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デザイナーおすすめ!滋賀のプロダクトブランド

デザイナーつぼたです。私は滋賀県出身で小学生時代に石山にある東レ明道館という道場で5年ほど剣道をしておりました。今は東京を中心にデザイナーとして活動していますが、バリバリ滋賀県大好きデザイナーの私が、今回は滋賀のおすすめ&気になっている「プロダクトブランド」を紹介します。

滋賀では面白いプロダクトブランドが定期的に立ち上がってはいるものの、数年で廃業してしまっているブランドも少なくありません。せっかく良いものを作っても廃業してしまうのは勿体無いです。草津にイオンができてからは湖南エリアの買い物=イオン、休日行くところ=イオンとなってしまいがちですが、これから滋賀全体の魅力的なプロダクトブランドやセレクトショップなどを紹介していきますので、みんなで滋賀を継続的に盛り上げていきければと考えています。デザインの相談もお待ちしています。


1、キッチン・テーブルウェアブランド

KINTO

キントーは滋賀県彦根市に本社を置くテーブルウェア・コーヒーウェアブランドです。シンプルで美しいプロダクトが多く、ブルーボトルでドリップコーヒー(ホット)を入れるのに使用されているカップもキントーのものです。コーヒー業界では知らない人のいない超有名ブランドです。

KIKOF

「琵琶湖は日本の大きな器である」というコンセプトを掲げて作られた、八角形の独特で美しいキコフ。キコフは古琵琶湖層の土を使った信楽焼のプロダクトで、東京を中心に創作活動を行うKIGI(キギ)と滋賀県を拠点に活動する職人集団マザーレイクプロダクツが共同で立ち上げたブランドです。滋賀を代表するプロダクトブランドなのでギフトにも向いています。

明山(めいざん)

キコフと同じ信楽焼のブランドですが、明山は江戸時代から続く創業400年の信楽焼の老舗窯元です。1622年、初代・石野伊助が江戸幕府二代将軍秀忠の命により茶壺を献上、お茶壺師の称号を賜ったことにはじまるそうです。伝統的なプロダクトから、近代的でシンプルなプロダクトまで幅広く製造・販売されています。個人的おすすめは「フォルムがきれいなボトル」と、手のひらサイズのタヌキの置物「SHIGA★LUCKY」です。

琵琶湖彩 / Biwaco Iro

琵琶湖の水草を利用したプロダクトを展開しているブランド琵琶湖彩。ガラス製品は神永朱美さん、陶芸は栗田千弦さんや見野大介さん、野村佳苗さん、草木染めと手織りは佐藤亜紀さんなど様々なクリエイターと協力しながら製品を作成されています。

中川木工芸 比良工房

中川木工芸は初代亀一が京都の老舗桶屋に丁稚奉公に入ったことから始またブランドです。3代目の中川周士さんは2003年に京都の工房から独立、滋賀で比良工房をひらきました。桶を中心に木製のプロダクトを制作しており、2010年にフランスのシャンパンメーカーとともにシャンパンクーラーを発表したことにより、世界的に注目されています。

VANTECH PRODUCTS

これまでの環境技術で蓄積した技術を活かし、主にステンレスを主素材とした生活用品ブランドを展開しています。デザイナーの秋田道夫さんや南政宏さんが携わっており、美しい製品ラインアップになっています。

M.M.Factory

調理用極厚鉄板の製造・販売をしているブランドです。turk(ターク)のフライパンが可愛く見えるほどの極厚です。多分扱っている人を見たらびっくりします。

2、日用品・雑貨ブランド

DAIYO(大與)

大與は1914年に滋賀県高島郡にて、創業した手造り和ろうそくのブランドです。天然の植物蝋を100%使用し製造されており、蝋が垂れることも油煙や匂いもほとんどなく、環境にも人にも優しいのが特長だそうです。商品の一つ「まめろうそくカラーアソート」の『米ぬかろうそく』はパッケージも美しく、コンパクトなのでギフトとしても喜ばれそうです。

美WAKO

琵琶湖のヨシを使用したサスティナブル歯ブラシブランド。柄はトウモロコシ樹脂とヨシ含有ペレット、毛は植物由来のヒマシ樹脂、パッケージはヨシ紙使用。琵琶湖の水質を守り資源の節約にも繋がっており、燃やしても有害物質を出さず自然分解します。歯科医師の井田冴香さんが開発しており機能も問題なし。人にも環境にも琵琶湖にも優しい三方良しのブランドです。

HACOMIDORI

アーティストの周防苑子さんが「家屋解体時の廃ガラス」と「生花市や山々で採取した草花」を掛けあわせたプロダクトを制作しているハコミドリ。不要なものがここまで美しくなるのは、なんだか嬉しくなります。私が『森、道、市場』というフェスに出店されているのを見た時は人だかりができていました。一度見ると独特の世界観に引き込まれます。

3、アウトドアブランド

NANGA

ナンガは滋賀県米原市に1941年に誕生した寝袋メーカーで、ブランド名はヒマラヤのナンガパルバットに由来しています。羽毛の選定・洗毛・管理のノウハウを活かして、登山アパレルを中心に生産しています。ナンガの高品質基準に基づいて安全性と質を徹底的にこだわって製造されており、登山家やキャンパーなら誰もが知るブランドになっています。

GRINGATE

グリンゲートは「笑う門には福来る」というコンセプトで、アウトドアライフを通じてお客様を笑顔にしたいという想いで国産アイテムを販売しているアウトドア・キャンプ用品の専門ブランドです。オーブン・電子レンジ・コンロ対応の『信楽焼 陶板』もあります。シンプルな焚き火台『トライアンフ ソロ』とセットで使いたいですね。

GREBE WORKS

グリーブワークスは滋賀県の中でもキャンプ場の多い高島市発祥のコアなアウトドアブランド。ステンレスや鉄のギアを中心に展開しており、シンプルなものからオルテガ柄を彷彿とさせるパンチングの焚火台や自在天板まで、高島の魅力や自然からインスパイアされたギアを展開しています。キャンプ系インフルエンサーとのコラボ商品など精力的に活動しています。

4、小物・腕時計ブランド

JIOS

ジオスは日本の時計発祥(約1350年前の天智天皇時代に最初の水時計が設置された)の地である滋賀県大津市の石山で生まれた腕時計ブランドです。名前は、Japan、Ishiyama、Otsu、Shigaの頭文字から取られています。製品の中でも「GMTダイバーズ104」は200mの水圧にも耐えられる防水性能を持つダイバーズウォッチ。“104”は、琵琶湖の湖底最深部を示す数字だそうです。

JINBO PEARLS / 神保真珠商店

かつて海外で高く評価され、輸出ジュエリーの花形としてもてはやされた「びわ湖真珠」ですが、環境の悪化や水質汚染により貝が十分に育たない時代が長く続いたそうです。近年、生産者たちの努力と高度な養殖技術により復活。貝を育てるのに三年、その後、真珠を巻くまでに更に三年という時間を要するびわ湖真珠を丁寧にアクセサリーに加工しています。

SOHACHI(そうはち)

清原織物の現当主がデザインと制作に携わるプログラムとして生まれた“そうはち”。今あるプロダクトは『名刺入れ』と『関守石(石を縄で十文字に結んだもので、庭園内や茶庭、露地、寺の通路などに置くことで“ここからは立ち入りできません”の目印として用いられる)』というメチャ尖っているラインナップです。こういう尖り方、好きです。

5、バッグブランド

ホソイフクロモノ

琵琶湖の北西にある織物の町、高島市に工房を構えて主に地場産の麻織物や綿帆布を使ってカバンなどのアイテムを創作しているファクトリーブランドです。シンプルながら実用性に優れたプロダクトが多く、とても評判だそうです。「細井袋物」をカタカナにしたブランド名もストレートでいいですね。

八幡帆布鞄 / COGOCORO

西欧式帆布製造の発祥の地、近江八幡で帆布鞄と革小物を製造販売するブランドです。八幡帆布鞄は滋賀県高島市で織られた帆布と国内で生産される質のいい革で製造されています。

steed

スティードはJRA栗東・美浦トレーニングセンターで実際に使用されていた調教用ゼッケンを加工した世界に一つだけのオリジナルバッグを製作しているブランドです。ゼッケンの形や数字をそのまま生かしたデザインなので、馬好きや競馬好きの人にはたまらないプロダクトだと思います。

6、ファッションブランド

1/6fabric

ロクブンノイチファブリックは「滋賀の織物で、毎日の暮らしを変えていく。もっと気楽に、もっと心地よく。」というコンセプトのブランドです。名前は琵琶湖が滋賀県の1/6であることに由来します。パターンも滋賀由来で『梅花藻』や『甲賀忍者』、『瀬田しじみ』といった種類があります。マリメッコやヘラルボニーのような美しいパターンでファッションのアクセントにもできそうです。

COMMUNE

コミューンは滋賀県彦根市にアトリエ・ショップを構えるシャツブランドです。毎日のためのシャツをコンセプトに、アトリエでデザインから型紙・裁断・縫製まで一枚一枚丁寧にシャツを作っています。現代の工場生産では行われない、丸縫いや手付けボタンなど細部にまでこだわりぬいたシャツは、丈夫でいつまでも長く着ていただける一着です。コミューンでは『Shibo』シリーズも作られています。

Shibo

滋賀県の高島では200年前から「高島ちぢみ」という伝統的な織物が受け継がれています。シボはその高島ちぢみから生まれました。軽くやわらかな生地によって気持ちのいい肌触りになっています。まさにリラックスウェアにふさわしい素材でと言えるでしょう。表面に細かなシワのある生地は高島市にある機屋さんに「静かな日の琵琶湖の波」という依頼でつくってもらったオリジナルだそうです。

TANSAN TEXTILE

タンサンテキスタイルは、テキスタイルデザイナー水野智章と水野若菜によって生まれたテキスタイルブランドです。滋賀の自然豊かな土地にあるアトリエで、日々の暮らしの中でインスピレーションを受けながら鮮やかな記憶としてテキスタイルを生み出しています。鮮やかで豊富なグラフィックが特徴です。

BIWACOTTON

ビワコットンは滋賀県高島市に古来から伝わる「高島ちぢみ」の手法を生かし、現代の服に合うように改良・開発された生地・製品のブランドです。綿100%なのに驚くほどのストレッチ性を持つこと、肌に張り付きづらくベタつかないこと。その他にも、通気性の良さや洗濯後の乾きの早さなど快適な生活を送るための様々な機能を持った服だそうです。

DAVID LAYER

伴野兄弟によって生み出されたオーダースーツブランドであるデビッドレイヤーは、着る方の個性を最大限に引き出し、その方の名刺代わりになるような、世界で一つだけのスーツを作っています。

7、音楽・楽器ブランド

HORA AUDIO

青柳亮さんが全工程を一人で手がけている、彦根を拠点とするクラフトオーディオブランドです。良質なオーディオ製品をお客様に提供することにより、音楽を通じてひとびとの暮らしを豊かにしていくお手伝いをしていきたいという考えのもと手作りでオーディオを作成されています。

KarDiaN

カージアンは北田駿一さんによって2022年に設立されたエフェクターブランド。エフェクターのコンテスト『エフェクタービルダーズ・コンテスト』の第4回大会で優勝したことで知名度が一気に上がりました。カージアンのペダルは現代的な使用感と独特のエッジの効いたサウンドが特徴らしく、近年最も飛躍したエフェクターブランドの一つだそうです。

Altero Custom Guitars

アルテロカスタムギターズは、ギタークラフト専門学校講師、リペアマン・クラフトマンとして活動していた二人が設立したハンドメイドギターブランドです。過酷な環境での酷使にも耐えられる頑丈なギターをフルオーダーできるらしく、プロミュージシャンからも依頼を受けているそうです。

Wood Custom Guitars

ベースをはじめとしたあらゆる弦楽器の製造を行うブランドです。木材に特別なこだわりを持っており、木材を丸太の状態で仕入れて製材すら工房内で行うほどで、今国内で非常に注目されています。

いかがでしたか。「これが滋賀のブランドだったのか」や「滋賀にこんなブランドがあったのか」という驚きがあったと思います。これからまだまだ面白いプロダクトブランドが生まれてくると思うので、いつかジャンル違いや追加の第二弾も書ければと思います。あ、デザインの相談もお待ちしていますよ。では。

SPOT DESIGN 坪田将知

●note:滋賀県(非公認)観光大使つぼた
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