西洋美術館で、思いがけずタイムスリップした日
通勤限界ワーママからフリーランス在宅ワーママになったしいちゃんです。
アートを入り口に、歴史や世界情勢を読み解くす視点を発見できる『アートを知ると世界が読める』を読んで刺激を受けています。アートは初心者です。
西洋美術館に次男と行ったときのこと。
パリのロダン美術館で見た「地獄の門」や「考える人」が入り口前にあって、そのときの彼は「きゃあきゃあ!」とポーズをとったり嬉しそう。
でも、いざ美術館のなかに入った瞬間…
「こわいよぅ……」と急に声が小さくなりました。
順路は、入り口から古い時代の作品へと進むようになっていて、最初の展示は14〜16世紀のキリスト教美術が中心。
そこに描かれている世界は、たしかに子どもには刺激が強かったみたい。
次男の反応は、ものすごく純粋で、もっともで。
でもわたしにとっては、とても“新しい感想”に感じられたんです。
というのも、彼はしばらく教会付属の幼稚園に通っていて、そこで触れる物語はいつも“ハッピーストーリー”だったから。
クリスマスの劇はキリスト誕生の場面。
羊飼いも、天使も、東方の三賢人も、みんな赤ちゃんを祝福する優しい世界。
園長先生のお話としては、キリストの受難が出てきたこともあったのかもしれないけれど、絵画として十字架の場面を見ると…やっぱり衝撃は大きいですよね。
わたし自身も、美術はなんとなく“普通に”見ながら大人になってきたけれど、そういえば子どものころは確かに少し怖かった気がする。
次男の目を通して作品を見たことで、忘れていた幼少期の視点がふっと戻ってきたのでした。まるで、時間をさかのぼって自分の小さな頃にタイムスリップしたような感覚。
最近、こどもが見たり感じたりすることについて話をしてくれるとき、自分の生まれてから今までについてが並行的に現れるような、そんな不思議な気分を経験しています。
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