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私的映画録…「ダ・ヴィンチ・コード」 2006年 [映画感想文]

あちこちでいろいろな文章を書いたり、本を出したり、セミナーで話したり、Web関連を中心としたPRのディレクションをしたり、音楽作品を出したり、アーティスト紹介サイトの運営をしたり、うさぎの動画を作ったり…なんてことをしているけれど、そのどこでも書けていない、これまでに観た映画等の感想でも書いておこうかと書き始めた第247弾。

今回は、こんなこと映画にしちゃって本当にいいの?…と心配になった作品「ダ・ヴィンチ・コード」のお話。

先に書いておくと、原則としてネタバレとかまったく気にせず書いているので、まだ観てない方やネタバレが気になる方はお読みにならない方がいいかもと思います。

ちなみに先に言い訳しておくと、この感想もだいぶ前に書いているものをちょっとなおして載せているので、まさに今の情報とは違っていることもあるかもしれませんので、そういった点もお許しください(毎回冒頭から言い訳が多い)。


公開:2006年5月20日
監督:ロン・ハワード
脚本:ダン・ブラウン、アキヴァ・ゴールズマン
原作:ダン・ブラウン
製作:ブライアン・グレイザー、ジョン・コーリー
製作総指揮:トッド・ハロウェル、ダン・ブラウン
出演者:トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、アルフレッド・モリーナ、ユルゲン・プロホノフ、ポール・ベタニー、ジャン・レノ、等
制作:コロンビア ピクチャーズ
製作:イマジン・エンターテインメント、スカイラーク・プロダクションズ、マルタ政府
配給:ソニー・ピクチャーズ・リリーシング、SPE、ゴーモン・コロンビア・トライスター・フィルムス

初めて観た時は、ここに描かれていることの多くが実際に本当のことなんじゃないかと思えて、こんなことを映画にしちゃって本当に大丈夫なのか?…なんて思ったものだけれど、後になってちょっと調べてみると、やはりそれなりにフィクション要素が多そうだと思えて、少しホッとしたりはした。
そのくらい、数々のタブーが満載かつリアリティを感じるのが素晴らしい。
実際本当なんじゃないかと思わせるくらいのリアリティの高さだったと思うし、ストーリーも息を呑む展開の連続で目が離せない。
ああいう隠された暗号というのは実際あると思うし、今自分たちが知っている以上のことが聖書には記されているのかもしれないとも思う(実際聖書に書かれていることの多くは考古学的にはまるで証明されていないと言うしね)。

さらに、それが権力や富とも結びついているのだから(聖書の教えにまるで合ってないと思うけど)、現在の世界の上層部にはきっとわけ分からんちんな連中がたくさんいるんだろうし、そこにはきっとやっぱり隠されていることもたくさんあるんだろうと思う。
だからこの作品でちょっとだけ、そういう謎解きの楽しさに参加できたような気になれたものだった。

そうそう、トム・ハンクスさん演じるラングドン教授の記号に関する学問も興味深いよねぇ。
実はちゃんとデザインの仕事をしていた頃にハマってだいぶ調べたっけなぁとこの映画を観ながら思い出したりしたっけ。
ロゴとか作るときにそういうこと知ってると便利なのよ。
あと、間違ってヤバい記号を使っちゃったりしないようにもなるしね。
例えば有名なところだと、ナチのハーケン・クロイツみたいな記号を使っちゃうとテキメンに怒られるわけだけれど、それがなぜ使うとヤバいのかを知っているのと知っていないのとでは大きく違うよね。
しかしそれもその記号(鉤十字的なものね)の大もとを知ると、「くそ〜あいつらが使ってなければ別に悪い意味になんてなるわけねぇのになぁ」なんてことも思ったりするから面白いんだよなぁ。

で、この映画については非常に珍しく先に原作も読んでしまっていたので、実際映像で見ると「あれれ?」と思うところもなくはなかったけど、サスペンスという意味でも、(結末を知っていたのに)またハラハラできちゃうという点ですごい。
まさにロン・ハワード監督恐るべし。

そうそう、ソニエール(演・ジャン=ピエール・マリエールさん)の亡くなり様とか、シラス(演・ポール・ベタニーさん)の異様な感じとか、ロンドンでの探索とか、やっぱり映像で観るとその質感が違うものなぁ。

確か実際のルーヴル美術館でのロケをやったのもこの映画が最初なんじゃなかったっけ?
あ、この映画を観たときにもらったクリプテックスのおもちゃがまたよくできてて、しばらくずっと持ってたっけなぁ。
今どこにあるんだろ?
捨ててないからまだどこかにあるはずだけどなぁ…。

この映画…というか原作の方かな…の大ヒットの影響だと思うんだけど、この当時「〇〇コード」というネーミングのものがけっこう売り出されていて、うちにも「ヒトラー・コード」という分厚い本があったりする。
原題は「Das Buch Hitler(ヒトラーの本…みたいな意味かな?)」)で現地での出版は2005年なので、タイトルに「コード」をつけたのはおそらく日本側のスタッフだと思うんだよね。

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