「私、運が悪いから」と言いたくなったときに、思い出してほしい話|【心の整理】
レジで自分が並んだ列だけ進まない。
傘を持っていない日に限って、夕方から雨が降る。
電車のドアに駆け寄った瞬間、目の前で閉まる。
そういうことが続くと、つい言葉にしたくなるんですよね。
「私、運が悪い」って。
私もそう思っていた時期があるんです。
何をやってもうまくいかない感じがして、
自分のまわりだけ歯車がずれているような気がして。
でもね、今のあなたに伝えたいことがあるんです。
あなたが「運が悪い」って感じているとしたら、
それはたぶん、運が悪いんじゃないんです。
運命と宿命を、取り違えてるだけなんじゃないかなって。
この2つの言葉、
似ているようで、まったく違うものなんですよ。
宿命というのは、自分では選べないものです。
「宿」という字は、屋根の下に人と百を書きますよね。
屋根の下に生まれ落ちる、というイメージの字なんです。
例えば、
どんな両親のもとに生まれたか、
どんな国に生まれたか、生まれ持った体質はどうか。
こういうものは、あなたの意思の外にあります。
一方、
運命は「運ぶ」という字を使います。
運ぶ、つまり動かしていけるということ。
タイミングや、巡り合わせの話なんです。
ここがね、大事なところなんです。
あなたが「運が悪い」と感じている出来事のほとんどは、
運命の話なんですよ。
宿命じゃない。
動かせるはずのものを、動かせないものとして握りしめてしまっている。
それが「運が悪い」の正体だったりするんです。
たとえばあなたが、
信号によく引っかかるとしますよね。
それって、宿命じゃありません。
家を出る時間を10分ずらすだけで、まったく違う景色になるんです。
ぎりぎりで動いているから、
いつも黄色信号で焦って、赤に変わる瞬間に突っ込んでいく。
だから「運が悪い」体験が積み重なっていくだけ、っていう話なんですよ。
私はね、
宿命のほうは、
もう放っておいたらいいと思ってるんです。
変えられないんですから、どうあがいても。
生まれた場所も、
生まれた時代も、
両親も、変えられない。
だったら、
そこにエネルギーを注ぐのはもったいないんですよね。
「なんで私はこの家に生まれたんだろう」
「なんでこの体質なんだろう」って嘆くより、
「これが私のスタートラインなんだ」って受け取って、
さっさと次の話に行ってほしいんです。
その分のエネルギーを、運命のほうに丁寧に注ぐ。
タイミングや巡り合わせは、あなた自身で変えていけるんですよ。
少し早く動いてみる。
少し準備を丁寧にしてみる。
少し視点をずらしてみる。
そういう小さな調整で、運命は確実に動いていきます。
「運が悪い」と嘆いている時間があるなら、
その時間を、運命を整える側に使ってほしいんです。
あなたが運の悪さを感じているとしたら、
それはたぶん、運の問題じゃありません。
宿命と運命を取り違えているか、
運命のほうを動かす習慣を、まだ持っていないだけ。
その「習慣」の話は、また次の記事でゆっくりお伝えしますね。
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<おまけ>|【エッセイ】より。
よければ、聞いてみてください✨
【第五弾:歌ってみた】
明日への手紙 ── 手嶌葵
【第四弾:歌ってみた】
恋に落ちて-Fall in love- 小林明子
