No.12 自己紹介しない自己紹介

0. はじめに

noteでは「自己紹介」を書いて「プロフィール記事」として表示する習わしらしい. なので一応その慣習に従って「自己紹介」を作成してみることにする. 

1. 自己紹介しない理由

 と言ったものの, 私は基本SNS系(と言ってもTwitterとnoteだけだが)では自分に関わる情報は基本的にはopenにしない(特に「仕事」に関するtopicsに関しては意識的に避けている). 「ご同業」でも積極的に素顔を晒していくstyleの方も少なくないようで, 別にそれにどうこう言うつもりはない. しかし個人的にそれは無理なのである. 理由は以下の3つ:

1) 「ご同業」の中にも「炎上」防止のためにそもそもSNS自体が禁止される場合もあるようだが, 私もどちらかといえばそちら派だから.
2) 知り合いも誰もいないところで好きなことを好きなように書きたいから.
3) 書いている私はもちろん, 読み手も私の素性などまず気にしないから.

 1)は「君子危うきに近寄らず」である. 2)も自然な理由である. そもそも自分の書いたものはある種自分の「汚物」のようなもの(遅かれ早かれいずれ「黒歴史」になるもの). なので全く見ず知らずの他人に見られるのは気にならないが, 知り合いに見られると思うと大概のことは恥ずかしくて書けなくなってしまう. むしろみんなはよく平気だなと感心する. 逆に私から見れば

「そもそも人に見られてもいいようなガワしか出していないのではないか」

とさえ思えてしまうのだが, そこを深くは突っ込まない. 

 3)も単なる事実述べたに過ぎない. 加えて, 私は情報の隠匿や操作は行うが, 書くからには「ガワ」だけ出すなんてケチなマネはせずに, ある意味で私の全てをさらけ出している(だから知り合いにはみられたくない). なので万一私のことが気になった人間がいたとしても, 書いてあるものを意識して読めば私がどういう人間か(それは私の素性とは基本的には独立の事象である)はある程度わかるはずである. 作家が書いた作品を読んでのみその作家を知れるように, 本来はそうあるべきであり, 素性をズケズケと明かすという行為自体無粋だと思うのだ. 

 更に付け加えるならば基本的にこういうSNS系で自分の素性を明かすのは, SNSを自身の宣伝広告媒体として活用するのがその人の主目的だからであろう. それに対して私は別に自分の宣伝をしたいわけではない(というより寧ろしたくない). 

 そう言うと

「じゃあなんでSNSをやっているの?」

あるいは

「SNSをやる人間で自分の宣伝をしない人間なんて存在するの?」

と疑問に思われるかもしれない. それへの解答もできなくはないが, それなりに長くなるし「自己紹介」という今回の「主題」からも逸れるので, ここでは一言「SNSをやる人間でも自分の宣伝をしない人間は存在する」と述べるにとどめる. 

2. 自己紹介しない自己紹介

 では自己紹介しない自己紹介をしてみよう. 正確には「素性」(とそれに関すること)を一切隠匿した上で自己紹介を行うということである. つまり「経歴」, 「仕事」, 「趣味」, 「趣向」を伏せた自己紹介を試みる. そんなことは不可能に思われるかもしれないが, 存外そうでもない. 

 まずこんなわけのわからん自己紹介文(?)を書く人間である. この時点でかなり面倒くさく, ひねくれた性格の人間であることは容易に想像できる. 次いでこのnoteでもう「No. 12」, つまり12個, このひねくれた人間が書いたものがあるのであり, 正に文字通りもう十二分に書かれているとも言える.

 そこで試しに今まで書かれたもののタイトルを並べてみよう. 

No.1 「アイドル声優だけを追いかけた末路」からの考察
No.2 成海瑠奈(なるみるな)回文問題
No.3 「〇〇がすき」雑感
No.4 ワールドトリガー第214, 215話雑感 --二宮, 水上の「評価」をめぐって--
No.5 「評価」から再考するランク戦
No.6 「イニシエノウタ」評 --「名曲」を巡る一つの考察として--
No.7 近頃の文系への雑感
No.8 令和3年11月23日(火) 新嘗祭 -長楽寺, 深層姉妹, ``先生'', お受験, 鬼平, 忘年会計画-
No.9 令和3年11月28日(日) 秋の奈良観光
No.10 ワールドトリガー遠征選抜第一試験(閉鎖環境試験)特別課題②
No.11 令和3年12月4日(土) 光明寺, 乙訓寺, 明日の準備
No.12 自己紹介しない自己紹介

このlistを眺めるだけでも以下のことがわかる.

1. noteの記事にナンバリングを振っている. まるでnoteというよりdataを扱っているようだ(妙に几帳面な性格か?)
2. 12個のうち日記を3つ書いている. 1と併せて几帳面さが伺える?
3. 日記の内容は, 日帰りとはいえ, 全て観光, 旅行がテーマになっている
(ついでに京都, 奈良とはいえ寺社仏閣が多い). 旅行好きなのかもしれない. 
4. 12個のうち3つが「ワールドトリガー」について書いている. 恐らく「ワの民」なのであろう.
5. 12個のうち2つが(成海瑠奈と関連して?)「アイドル声優」について書いている. 「ワールドトリガー」と併せるとアニメ関連で5つ書いているとも考えられる. その辺に興味関心があるのだろう. 
6. 「雑感」というタイトルが2つある. No.6の「評」やNo.1の「考察」と併せると実は日記以外の殆ど全てのnoteがこの手のものとみなせる. つまり対象如何によらず何かを評したり, 論じたりするのが好きなようだ. 

 書いた当人とはいえ, 一応それを忘れた設定で「素人」がタイトルを眺めるだけでもこれだけのことは読み取れるのだ. 万一私のことを知りたいと思う人間が現れたとして, その気になって, noteのタイトルだけでなくその中身までもそれなりに精査すればこれ以上のことが読み取れるだろう. それをここで実演することもできるが, 面倒だし, もう飽きたのでやめる(興味がある方はこの「遊び」の続きをやってみられるとよい). 

 逆に「本当に私のことを知りたい」という人間にここから読み取れる以上の情報など不要であろう. 精々情報の確度を保証する程度の意味しかないわけで, それ以上を求めるとすればそれはアブナイ人なので私は絶対に関わりたくない. つまりここが私にとっても他者にとっても妥協な線引きであり, 「自己紹介」など初めからいらなかったのだ. 

 以上が私の結論かつ私の「自己紹介しない自己紹介」である(なんだよ... 結構できんじゃねぇか...). 
 


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