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第4話:恋愛こじらせ女、仕事ノリでテストマーケティングを開始

🧪これは、“恋愛も幸せも苦手”な私が、自分なりに実験してみた記録です。
親との縁を切ったら、人生バラ色になるはず――そう信じていた私が、
恋愛という“こじらせ分野”に、まさかの仕事ノリで突撃してみた話。

「親から離れたら幸せになれると思ってた」
毒親育ちにはそう感じたことがある人、きっと多いんじゃないかな。
私もそうだった。

「親と距離を置いたら、人生バラ色になるはずでしょ?」
……そんな淡い期待を胸に迎えたアフター毒親ライフ。

でも現実はというと、

思った以上に地味でしんどくて、なんかこう……
幸せって、どこで買えますか?
どこで並んでますか?   
状態。


気になる人ができても、アプローチが毎回迷走。
謎のLINE送ったり、絶妙に怖いプレゼントを贈ったり…。
ポンコツすぎて、自己嫌悪が止まらなかった。

これはもう、リハビリが必要では?

そこで私はひらめきました。
恋愛という“ちょっとこじらせ気味なフィールド”に、仕事ノリで突撃してみることに!

名付けて――
『恋愛テストマーケティング』、ここに開・催!!

“恋愛”って、どうやったらうまくいくんだろう。


そもそも、「好き」って感情がよくわからない。
一緒にいて楽しい人はいる。キュンとする瞬間もある。
でも、それをどう受け止めればいいのかが、わからない。

人を好きになるって、なんだか怖かった。
期待したら裏切られるし、信じたら傷つく。
それなら最初から、期待しないほうがいい。

そうやって、私は心の奥に、そっと鍵をかけて生きていた。


とはいえ、まったく人と関わってなかったわけではない。


飲み仲間だったり、ちょっとデートに行くくらいの人はいた。
一緒に笑って、お酒を飲んで、それなりに楽しい時間もあった。

でも、あの頃の私は、ボロボロだった。

兄のうつ病。両親の借金問題。
心も体もギリギリで、それでもいつものように、元気な自分を演じていた。

そんな私を「なんか無理してない?」と心配してくれる人もいたけれど、
本音を話したら、その瞬間に壊れてしまいそうで、言えなかった。

そして何より、そんな重たい話を人に背負わせるのが、申し訳なかった。


それでも、やっぱり願ってた。


「誰かと本音で向き合ってみたい」
「幸せになりたい」
って、ちゃんと。

でも、どうやって?
外側でニコニコしてる自分と、本当の自分とのギャップに、私はずっと迷子だった。


このまま恋愛が苦手なままじゃ、ずっと“受け身”の人生になっちゃう。

それなら、得意な“仕事ノリ”で、恋愛という未知の領域に突撃してみよう!

だからこそ――“仕事のノリ”で恋愛を始めてみることにした。
名付けて、『恋愛テストマーケティング』
我ながら、ぶっ飛んだ発想。。。笑


決めたルールは、シンプルにひとつ。


「告白されたら、とりあえず付き合ってみる」
(男性にはオープンにせず、女友達にだけ宣言w)

ありがたいことに、そんな私にも声をかけてくれる人はいた。
だからまずは、「結婚願望はゼロです」と宣言しつつ、
“誰かと一緒にいる”という時間に、身を置いてみることにした。

でもね、いきなり試練が訪れる。

交際翌日に「結婚したい」と言われたのだ。
……いや、知ってたよね?私、最初に「結婚は無理ゲーです」って言ったよね??
心の中で関西人並みにツッコミ炸裂。


当然ながら、全部がうまくいくわけがない。

というか、ほとんど続かなかった。

長年の友人と付き合うことになり、「やっぱり友達の方がいいね」となったり、
不安になって引いてしまったり、
「期待されるのが怖いから」って、自分から距離をとったり。

優しくされればされるほど、なぜか息苦しくなる。

“愛されること”に慣れていない私は、
それをどう受け取っていいのか、ずっとわからなかった。


でも、この実験には、思わぬ副産物があった。


それは――
「自分の価値観がわかってきたこと」。

・なぜあの一言がグサッと刺さったのか
・どんな時に嬉しいって思ったのか
・どうしてあの人とは安心できたのか

今まで無視してきた、心のざわつきに、少しずつ気づけるようになった。


“恋愛不器用選手権・優勝候補”だった私が、
ちょっとずつ、自分の輪郭を取り戻してきた頃


思いがけない“再会”が待っていた。

それが、今の夫でした。


遠回りしても、不器用でも、試してみてよかった。
あの時、あの方法で恋愛と向き合わなかったら、
今の私は、いなかったかもしれない。

📢 次回予告

第5話:「あの兄ちゃんが“神夫”になるなんて」恋愛テスト期間中に起きた、まさかの再会

自分でも知らなかった「私らしさ」を、まっすぐ受け止めてくれた人がいた。

人に愛されることを、
少しずつ、信じられるようになった理由。

その始まりの一歩を、綴ります。

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