ラーメン屋のラーメンに日本の技術力が世界一であることを再認識させられた オレ
ある晩、すすきので一杯やったあと、帰り道を歩いていると、「五丈原」というラーメン屋が目に入った。
以前に何度か行ったことのあるラーメン屋である。
飲んだ後で小腹も空いていたのでふと暖簾をくぐった。
夜中だが、ほぼ席は埋まっていたが、並ばずに入ることができた。
札幌では超人気店というほどではないが、一応老舗のラーメン屋。
根強い評判のあるラーメン屋である。
「とんしおラーメン」を注文した。
程なくして出てきた。

形の良い器にスープと麺が入り、その上にネギやチャーシュー、そして海苔が添えられている。
そのエンタイア(盛り付けの見た目)は素晴らしい。
あたかも小宇宙である。
スープを飲んでみる。出汁が効いていて美味い。
麺も程よい歯触りである。
丼いっぱいにこれほど精緻なものを詰め込んだ料理が世界中のどこにあろうか。
台湾で台湾料理を食べたことがある。
プラスチックのどうでもよいどんぶりに汁が入っていて、その中に飯、あるいは麺が入っている。麺はただ、小麦粉を伸ばしただけの様なもので歯触りも何もない。八角がかけられていることに異国情緒を感じるくらいである。
美味いかどうかは趣味の分かれるところ。小生はこのような料理は嫌いではない。好きである。
しかし、ここに作り込みの精巧さや芸術性は全く感じなかった。
フランス料理、中華料理も素晴らしいものだ。
しかし、これは料理のバラエティーさが売りである。
ラーメンの様な小品にこれほどまでの手間と工夫をしてここまで精度を高めた料理というものは、ラーメンを食べながら考えてみたが、日本のラーメンしかない。
出汁から麺、ネギの切り方まで気を配り最高度に仕上げる技術力は世界に類を見ないものだ。
日本の技術力は改めて世界一であると再認識させられた。この時、オレは、だ。
その日本が今、なぜことごとく調子が悪いのか。
少子高齢化、学力の低下、などなど、いろいろ言われているが
私が推察するに、皆、シープルになっているからである。
せっかくメーカーに入って製品の開発を任せられても、自分のアイデアをLINEなんかで仲間といろいろ話し合っていたらどうなる?
LINEを通じてライバル会社にアイデアが行ってしまう、ということは十分に考えられるだろう。
自分が得たデータや考えをChatGPTなどでまとめたら、その瞬間、自分のアイデアはChatGPTを通じてどこか欲しがっている組織に行ってしまうだろう。そう想像できないだろうか。ChatGPTに新たにGemini、そして、当ブログでも話題にした中国のDeepSeek。これらはそれがために開発された、とはお考えにならないだろうか。
そのようなものを遠ざける。使うにしても注意深く使う。
キーワードを変えてみる、とか、数字を変えて使ってみる、とか、バラバラに分けて文章を作ってもらうとか、そのような工夫と注意は必要。
このようなことに注意を払う様になれば、おそらく我が国は再び世界一に返り咲くだろう。


