元プロの家電販売員が教える!家電選びで失敗しないたった3つのポイント
~自分に一番合った家電、選べていますか?~
「一店舗当たりの売上、世界一の家電量販店」
10年前、私が働いていた大阪にある大きな家電量販店は
嘘か誠かそのように呼ばれていました。
エアコンが一日1000台売れた!
TVの案内待ちで2時間並ぶ!
立体駐車場から出るだけで1時間以上かかる!
そんな環境が当たり前の中にいたので
私はその言葉を全く疑ってはいませんでした。
今回はそんな激しい環境で
ざっくり計測すると15万回以上接客を行ってきた
元家電販売員の私が、
「家電選びに失敗しないコツ」をご紹介します!

目次
元家電販売員が体験した“衝撃のエピソード”
自己紹介でも触れましたが、
まず、私が現役時代
一番ショックだった出来事を紹介させてください。
それは、友人の家に遊びに行ったときのこと。
つい職業病で、家電チェックをしてしまった私の目に入ったのは、
パナソニックの最上位ドラム式洗濯機。
当時、初めて「ナノイー除菌」が搭載された最新機種。
水で洗えないぬいぐるみやブーツ、枕なども
除菌・消臭できる優れものでした。
思わずテンションが上がった私は
「ナノイー除菌使ってる?」と聞いたところ、
返ってきた言葉は、
「なにそれ?そんな機能あるの?」
衝撃でした。
友人はその存在を知らなかったのです。
そして何よりモヤモヤしたこと、
それは、その機種と二番目の機種の違いが
「ナノイー除菌機能があるかないかだけ」だったということです。
『使わないのであれば二番目の機種にすればよかったのに・・・』
それが私の感想でした。
何せ、その機能があるかないかだけで数万円変わったのですから。
なので、最初に皆様に確認したいことはこれです。
その機能、本当に必要ですか?
家電って種類が多くて正直違いがあんまり分からないですよね?
しかもそれに輪をかけて分かりにくくしているのが、
「買い替え」のタイミングで買うことがほとんどということです。
だから普段からどんなものが出てるのかなんて気にしない。
なので基本的に販売員さんのオススメを選んじゃう。
このパターンが非常に多いと思います。
そこを巧みに突かれると、私の友人のような
使わないのに高い機種を「選んでしまう」、
いや「選ばされてしまう」ことになりかねません。
そのようにならないためにも
まずは家電がどのような形態で販売されているかを
お話します。
💁全ての家電は4つのグループに分けられる
まず家電を購入しようとしたときに
ほとんどの人が思い浮かべるであろうこの言葉。
「何が違うんだよ」
これを解消するための前提知識をお伝えします。
実は、どの家電にも共通するグレード構造があるんです。
どのメーカーも、どの家電も
大枠では4つのグレードに分けることができます。
4つのグレードと、特徴は以下の通りです。
最上位機種
最新機能が搭載されたモデル上位機種
最新機能はないが、それ以外は最上位機種と同じスペック標準機種
基本的な性能を備えたモデル。ただしその家電の”本質的な部分”で上位機種と差が生じる。
例)洗濯機:洗浄方式、炊飯器:炊飯方式、掃除機:吸引方式など安価機種
性能を売りにしていない安価なモデル。単身赴任や一人暮らしの学生向け
家電を選ぶときはこのグレードを先に意識する方が失敗しにくいです。
なぜならメーカーによる違いは「+α」のように、
「それがないとどうしても困る」ということは少ないからです。
家電の品目ごとに予算感もあると思いますので、
①まずグレードを選択する
②そのグレードで、各メーカーを見比べる
この順番で選ぶことをオススメします。
ちなみに私が選ぶのは
基本「上位機種」か「標準機種」です。
「安価機種」は用途が限られるので置いておくとして
「最上位機種」をほとんど選ばない理由があります。
それは最上位機種の特徴である”最新機能”。
これが価格差に見合うものであることが少ないからなのです。
家電って毎年モデルチェンジしているので
販売する側からしても毎年そんなに変えることができないんですね。
お客様は買い替えのタイミングでしか来ないので気付かないのですが、
売っている側からすると
「そんなに変わってないね」と思うことがほとんどなのです。
でも最新機能が気になる場合もありますよね?
そんな人のために
その最新機能が自分にとって本当に必要かどうかを見極めるポイント
それをご紹介します。
🔍本当に必要かどうかを見極めるたった2つのポイント
✅その機能は今まで使ったことがあるか?
→初めて使う機能は“面倒くさくなる”
✅その機能は普段の利用の動線上にあるか?
→意識しないと使えない機能は“面倒くさくなる”
最新機能を選ぶとき、
この2つを意識してみてください。
この2つのどちらかに当てはまる場合、
「面倒くさくなって使わない」となる場合がほとんどです。
友人の話でたとえると、洗濯機の「ナノイー除菌」機能。
友人の場合は、その機能自体が当時初の機能だったので、
今まで使ったことがない機能でした。
これはよっぽどその機能が目的で買わないと
ほとんどの人は使わなくなります。
また「ナノイー除菌」は水で洗えないものをイオンで除菌する機能です。
つまり、洗濯と同時にできません。
洗濯機ですから洗濯をしないということはないでしょう。
そのため、普通に洗濯機能を使用しているときに
活用される機能であれば問題ありません。
例)節水性が高まる、水で洗濯槽をきれいにするなど
ただ、「洗濯機で洗濯をする」という普段の利用とは
別の機会に利用しないといけない場合。
こちらも、よほどその機能を目的として購入しなければ
「面倒くさいからもういいや」となる場合がほとんどです。
(私が今まで聞いてきた人、みんなそんな感じでした)
つまり、使わない=ムダになる可能性が高いということ。
最新機能付きのモデルにしようかどうか悩んでいるときは
この2つのポイントを意識してみてください。
まとめ:あなたの“買わされてる”を“選んでる”に変えるために
改めて、家電選びの鉄則を整理します。
「最新機能」に価格差の価値があるかを判断する
上位機種と標準機種の価格差・スペック差を自分の使用目的と照らし合わせて決める
普段の生活動線で使わない機能、使った事がない機能は“使われない機能”になる
販売員は基本的に最上位機種を売りたいものです。
だからこそ、もし、こうした視点を持って
親身に説明してくれる販売員さんがいたら、
その人を次回も指名するのがおすすめです!
家電選びに悩んでいる方は
ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

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