#300「高齢社会」と「高齢化社会」はどう違う?

「高齢社会」と「高齢化社会」、多くの人が同じ意味の言葉だと思っているのではないか。

「高齢者の割合が多い社会」という意味では同じなのだが、厳密に言うと2つの言葉の定義は異なる。

高齢化社会とは、65歳以上の高齢者の割合が「人口の7%」を超えた社会を指す。「化」という文字は、ものごとが変化していく過程を意味する。
つまり、高齢者の人口が増えつつありますよという段階だ。

それに対し、高齢社会とは高齢者の割合が「人口の14%」を超えた社会を指す。高齢化の過程を経て高齢化が完了した社会という意味合いになる。

さらに、高齢者の割合が「人口の21%」を超えた社会を「超高齢社会」と呼ぶ。

日本では、1970年から高齢化率7.1%を超え、高齢化社会に突入した。
高齢化社会の歴史は意外と長い。

1995年には高齢化率が14.6%となり高齢社会になった。
さらに2007年には高齢化率は21.5%となり、超高齢社会になる。

そして2023年の高齢化率は何と29.1%
3人に1人近くが65歳以上という状況になっている。

高齢化率は世界の中でも断トツ1位だ。
ちなみに2位はイタリアの24.5%、3位はフィンランドの23.6%となっている。(詳細は以下の資料を参照)

統計トピックス No.138 統計からみた我が国の高齢者

【目次】

【参考】


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