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over50でNY留学◆プロローグ4:英語トレーニング

留学経験もなく、仕事で英語をつかったこともほとんど無い僕が、英語力について、現在地、歩き方、目的地をメモしておく。

現在地

3年ほど前に受けたTOEICは600点程度だった。TOEICのスコアは英語力と必ずしも比例しないとも言われるが、自分の中では一つの目安だと思っている。

10年ほど前に、1週間ほどサンフランシスコに出張して現地の起業家と話す機会があった。そのときは事前に約2ヶ月間、オンライン英会話のレッスンを続けて、最低限の会話はできるようになった気がしている。とはいえ、込み入った話や重大な意思決定を伴うような会話をする自信はない。

読み書きは基本的な内容であれば理解できるが、最近はAIの力を借りることが多いので、基本的な英語体力は落ちているような気がする。

スピーキングについては自分の専門分野なら文法が多少崩れてもなんとか伝えられるが、リスニング相手が早口だと理解が追いつかない。

ようは「なんとなく話せる気にはなっているが、実はスムーズならコミュニケーションからはほど遠い状態」ということ。

歩き方

勉強方法

事前準備は「会話力」となるスピーキング、リスニングを上げることを目的とした。今回はオンライン英会話をする時間を確保できず、一日の隙間時間で少しずつ勉強するスタイルにしている。

毎日の短い積み重ねとして、Duolingo で単語や文法を呼び戻し、ジョギング中にPodcastのシャドウイング番組を聞きながら実際にシャドウイングを実施して耳と口を慣らしている。Duolingoは忘れかけた知識を思い出す助けになり、シャドウイングは「英語の発音筋トレ」効果があると感じている。

シャドウイング

シャドウイングを続けていて気づくのは、英語には舌や唇、息の使い方に独特の動きがあることだ。これは理解しただけでは自然に使えない。例えば"PRACTICE"という単語の発音は、「P」で唇を強く閉じ、「R」で舌を巻く。それらを順番にすぐにやらないといけない。どちらも日本語では使わない動きだ。こういった動きを習得するためには、繰り返し声に出して体に覚え込ませる必要がある。

こういったトレーニング方法は、楽器の練習のように、フレーズを指が覚えるまで繰り返す感覚に近いと思った。趣味のジャズギターでのアドリブ練習とも似ていて、毎日10分でも弾き続けると指が自由になっていくように、英語でも少しずつ舌が自然に動くようになってきた。

ふとしたときに気づく進歩

最近では、聞こえてきた英語を日本語に訳さなくても、おおよその状況を理解できる瞬間がある。以前は聞き流していた文章も、シャドウイングをしていると不思議と意味が見えてくる。まだ断片的だが、小さな進歩として確かな手応えを感じている。

目的地

今回の滞在中、3分の1の時間は英語学習に使う見込み。とはいえ事前にできる限りのトレーニングはしておきたい。

異なる言語を話す人と意思疎通だけならAIに頼れる時代になった。とはいえ、人と人の信頼関係を築くにはやはり自分の言葉で話せることに越したことはない。だからこそ、コミュニケーションを深める手段としての英語力は重要だと思う。

今回のゴールは「英語で人と共感できる自分を作る」こと。単なる言葉の習得ではなく、世界との接点を少しずつ広げていきたい。

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