【CFPライフ 労災保険 補助教材】応用問題 改訂版15|11-1〜11-3対応
CFPライフプランニング・リタイアメントプランニング対策として、労災保険の応用問題をまとめました。
このNoteは、YouTubeで公開している
・11-1〜11-3 労災保険
に対応する補助教材です。
YouTubeでは論点整理を中心に進めているため、このNoteでは、
労災保険の基本事項を使って、問題を切り分けるための応用問題
を作っています。
この問題集は、過去問や教材の問題文を再現したものではありません。
労災保険分野で混ざりやすい論点を整理しながら確認できるように作成した、完全オリジナル問題です。
今回の応用問題では、主に次の内容を確認します。
・業務災害と通勤災害
・療養補償給付と療養給付
・休業補償給付と休業特別支給金
・給付基礎日額
・傷病年金と障害給付
・遺族給付と葬祭料等
・介護給付
・二次健康診断等給付
・特別加入者
・労災保険料
ここでは細かい例外を広げすぎず、
「原因」
「給付の段階」
「計算対象」
を切れる状態にすることを重視します。
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労災保険の応用問題 改訂版15
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【問題1】
Aさんは勤務中に業務上の事故で負傷し、労災指定医療機関で治療を受けた。
この場合にまず問題となる給付名は何か。
【問題2】
Bさんは通勤途中に負傷し、労災指定医療機関で治療を受けた。
この場合にまず問題となる給付名は何か。
【問題3】
Cさんは業務上の災害により負傷し、療養のため労働できず、賃金を受けられなかった。
休業4日目以降に問題となる給付と特別支給金を挙げなさい。
【問題4】
Dさんは通勤災害により負傷し、療養のため労働できず、賃金を受けられなかった。
この場合の休業給付名に「補償」は付くか。
【問題5】
Eさんの給付基礎日額は10,000円である。
休業4日目以降の休業日数が5日である場合、休業(補償)等給付と休業特別支給金の合計額はいくらか。
【問題6】
Fさんは業務上の災害による傷病について、療養開始後1年6カ月を経過しても治っておらず、傷病等級に該当する状態である。
この場合に問題となる給付は何か。
【問題7】
Gさんは業務上の災害による傷病が治った後、障害等級第5級に該当する障害が残った。
この場合、障害補償給付は年金か、一時金か。
【問題8】
Hさんは業務上の災害による傷病が治った後、障害等級第10級に該当する障害が残った。
この場合、障害補償給付は年金か、一時金か。
【問題9】
Iさんは通勤災害により死亡した。
遺族に対して問題となる給付名は「遺族補償給付」か、「遺族給付」か。
【問題10】
Jさんは業務災害により死亡した。
葬祭を行う人に対して問題となる給付は何か。
【問題11】
Kさんは障害補償年金の第1級に該当し、現に介護を受けている。
この場合に問題となる給付は何か。
【問題12】
Lさんは一次健康診断の結果、一定の4項目すべてに異常所見があったが、すでに脳血管疾患または心臓疾患の症状があるとは認められていない。
この場合に問題となる給付は何か。
【問題13】
Mさんは中小事業主として労災保険に特別加入している。
特別加入者の給付基礎日額は、実際の賃金を3カ月で割って当然に決まるか。
【問題14】
N社は労働者を雇用している。
労災保険料は、原則として労働者と事業主が折半して負担するか。
【問題15】
Oさんは業務上の災害により負傷し、同じ期間について健康保険の傷病手当金も検討している。
この場合、まず優先して考えるべき制度は健康保険か、労災保険か。
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解答
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問題1 療養補償給付
問題2 療養給付
問題3 休業補償給付、休業特別支給金
問題4 付かない
問題5 40,000円
問題6 傷病補償年金
問題7 年金
問題8 一時金
問題9 遺族給付
問題10 葬祭料
問題11 介護補償給付
問題12 二次健康診断等給付
問題13 当然には決まらない
問題14 折半しない。原則として事業主負担
問題15 労災保険
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解説
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【問題1】
業務上の災害による治療なので、療養補償給付です。
業務災害では「補償」が付く点を確認します。
【問題2】
通勤災害による治療なので、療養給付です。
通勤災害では、原則として「補償」という言葉は付きません。
【問題3】
業務災害により療養のため労働できず、賃金を受けられない場合、4日目以降は休業補償給付が問題になります。
さらに、休業特別支給金もセットで確認します。
【問題4】
通勤災害の場合は休業給付です。
「休業補償給付」とはしません。
名称差で落とされやすいところです。
【問題5】
給付基礎日額10,000円、休業日数5日です。
休業(補償)等給付と休業特別支給金の合計は、給付基礎日額の80%です。
10,000円 × 80% × 5日
=40,000円
したがって、合計額は40,000円です。
【問題6】
療養開始後1年6カ月を経過しても治っておらず、傷病等級に該当する場合は、傷病補償年金です。
まだ治っていない段階の給付です。
【問題7】
障害等級第1級から第7級は、障害補償年金です。
第5級なので年金です。
【問題8】
障害等級第8級から第14級は、障害補償一時金です。
第10級なので一時金です。
【問題9】
通勤災害による死亡なので、遺族給付です。
業務災害なら遺族補償給付、通勤災害なら遺族給付です。
【問題10】
業務災害による死亡で、葬祭を行う人に対して問題となるのは葬祭料です。
遺族補償給付とは分けて考えます。
【問題11】
障害補償年金や傷病補償年金の重い等級で、現に介護を受けている場合は介護補償給付が問題になります。
介護は流れの後半で考える給付です。
【問題12】
一次健康診断の結果、一定の異常所見があり、脳血管疾患や心臓疾患の予防が問題になる場合は、二次健康診断等給付です。
発症後の療養給付とは入口が違います。
【問題13】
特別加入者の給付基礎日額は、実際の賃金を3カ月で割って当然に決まるわけではありません。
一定の範囲から選択し、承認を受ける形で整理します。
【問題14】
労災保険料は、原則として事業主が負担します。
健康保険や厚生年金のように労使折半と混同しないようにします。
【問題15】
業務上の災害であれば、まず労災保険を考えます。
健康保険の傷病手当金は、業務外の病気やけがで整理します。
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この問題集の使い方
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・まず、自力で解く
・次に解答を見る
・そのあとで、どの給付の話かを言葉で説明できるか確認する
・間違えた問題は、暗記不足なのか、切り分け不足なのかを分けて振り返る
労災保険の応用問題では、
・業務災害か、通勤災害か
・治療か、休業か
・まだ治っていないのか、症状固定後か
・死亡時か、介護か、健診結果か
・労災保険と健康保険のどちらか
を先に切ることが重要です。
まずはこの応用問題で、労災保険の論点の混ざりやすい部分を切れるようにしていきましょう。
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関連動画
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・労災保険の全体像
・労災保険の比較整理
・労災保険の解き方
YouTubeでは、通勤中にも学びやすい形で論点整理をしています。
Noteでは、基礎問題、応用問題、過去問類似演習で復習できるようにしています。
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注意
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・この問題集は学習用のオリジナル問題です
・過去問や教材の問題文、選択肢、設例は再現していません
・最終確認は、最新の教材や法改正情報もあわせて行ってください
