#77 バブル時代の伝説
今では信じられない日本にお金が有り余っていた時代。それが1980年代から1991年にかけてのバブル時代だ。バブル時代には現代の若者には想像できないような都市伝説のような日常があった。
①夜のタクシーを捕まえるのに万札をかかげる
会社員にとってタクシーでの移動は当たり前。会社はタクシー券の束を社員に渡し、
②就活をするだけでお小遣い稼ぎ
就活は超売り手市場。就活の面接時の交通費は全額会社負担が当たり前。地方の学生は東京の会社を何社か回れば、すべての会社から往復の交通費が貰えたためお小遣い稼ぎになったという。
さらに内定が決まった学生の懇親会はクルーズ船パーティ、さらには懇親会でハワイ旅行もあったとか。
③ボーナスの入った封筒が直立
公務員のボーナスは数十万程度。現代と大差はない。現代ではそれでも公務員は給料が高すぎると言われるのだが、当時の校務員は負け組。大手企業では100万円以上のボーナスもあり、ボーナスの入った封筒が直立したという都市伝説のような話も。
④銀行の利子が7%
超低金利政策の現代の日本。多くの市中銀行では普通預金の金利は0.001%。100万円預けて1年で10円しか利子を貰えない。しかし当時の銀行の利子は7%台も。100万円預ければ1年で7万円。複利で10年で2倍になる計算だった。上の世代が預金至上主義なのはこのためだろう。現代の日本では1回休日にお金を引き出せば手数料で大損である。
⑤ゴッホの「ひまわり」が58億円で落札。
余ったお金の投資先として骨董品がブーム。
安田火災海上保険(現:損保ジャパン日本興亜)がロンドンのオークションでゴッホの名画「ひまわり」を58億円で落札。世界に衝撃を与えた。
バブル崩壊後多くの骨董品が売りに出される中、「ひまわり」は今も損保ジャパン日本興亜美術館で所蔵されている。
⑥空前のスキーブーム
バブル経済を背景に大型レジャー施設が各地にオープン。バブル崩壊後は負の遺産となった。「恋人はサンタクロース」をテーマ曲にした映画「私をスキーに連れてって」が1987年に大ヒット。スキーはバブル期の代名詞として大ブームとなり、スキー場のリフトには長蛇の列ができた。
