#222 静岡市はなぜ「模型の世界首都」なのか?
静岡市には、ミニ四駆で有名なタミヤや、自動車や航空機の模型で有名なアオシマ、飛行機・鉄道模型で有名なハセガワなど名だたるプラモデルメーカーの本社があるほか、ガンダムを生産するバンダイスピリットの工場もおかれており、静岡県は国のプラモデルの出荷額の90%以上を占めている。
現在は、プラモデルを模したモニュメントがつくるなど、静岡市は「模型の世界首都」として宣伝活動を行っている。
なぜ静岡市でプラモデルの生産がさかんになったのか。
背景には歴史が大きく関係している。
徳川家康が余生を過ごす地と選んだ駿府(静岡市)には、久能山東照宮の建築などもあって、江戸時代に全国から木工職人が集まり定住した歴史的背景があり、木製の模型製造が盛んでした。
第二次世界大戦後、アメリカ製プラモデルの輸入が始まると、素材も木からプラスチックへの転換が進み、国内模型産業を牽引する生産地へと発展したのです。
プラモデルのルーツは江戸時代の木工技術にあったようだ。
加えて、静岡市は安部川を利用して、上流から容易に木材を運べた。建築物や木工製品に利用された木材の端材が木製模型に利用された。
いかにも日本的な技術の発展である。
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