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圧倒される岩山 秩父郡小鹿野町 秩父札所31番 曹洞宗鷲窟山観音院 私の百寺巡礼340

3年前から秩父札所を廻るようになったが、締めくくりはここだ。
小さい時から来ている、高校時代の行事でも登った山だ。他は行ったことがない。恥・・・

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では畠山重忠がこの観音院と縁が深いことが出て来た。
創建年代は不明である。口伝によれば、本尊の聖観世音菩薩は行基作といわれていたが、平将門の承平天慶の乱のときに行方不明となってしまった。その後、畠山重忠が当地を訪れ、鷲の巣の中から観音像を発見した。この奇瑞を目の当たりにして、重忠をはじめとする畠山氏 (平姓)は帰依し、この観音像を安置する堂宇を建てたという。
その後、江戸時代までは修験道の寺となっていた。本堂の近くに「聖浄の滝」と呼ばれる滝があり、修験道の修行者が水垢離を行っていた。
明治初期の神仏分離と修験禁止令により、現在は曹洞宗の寺となっている。

札所31番、観音院、高さ3m程の石の仁王様が納まる仁王門から296段の参道を登ると、岩壁を落ちる聖淨の滝がありその脇に本堂が建っています。石仏のお寺としても有名で、十万八千仏の石仏があると言われています。県内唯一の磨崖仏もここにあります。


国道299号。そのまま群馬県に向かうと、40年前に日航機が墜落した現場に行く。残念ながら、国道から脇道に入り、最寄りのバス停から2.6㎞と。
今回の私は、近くの宿でレンタサイクルを借りた。しかも、その宿からここまでは、平坦なので楽だ。


岩には秋海棠

こちらにも秋海棠。

弘法大師様が座しておられる岩。

鷲窟山の名が示す通りのお堂である。昔は、ここで修行をしていたのだろう。
とにかく、この岩山のお堂といい、石仏といい、圧倒される。
岩というか、山全体が弘法大師様信仰の場であるのに、曹洞宗となっているのは何故?と思っていたのだが、明治時代の神仏分離令、修験道禁止などのそんな時代を経ての宗派替えであるのか。

こんな説もある。

秩父札所に曹洞宗の寺院が多いのは、中世後期に曹洞宗が地方展開を進めるにあたり、山岳信仰の拠点だった秩父の寺院を取り込んでいったためです。その背景には、以下の経緯があったと考えられています。
山岳修験との関係: 秩父の山間部は古くから山岳信仰が盛んな地域で、多くの修験場がありました。曹洞宗は、こうした修験の拠点となっていた寺院と関係を深め、布教を進めていきました。
中世における地方への進出: 鎌倉時代から室町時代にかけて、新仏教であった禅宗(曹洞宗・臨済宗)は地方での教勢拡大を目指していました。秩父の札所寺院は、そうした曹洞宗が地方へ広がるための拠点となり、多くの寺院が曹洞宗へと転宗したり、曹洞宗の末寺となっていったと推測されます。


こちらは、入口までは車、自転車で行けるが、石段296段は登るのみ!!
多くの神社やお寺で「キツイなあ。この石段」と思っていたら、車が裏道から庭まで、なんてものあった。そういうのは一切なし!
それにしても、この石段。10代の頃は呼吸も苦しくもならず、友達とおしゃべりしながら歩いたり走ったりしたのに、何故に一気に登れない還暦すぎの自分が情けないぞおお。

と、今回で秩父札所34ヶ所全制覇しました。満願です。
本当は、34番を最後にして、お寺近くの満願の湯でゆっくりと温泉に浸かるが正解らしい。

感謝、感謝。

秋海棠 同行二人 満願よ

秩父札所31番 曹洞宗鷲窟山観音院
埼玉県秩父郡小鹿野町飯田観音2211
西武秩父駅・秩父駅より西武バスにて栗尾行きに乗車。栗尾バス停から2.6㎞


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