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「高嶺の花」円安と関税が突きつける日本の現実

「高嶺の花」の本来の意味

「高嶺の花」と聞くと、多くの人は美しい女性への誉め言葉を想像するでしょう。
しかし本来の意味は「遠くから眺めるしかない、手の届かない存在」。
美しい人だけでなく、高価なモノや憧れの対象をも指します。

そして今の日本は、まさにこの「高嶺の花」を自らの生活で実感させられているのです。


円安と関税で“手が届かない”現実

米国との関税問題、そして止まらない円安。
その影響は欧州にも及び、スイスやユーロ圏の輸入品はことごとく値上がり。

かつて「舶来品」として特別視されていた海外製品。
戦後の努力で誰もが手にできるようになったはずが、いま再び“高嶺の花”に戻りつつあります。

実際に、高級腕時計「オメガ」や欧州ワイン、さらにはチョコレートまで値上げラッシュ。
消費者は目減りする実質所得のなかで「手に取れない現実」と向き合わされています。


揺らぐ生活基盤と国産回帰の兆し

欧州通貨高の影響で、日用品や食品にまで波及する価格高騰。
それに対し、一部では国産品への需要が高まりつつあります。

だが、それは裏を返せば「海外依存の脆さ」が露呈したということ。
これまで何でも海外に頼り、貿易条件が悪化すれば途端に生活苦に直面する――。
日本の構造的な弱点が、円安をきっかけに突きつけられているのです。


日本は再び「自給自足」へ舵を切れるか

人口減少が進むなか、日本が生き残るためには本気で「自給自足体制」を政治が確立するしかありません。
食糧も、エネルギーも、産業基盤も。

そうでなければ、この国は再び“外圧に揺さぶられるだけの存在”へと堕ちかねない。
極論を言えば、経済的植民地化も視野に入ってしまう。
そして、今や世界は新たな大戦を予感させる不穏な時代に突入しています。

もはや「待ったなし」この危機感を共有しなければ、日本の未来は“高嶺の花”として遠ざかるばかりです。

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