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髷はタイを知る

お客様いつからいらっしゃるの? 私が新人でこの店に来たときもういたよね。若い男の無造作に束ねた髪を絵にも描けない鯛らが面白がってつつく。揶揄われた男は盃の酒を飲み干して相手をやり過ごす。だってここにいるしかないのさ。俺はもう知ってしまったんだ。帰りタイの先に何が待っているのかを。

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