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そこにトンボが落ちていたら

今日の実話です。
-トンボの画像がありますので虫嫌いはご注意-

見て見ぬふり

本日、大阪はとてつもない強風。
狭い道、風が吹き抜けやすい。
買い物帰りの道中でトンボを踏みそうになった。

トンボ強風に煽られ、地面のコンクリートにしがみついている
映画でよくある爆風やブラックホールに耐えて吹き飛びそうになっている、そんなシーンを思い出す。
「頑張れ、トンボ」
そう思いながら、その場を後にする。

20歩ほど進んだだろうか、バイクが私を追い越していく。
「あっ」
トンボ踏まれてね・・?

普通の人間なら気にしないだろう
私は面倒だと思いつつ戻る。

ちゃんと生きていた。まだしがみついている。
ここにいたら踏まれるのは明白だった。

普通の人間ならそんなの知ったこっちゃないだろう
だが私は命というものにかなり敏感な人間だったりする。
それが虫や草木であっても。(嫌な奴と害虫はのぞく

2kgほど買った食糧袋と私の体で暴風壁をつくってあげる。
トンボはヘロヘロだった。
どこかへ行こうとしているが飛べずに歩こうとしていた。
突風で体力が尽きたか、寿命なのか、ギリギリな感じだった。

端っこの草木に移動するなり助けてあげたいが、
トンボなんて触った事が無い。
しかも私は虫がかなり苦手だ。
ゴキが出た時なんか絶叫する(リアルに)
「うう・・触りたくねぇよ・・噛むのか?トンボって・・」
そうこうしているうちに時間が貴重な時間は去ってしまう。
早く帰りてぇ・・。

見て見ぬふりができない人間。
それが私(解決できるものに限る)
去年の夏はセミを助けられたし・・
頑張れば解決できそうだし・・
助けるか・・。
人差し指を怖がりながら差し出す。
警戒して少し止まった後、
確認するように指をワサワサしてしがみついた。
キュっとした感覚が指先に走る。
「怖ぇぇ・・でも噛まないでよかった・・。」
風がきにくいブロック塀の近くの草木のところに降ろした。

もし寿命だとしてもちょっとは延命できただろうか トンボくん・・

何も得がないのに我ながらよく助けた。えらい自分。
なぜ一般大衆の人間になれないのか。たまに疑問に思う。

ん、いや、noteのネタが出来たから得はあったな
(ちゃっかりカメラで撮ってるし)
じゃあトンボ君とはwinwinということでヨシっ!

・・・オチはありません(;^ω^)

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