#19 コンサル偏重のトレンド
とある動画配信サービスで、ここ数年の就活戦線におけるコンサルブームを取り上げていた。
そのコンテンツの中で「これだけドラスティックに変革が進む時代において1つの企業に人生をbetすることがリスクだ。なので色んな企業や業種に携われるコンサルティングファームへの就職を目指している」という論調の話があった。
あまりに偏ったトレンドは世間一般的には良くないと思いつつ、私自身も考え方には賛同できる部分がある。
大学3年生だった際に周囲が就職活動を進めるなか、「自分が何をやりたいのか、どの業種・企業でキャリアをスタートしたいのか」をひねり出すのに非常に苦労したからだ。
当時はそれを自己分析が出来ていない自分の努力不足のせいだと思っていたが、現在までどの業界にも軸足を置かない仕事をしているので、結局学生の頃から趣味・嗜好が変わっていない(成長してない?)ということかもしれない。
話は変わるが、冒頭のコンテンツの中で取り上げられていたコンサルティングファームはいずれも名の知れた事務所だったと思うが、コンサルティングファームと言っても玉石混交である。
私も似たような業界に属しているが、クライアント企業からよく「以前コンサルを入れていたが大して成果が出なくて・・・」とか「コンサルの連中なんて何も分かっていない」と聞くことがあります。
それが、個人的には悔しい。コンサルとして一括りにされ評価されるのもそうだし、成果が出ていないのにかかった工数分はしっかり請求しているファームがあるのもそう。
こういった話を聞くと、他人のことはさておき、自分が関与させていただくクライアントにはしっかりと結果が伴ったサービスを提供しようと思わせてくれる。
さて、本題に戻ると、上述のとおり個人的には就職活動時におけるコンサル偏重の傾向は致し方ないと考えている。
問題はその後のキャリアにおいて、彼らの経験が官民にしっかりと還元されるかどうかである。
この点、中途採用市場における流動性の高まりや起業を目指す方などの増加は追い風かなとは思うが、はたしてこのブームがあと何年続くのだろうか。。。
