記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

私的映画録…「レッド・オクトーバーを追え!」1990年 [映画感想文]

あちこちでいろいろな文章を書いたり、本を出したり、セミナーで話したり、Web関連を中心としたPRのディレクションをしたり、音楽作品を出したり、アーティスト紹介サイトの運営をしたり、うさぎの動画を作ったり…なんてことをしているけれど、そのどこでも書けていない、これまでに観た映画等の感想でも書いておこうかと書き始めた第445弾。

今回は、ショーン・コネリーさんがソビエト軍人をやっているというだけでこれは観なきゃと思った作品「レッド・オクトーバーを追え!」のお話。

先に書いておくと、原則としてネタバレとかまったく気にせず書いているので、まだ観てない方やネタバレが気になる方はお読みにならない方がいいかもと思います。

ちなみに先に言い訳しておくと、この感想もだいぶ前に書いているものをちょっとなおして載せているので、まさに今の情報とは違っていることもあるかもしれませんので、そういった点もお許しください(毎回冒頭から言い訳が多い)。


公開:1990年7月13日
監督:ジョン・マクティアナン
脚本:ラリー・ファーガスン、ドナルド・スチュワート
原作:トム・クランシー
製作:メイス・ニューフェルド
製作総指揮:ラリー・デ・ウェイ、ジェリー・シャーロック
出演者:ショーン・コネリー、アレック・ボールドウィン、スコット・グレン、サム・ニール、ジェームズ・アール・ジョーンズ、リチャード・ジョーダン、等
製作:ニーナ・サクスン・フィルムデザイン、メイス・ニューフェルド・プロダクションズ
配給:パラマウント映画、UIP

それまでソビエト連邦の軍人と言えば典型的な悪役であることが多かったと思うんだけど、それをショーン・コネリーさんが演じることで、ぐっと人間らしくリアルな存在として感じられたものだった(考えてみればショーン・コネリーさんも「007」シリーズとかでソ連軍人と戦ってたようなw)。

こういう潜水艦モノの映画ってなかなかスリリングな作品が多くて全体的に好きなんだけれど、この作品はそのベーシックなパターンを作ったとも思える歴史に残るべき作品と思う。

まず、ソビエトの新型原潜が出てくる。
これが新技術「キャタピラー・ドライブ」というものを搭載していて、航行時に音が出ないのでソーナーで発見されないという代物。

そしてショーン・コネリーさん演じる艦長・マルコ・ラミウス大佐は艦の主要スタッフとともにアメリカ亡命を企てていて、しかしそこに当然ソビエト側からの邪魔が入って、虎の子「キャタピラー・ドライブ」を壊されたり、魚雷攻撃を受けたり、事情を知らない下士官が動揺したり、アメリカとソビエトの駆け引きが際どかったりするという…自分的には、潜水艦の中というものが、実は本当にスリリングな環境だということを初めて知った作品でもあって、こんなに目が利かないものなのかと改めて思ったりしたっけなぁ。
こんな状況じゃそりゃ判断が難しいはずだと。
敵も味方もまさに手探り状態。
なるほどこれは緊張感が増すはずだと思った。

ちなみにこの「キャタピラー・ドライブ」っていう技術を調べてみると、実は技術としては既にあって、研究も進んでいたとのこと。
しかしこの映画のように高速航行ができるものでもないらしく、また、電磁場が発生するからむしろ電磁的に目立つ可能性もあって、さらにその巨大な電力を得るために海水を電気分解すると気泡が発生してかえって騒音源になりうるんだそうな。
なので、この映画で描かれている超ハイレベルな能力は、一応まだ実現できてない…らしい。

エンディングもよかったなぁ。
こういう、敵同士だった者たちがわずかなつながりをたぐり寄せながら邂逅する物語には本当に弱いんですよ(すぐ泣いちゃう)。
正直この映画はきっと泣かせるような映画ではないはずとは思うのだが、自分的にはこのエンディングでぐっと来てしまったりしたものでしたとさ。

そしてもちろん、世界の名優・ショーン・コネリーさんの表現はすごいし、だから緊張感も重みもすごいんだよなぁ(被っているヅラも重そうだったけどw)。

そう言えばこの映画を観た当時は既に、ソビエトがかつての凶悪な敵国という印象ではなくなっていた時代だったなぁ。
ゴルバチョフによって東側諸国全体の状況が大きく変化している最中だったように思う。
こんな時代だったからこそ、そこに所属する軍人にも、この映画で描かれていたような苦悩があったかもしれないなとリアルに思うことができたように思う。

そう言えば今のロシアって、プーチンのもとでちょっとかつてのソ連っぽい感じ出してるよねぇ。
そう言えばこの作品内で、ショーン・コネリーさん演じる艦長に殺される反共産党思想を取り締まる役目の将校の名前もプーチン(演・ピーター・ファースさん)だったなぁ。

映画「レッド・オクトーバーを追え!」をご覧になりたい方はこちら。
https://amzn.to/4vZpKip


note記事「うさぎのうみちゃんねる」では、うさぎと暮らすあれこれについても書いてます。
https://note.com/umiusagi_ch

YouTubeでは動画「うさぎのうみちゃんねる」もやってます。
こちらは是非是非ご覧ください!
https://www.youtube.com/@umiusagi_ch
★おばぁのライブ配信も楽しいですよ!
★メンバーシップもスタートしました!

あらゆるジャンルの表現者・アーティストと出逢えるサイト「Spinart(スピナート)」の運営もやってます!
https://www.spinart.jp/
★アーティスト紹介掲載は無料!
 ご希望の方募集中!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集