足が震えたあの日から始まった『僕の人生の再生』50代パワハラ体験記
こんにちは、中村りょうたです。
正直に言うと、
50代でそれなりの役職に就いていた頃、
急に新しい上司が来ました。
そして、その上司から「お前は仕事ができていない」「使えない」
そんなふうに罵声を浴びせられる日々を過ごすことになるなんて、
昔の僕は想像したこともありませんでした。
まさか自分が、朝会社に行こうとすると
足が震えて動かなくなるほどに
追い詰められるなんて思わなかったんです。
今あの頃を思えば・・・
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よかったら、こちらもぜひ、ご覧くださいね。
本当に暗闇に閉じ込められたような感覚しかなかった。
周りの同僚は普通に働いているように見えるのに、
自分はなんでこんなに怯えているんだろう?
会社に入る前から胸が苦しくて、心臓がバクバクして、
「もうこのまま帰ってしまいたい」と毎朝思っていました。
でも、自分は50代、こんな歳で、
家族もいるし住宅ローンもだいぶ残っている
そんな状態で、「会社を辞めるなんてできるわけがない」
そう自分に言い聞かせていました。
転職も難しいだろうし、
収入が途絶えたら家族が路頭に迷う。
そんな不安が常に頭のどこかにこびりついていました。
だから上司から何を言われようと、どんなふうに罵倒されようと、
「耐えるしかない」と自分を追い込み続けていました。
けれど、不思議なことに
「耐えれば解決するかもしれない」と思う一方で、
心のどこかでは「いつか限界が来るんじゃないか」と
薄々感じてもいました。
実際に、ある日上司に呼ばれて「報告しろ」と言われた瞬間、
喉がカラカラになって声が全然出なかったとき、
「あ、俺、本当にやばいかも」と気づきました。
それまではどこか他人事のように「気のせいだ」「もうちょっと頑張れる」
そう思ってました。
まさか体がこんなふうに言うことを聞かなくなるなんて・・・
それをきっかけに、初めて自分の心と体が
限界を超えていると実感したんです。
あのときの気持ちは、いまでも鮮明に覚えています。
頭の中では「声を出さなきゃ」「報告しなきゃ」とわかっているのに、
喉が詰まって一言も言葉が出ない。
上司の顔が目の前にあるのに、
どうしようもない自分がそこにいました。
なんとも言えない無力感、
そして、「もう逃げたい」という感情がごちゃ混ぜになって、
周りに部下もいる前で、涙が出そうなのを必死でこらえました。
その日家に帰ってからも、その光景が頭から離れない。
布団に入っても、上司の怒鳴り声が頭から離れなくて、
ろくに眠れないし、起きたら起きたで、
「また今日も会社行かなくては、、」そんな絶望感に包まれました。
いつまでこんな状態が続くのか・・・
あのときは本当に、「なんでこんな人生になったんだろう」って、
真っ暗な気持ちになってました。
だけど、あるとき、ふと
「このままだと本当に壊れてしまうかもしれない」と思ったんですね。
どうしてその瞬間にそう感じたのかは、
いまだによくわからないんですが、
多分“声が出なくなった
”あの出来事が大きかったんだと思っています。
あれ以降、「このまま耐えていても、たぶん解決はしない」っていう
確信みたいなものが、じわじわ湧いてきたんです。
そうなってはじめて、
いろんな情報をネットで調べてみたり、
相談窓口を探してみたりする気力が生まれました。
それまで「50代だし、家族を抱えてるし」って
自分が頭ごなしに否定していた「他の道」が、少しだけ見えてきたんです。
転職に限らず、副業とか、
何か自分の経験を活かせる副収入の方法とか、
もしかしたら、そういう手段もあるかもしれないと気づきました。
すると、心の奥に、僕の胸が少し暖かくなった感じがしたんです。
あのときの「もしかすると、まだ何かできるかも」という感情は、
自分の人生で久しぶりに味わう“希望”だった気がします。
そして、少しだけ勇気を出して情報を集めて始めたんです。
同じようにパワハラで苦しんでる人がいるんだ、
50代でもキャリアを作り直している人もいるんだな」
そんなことがだんだんとわかってきました。
今考えると、これがまた大きかったと思うんです。
俺ひとりだけが特別じゃなかったんだって思えて、
すごくほっとしたんです。
で、気付いたんです。
会社という場所が自分のすべてじゃないって。
そう気づき始めたら、
今度は「実際に何かやってみようかな」と思えるようにもなりました。
それ以降、不思議なもので、心が少しずつ軽くなっていったんです。
もちろん、上司の態度は急に変わったわけじゃありません。
それでも、こいつにどれだけ言われたって、
俺にはまだ選択肢がある」と思えるだけで、
以前ほどに深く傷つかなくなったんです。
足の震えも、まったくゼロにはならなかったけど、
前みたいに会社の門がくぐれないほどではなくなっていました。
そして何より、いずれ会社を辞めるにしても続けるにしても、
自分がまだ可能性があるはずだって思えるようになりました。
そしたら、
人生が少しずつ楽しくっていうか、
喜楽っていうかそんな風になってきたんです。
思考が解放されたような感覚、
完全に閉じ込められてるわけじゃない、
そんな自由が芽生えたからなのか、
休みの日に何をするかも積極的に考えるようになったし、
家族との会話も前ほど暗い雰囲気じゃなくなったって、
妻に言われたこともありました。
いまこうして振り返ると、一歩踏み出す前の自分は
パワハラを受けるしかない今と、
家族を守らなきゃいけない、そんな板挟み状態で、
がんじがらめになっていたんだと思います。
でも実際は、その裏側にたくさんの可能性が隠れていました。
それに気づけたのは、
少しだけ別の方向を見てみれるような、
考える余裕が生まれたからだと思うんです。
それに気づけたきっかけが、
体が壊れるかもしれないっていう危機感だったんだと思います。
なんとも皮肉な話かもしれませんが、
それが僕のターニングポイントだったと思います。
今、あの頃に比べると嘘みたいに心が穏やかに過ごせています。
時々思い出すと、よくあんな状態で頑張ったなって、
自分を褒めたくなります。
もちろん、
当時は何度も死にたいって思ったこともあったから、
死ぬほど苦しかったです。
でも、あの経験があったからこそ、
いまの自分は、人生って、意外といろいろな選択肢があるんだなって
素直に思えるし、毎日を楽しもうと思えるんですよね。
もし、昔の僕と同じように
これしかないんだ、なんて思い込んで、苦しんでいる人がいたら、
ぜひ一歩だけでも別の角度を覗いてみてほしいなぁ〜って今感じてます。
逃げるのが悪いわけじゃない、
我慢し続けて壊れるより、気持ちが少し楽になるほうが、
結果的には家族や自分にもプラスなんじゃないかって思います。
僕は、こんな風に、あの暗闇からゆっくり抜け出すことができました。
恥ずかしいんですけど、これが50代の僕が、
パワハラに苦しんだ時に感じたことです。
共感していただける部分があったらとても嬉しいです。
そして、もし今あなたが、以前の僕と同じように悩んでいたら、
どうか一人で抱え込みすぎないでくださいね。
あなたの人生はあなたが自由にして良い人生なんだから・・
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