【CFPライフ 労災保険 補助教材】過去問類似演習 改訂版10|11-1〜11-3対応
CFPライフプランニング・リタイアメントプランニング対策として、労災保険の過去問類似演習をまとめました。
このNoteは、YouTubeで公開している
・11-1〜11-3 労災保険
に対応する補助教材です。
YouTubeでは論点整理を中心に進めているため、このNoteでは、
労災保険の基本事項を前提に、複数の論点が混ざった問題を切り分けるための演習
を作っています。
この問題集は、過去問や教材の問題文を再現したものではありません。
労災保険分野で実際に問われやすい論点の混ざり方を意識して作成した、完全オリジナル問題です。
今回の過去問類似演習では、主に次の内容を確認します。
・業務災害と通勤災害
・給付名の名称差
・療養補償給付と療養給付
・休業補償給付と休業特別支給金
・給付基礎日額の計算
・傷病年金と障害給付
・遺族給付と葬祭料等
・二次健康診断等給付
・労災保険料と特別加入
ここでは、単発知識ではなく、
「原因は何か」
「どの段階の給付か」
「計算する給付か」
「健康保険や雇用保険と混同していないか」
を順番に切ることを重視します。
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労災保険の過去問類似演習 改訂版10
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【問題1】
労災保険の給付名に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.業務災害の場合は、原則として「補償給付」という名称になる。
2.通勤災害の場合も、原則としてすべて「補償給付」という名称になる。
3.業務災害の場合は、健康保険の傷病手当金が常に優先される。
4.通勤災害の場合は、労災保険の給付対象にはならない。
【問題2】
療養(補償)等給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.療養補償給付は、業務災害による傷病の療養について問題となる。
2.療養給付は、業務災害による傷病の療養について問題となる。
3.療養補償給付は、必ず現金で支給される。
4.療養給付は、通勤災害には関係しない。
【問題3】
休業(補償)等給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.休業(補償)等給付は、休業1日目から労災保険により支給される。
2.休業(補償)等給付は、休業4日目から給付基礎日額の60%相当額が支給される。
3.休業特別支給金は、給付基礎日額の60%相当額である。
4.休業(補償)等給付と休業特別支給金を合わせると、給付基礎日額の100%相当額になる。
【問題4】
Pさんは業務上の災害により負傷し、療養のため休業した。
給付基礎日額は12,000円、休業4日目以降の支給対象日数は6日である。
休業補償給付と休業特別支給金の合計額として、最も適切なものはどれか。
1.43,200円
2.57,600円
3.72,000円
4.86,400円
【問題5】
Qさんは業務上の災害により負傷した。
災害発生日以前3カ月間の賃金総額は990,000円、その期間の総日数は90日であった。
給付基礎日額として、最も適切なものはどれか。
1.9,000円
2.10,000円
3.11,000円
4.12,000円
【問題6】
傷病(補償)等年金と障害(補償)等給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.傷病(補償)等年金は、傷病が治った後に障害が残った場合に支給される。
2.障害(補償)等給付は、療養開始後1年6カ月を経過しても治っていない場合にだけ支給される。
3.傷病(補償)等年金は、まだ治っていない状態で一定の傷病等級に該当する場合に問題になる。
4.障害(補償)等給付は、障害等級にかかわらずすべて年金で支給される。
【問題7】
障害(補償)等給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.障害等級第1級から第7級は、障害(補償)等年金として整理する。
2.障害等級第1級から第7級は、障害(補償)等一時金として整理する。
3.障害等級第8級から第14級は、障害(補償)等年金として整理する。
4.障害(補償)等給付は、症状固定前に支給される給付である。
【問題8】
死亡時の労災保険給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.業務災害による死亡の場合、遺族への給付として遺族補償給付が問題になる。
2.通勤災害による死亡の場合、遺族補償給付が問題になる。
3.葬祭料等は、労働者本人が生存している場合の休業補償給付である。
4.死亡時は、遺族への給付だけを考え、葬祭を行う人への給付はない。
【問題9】
二次健康診断等給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.二次健康診断等給付は、発症後の療養費を補填する給付である。
2.一次健康診断で一定の異常所見がある場合に、脳血管疾患や心臓疾患の予防を目的として問題になる。
3.すでに脳血管疾患や心臓疾患の症状がある場合でも、常に二次健康診断等給付が行われる。
4.二次健康診断等給付は、雇用保険の教育訓練給付の一種である。
【問題10】
次の資料を前提に、最初に行うべき整理として最も適切なものはどれか。
・労働者が業務上の災害により負傷した
・療養のため労働できず、賃金を受けていない
・資料には直前3カ月の賃金総額、総日数、休業日数が示されている
・問題では休業補償給付と休業特別支給金の合計額が問われている
1.まず健康保険の傷病手当金を計算する。
2.まず給付基礎日額を計算し、4日目以降の支給対象日数に80%を乗じる。
3.まず遺族補償給付の年金額を計算する。
4.まず二次健康診断等給付の対象項目を確認する。
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解答
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問題1 1
問題2 1
問題3 2
問題4 2
問題5 3
問題6 3
問題7 1
問題8 1
問題9 2
問題10 2
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解説
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【問題1】
正解は1です。
業務災害では、原則として「補償給付」という名称になります。
通勤災害では、原則として「補償」は付きません。
名称差は、労災保険の基本です。
【問題2】
正解は1です。
業務災害による療養では、療養補償給付が問題になります。
通勤災害による療養では、療養給付です。
また、療養(補償)等給付は原則として現物給付ですが、療養の費用の支給として現金給付になる場合もあります。
【問題3】
正解は2です。
休業(補償)等給付は、休業4日目から給付基礎日額の60%相当額です。
これに休業特別支給金20%相当額が加わるため、合計で80%相当額になります。
【問題4】
正解は2です。
給付基礎日額12,000円、支給対象日数6日です。
休業補償給付と休業特別支給金の合計は、給付基礎日額の80%です。
12,000円 × 80% × 6日
=12,000円 × 0.8 × 6
=57,600円
したがって、合計額は57,600円です。
【問題5】
正解は3です。
給付基礎日額は、原則として災害発生日以前3カ月間の賃金総額を、その期間の総日数で割ります。
990,000円 ÷ 90日
=11,000円
したがって、給付基礎日額は11,000円です。
【問題6】
正解は3です。
傷病(補償)等年金は、療養開始後1年6カ月を経過しても治っておらず、一定の傷病等級に該当する場合に問題になります。
障害(補償)等給付は、治った後、つまり症状固定後に障害が残った場合の給付です。
【問題7】
正解は1です。
障害等級第1級から第7級は、障害(補償)等年金です。
障害等級第8級から第14級は、障害(補償)等一時金です。
ここは年金か一時金かで落とされやすい論点です。
【問題8】
正解は1です。
業務災害による死亡では、遺族補償給付が問題になります。
通勤災害による死亡では、遺族給付です。
また、死亡時には遺族への給付だけでなく、葬祭を行う人への葬祭料等も問題になります。
【問題9】
正解は2です。
二次健康診断等給付は、一次健康診断で一定の異常所見がある場合に、脳血管疾患や心臓疾患の予防を目的として問題になります。
すでに症状がある場合の療養給付とは入口が違います。
【問題10】
正解は2です。
業務上の災害による休業なので、健康保険の傷病手当金ではなく、労災保険の休業補償給付を考えます。
まず給付基礎日額を計算し、4日目以降の支給対象日数に80%を乗じます。
80%は、休業補償給付60%と休業特別支給金20%の合計です。
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この問題集の使い方
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・まず、時間を区切って解く
・次に、解答だけを見て丸付けする
・そのあとで、なぜその給付になるのかを言葉で説明する
・間違えた問題は、知識不足なのか、論点の切り分け不足なのかを分けて振り返る
労災保険の過去問類似演習では、
・業務災害か、通勤災害か
・補償給付か、給付か
・療養か、休業か
・休業4日目、60%、20%、合計80%
・給付基礎日額の計算
・傷病年金か、障害給付か
・死亡時の遺族給付と葬祭料等
・二次健康診断等給付
を混同しないことが重要です。
まずはこの演習で、労災保険の論点が混ざった問題でも、順番に切れる状態を作っていきましょう。
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関連動画
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・労災保険の全体像
・労災保険の比較整理
・労災保険の解き方
YouTubeでは、通勤中にも学びやすい形で論点整理をしています。
Noteでは、基礎問題、応用問題、過去問類似演習で復習できるようにしています。
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注意
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・この問題集は学習用のオリジナル問題です
・過去問や教材の問題文、選択肢、設例は再現していません
・最終確認は、最新の教材や法改正情報もあわせて行ってください
