどういうことなのか?
厚労省によると、

業務における過重な負荷による脳・心臓疾患や
業務における強い心理的負荷による精神障害を
原因とする死亡やこれらの疾患のことです。

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/karoushizero/index.htm

とある。つまり、働きすぎが原因となる脳梗塞や心筋梗塞、あるいは精神疾患による自殺、事故などをまとめて過労死と呼ぶ。

問題は、何をもって「過労」とするのかという点である。

週40時間を超える時間外労働、休日労働がおおむね月45時間を超えて長くなるほど、業務と発症との関連性が徐々に強まり、発症前1ヶ月間におおむね100時間又は発症前2ヶ月間ないし、6ヶ月にわたって1ヶ月あたりおおむね80時間を超える時間外・休日労働が認めらる場合は、業務と発祥の関連性が強いと評価できる

https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001002059.pdf

↑のような定義があるため、過労死の1ヶ月前の100時間、もしくは2~6ヶ月の80時間が「過労死ライン」と言われている。

このラインは医学的な見地に基づいたものではなく、あくまで社会的な基準である。私たちは時間外労働をどこまで許容するのか、どこまで許容する社会にしていくのかについては、未来の国民の価値観に委ねられている。

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