#171 日本の軍事力は世界トップクラス?
日本国憲法第9条には以下のような記載がある。
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本政府は自衛隊を「軍隊」とは認めておらず、あくまで「自衛のための必要最小限度の実力」としている。憲法を改正して正式に軍隊として認めるべきだという議論もあるが、それはさておき、自衛隊は国際的にはどう見られているのか。
アメリカの軍事評価機関、「グローバル・ファイアーパワー」は、世界各国の軍事力を毎年ランキング形式で紹介している。
基準となっているのは、各国の軍備や兵力、財政状況、地理的条件、利用可能な資源などの条件らしい。このランキングによると、日本は第8位にランクインしている。軍隊を持たないはずの日本は、世界からみれば世界有数の軍事力を保有しているのである。
以下のサイトでは日本が第8位の理由について次のように解説している。
日本は航空機の保有数、ヘリコプターの保有数、装甲戦闘車両の保有数でトップ10にランクインしている。
島国である日本は、主要な港を持つ国としては最高位であり、4隻のヘリ空母は2位だった。また、特殊任務航空機群(「高度な搭載機器または特殊な特性を利用して」戦場での役割を担うために特別に開発されたプラットフォーム)の強度では、アメリカに次いで2位だった。
日本は2023年1月時点で1400機以上の軍用機、11万1000台以上の車両を保有しており、PowerIndexスコアは0.1711だった。
なお、日本より上位の国は次の通りだ。
7位パキスタン、6位韓国、5位イギリス、4位インド、3位中国、2位ロシア、1位アメリカ
トップ3は生徒でも予想ができそうだが、インド、パキスタンは想像が難しいかもしれない。また、気になる北朝鮮は34位で、ミサイル発射のニュースを連日見ていると上位に入ってきそうなところだが、軍事力の指標としてはさほど高くないことが分かる。
また、ウクライナはロシアの侵攻が始まって以来急速に順位を上げており、2023年は第15位となっている。これは、欧米各国による軍事支援の影響が大きい。
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