フランスのアニメ映画ARCO(アルコ):On est là!
展開はなかなか躍動的だし、
妙な3人組の古典的な笑いと、
実はいい奴だった感も悪くはないけど、
要するに、恐竜を見たいと熱望した「はるか未来」の少年が、
12歳未満はタイムトラベルをしてはいけない、というルールを破り、
たまたま2075年という「過去」に到来して、
さてどうやって帰還する?
という話。
そのためにいろいろ騒動が巻き起こり、
最後は、
それでも探し続けてくれていた家族と
身を挺して守ってくれたロボットに
じわりとはするけど、結局、
大人は子どもに対して、
理由もなしに「ルールを守れ」と言うだけじゃなく、
ちゃんと理由を説明する必要がある、
というのが教訓、なのかな?
まあまあ面白くはあったけど、
「感動」までには至りませなんだ。
* * *
ストーリーとは関係ないけど、
最後に「(私たちは)ここ!」
って叫ぶ場面があって、これが
On est là.(オネラ)だったのが、印象的。
Let's go. が、口語では完全に
Allons-y.(アロンズィ)ではなく
3人称単数の on(英語ならone)を使って
On y va.(オニヴァ)
になってるのは知ってたけど、
こんな場面でも Nous somme じゃないってことは、
「私たち」の nous は(それを強調しない場合は)ほんとに口語では使わないのね。
あと「ここ」が、ici じゃなくて là。
口語では、「あそこ」との対比じゃなければ「ここ」も là、
だというのが、よく分かったのであります。
