見出し画像

復職できるって、すごいなって思った。私はその道を選ばなかったけど

最近、ふと思うことがある。

「復職できるって、すごいな」って。

それは誰かと比べてるとか、優劣の話じゃなくて。
ただ、そう感じる瞬間がある。

私は復職はしなかった。
そのまま退職という選択をした側の人間。

だからこそ、戻っていく人のことを見たとき、なんとも言えない気持ちになる。

休職って、外から見ると「少し休んでいる時間」に見えるかもしれない。
でも実際は、そんなに軽いものじゃなかったりする。

朝が来るだけでしんどかったり、
人の声を想像するだけで疲れてしまったり、
「戻る」という言葉が遠すぎて、現実味を失っていく時間だったりする。

そんな中で、もう一度その場所に戻っていく人がいる。

それって、やっぱりすごいことだと思う。


復職って、「元に戻ること」じゃないんだと思う。

むしろ、
“前と同じじゃない自分のまま、それでもそこに戻っていくこと”。

その過程には、きっと見えない揺れがたくさんある。

できなくなった自分を受け入れること。
前と同じようにできない現実。
それでも「やってみよう」と思うまでの迷い。

そういう全部を抱えたまま、また人の中に入っていく。

それを考えると、復職できる人って、
強いとか弱いとかじゃなくて、
“もう一度その場所を選び直せるだけの現実と向き合った人”なんだと思う。


私はその選択をしなかった。

戻ることよりも、離れることを選んだ。

そのときの自分には、それしかできなかった。

正しかったかどうかは、今でもわからない。

ただひとつ言えるのは、
どちらが正しいとかではなくて、
それぞれの人生の中で出した「そのときの答え」だったということ。

復職できる人も、
退職を選ぶ人も、
どっちもちゃんと現実の中で決めている。

ただ、出口が違うだけ。


復職できるって、すごい。

でも私はその道じゃなくて、別の場所に出ることを選んだ。

どっちが上とかじゃなくて、
ただそれぞれが、それぞれの形で生き延びてきただけなんだと思う。


もし今、どっちに進むか迷っている人がいるなら。

「戻ること」だけが正解じゃないことも、
そっとどこかに置いておいてほしい。

選んだ道が違っても、
そこまで来た時間はちゃんとその人のものだから。


最後まで読んでくれてありがとうございます。

この文章は「正しい答え」を出したくて書いたものじゃなくて、
ただ、自分の気持ちを整理するために書いたものです。

だからもし少しでも「わかる」とか「そういう感じだった」と思う部分があったら、
スキを押してもらえると、すごく静かに救われます。

コメントも、無理のない範囲で大丈夫なので、
感じたことをそのまま置いていってもらえたら嬉しいです。

同じように揺れながら過ごしている人に届いたらいいなと思っているので、
もしよかったらフォローもしてもらえると嬉しいです。

また、同じような気持ちの話も少しずつ書いていきます。

いいなと思ったら応援しよう!

しぃ|志を織る この文章が、誰かの気持ちを少し軽くできていたら嬉しいです。 応援やサポートは、これから書き続ける力になります。 よろしくお願いします。