【社会人のスキルアップや生涯学習に!】社会福祉士を目指してみませんか?
この記事はこんな方におすすめです。
・ 定年後・シニア世代で「何か新しいことを始めたい」方
・ 転職・キャリアチェンジを考えている社会人の方
・ 福祉の現場で働きながらスキルアップしたい方
・ 子育て中・ブランク明けで社会復帰を考えている方 など
1 はじめに
「人生100年時代」という言葉が定着しつつある今、学びなおし(生涯学習) への関心がとても高まっています。
私は社会福祉士養成校の教員として働いていますが、ここ数年で実感していることがあります。それは、定年後に入学される方、転職・退職を機に入学される方、子育て一段落後に入学される方が、どんどん増えているということです。
学び直しの動機はさまざまですが、みなさんに共通しているのは「人の役に立つ仕事がしたい」「社会とつながりたい」という想いです。
そんな方々に、ぜひ知っていただきたい資格が 「社会福祉士」 です。
2 社会福祉士って、どんな資格?
社会福祉士は、国家資格です。
生活に困難を抱えている人や、さまざまな問題を持つ人・家族に寄り添い、支援につなぐ「相談援助のプロフェッショナル」です。
その役割は多岐にわたります。
相談(対人)援助機能:本人や家族の話を聴き必要な支援を一緒に考える
地域の相談窓口機能:地域住民が気軽に相談できる場を担う
他職種連携機能:医師・看護師・行政・NPO等と連携して支援を進める
翻訳機能:制度の仕組みをわかりやすく本人に伝える
権利擁護機能:弱い立場に置かれた人の権利を守る
決して目立つ職業ではありません。でも、その人やその家族の困難の解決に寄り添い、幸せに関わることができる、とてもやりがいのある仕事です。
3 どんな人が養成校に入学しているの?
私が勤める養成校には、本当にさまざまな背景を持つ方が入学されています。
(1)一般養成課程(福祉と関係ない職歴の方)
小学校〜高校の教員、行政職員、士業(弁護士・歯科医師など)、刑務官、事務職員…といった異業種からの方はもちろん、現在無職の方、子育て中の方、定年後の方も多くいらっしゃいます。
「近年の福祉ニーズの多様化に対応したい」「円滑な人間関係の構築に役立てたい」「相談支援のスキルを身につけたい」といった目的で入学されています。
(2)短期養成課程(福祉系の学歴・実務経験がある方)
介護福祉士、ケアマネジャー、児童指導員、生活保護ケースワーカーなど、すでに福祉の現場で活躍されている方が、スキルアップや職場・地域連携機能の向上を目的に入学されています。
一般養成課程と短期養成課程、何が違うの?

※実習なしの条件:相談援助業務の実務経験が1年以上ある場合
4 費用を抑えるポイント
(1)教育訓練給付金を活用しよう
養成校によっては、国の給付金制度を活用できる場合があります。
・一般養成課程:「一般教育訓練給付金制度」(授業料の20%が支給)
・短期養成課程:「専門実践教育訓練給付金制度」(授業料の50〜70%が支給)
※制度を導入しているかどうかは学校によって異なります。入学を検討している養成校のHPで確認してみてください。
(2)科目履修免除も確認を
精神保健福祉士や社会福祉主事をお持ちの方、福祉系大学等で社会福祉士の科目を履修された方は、入学後に科目の一部が免除される場合があります。まずは気になる養成校に問い合わせてみましょう。
5 受験資格ルートについて
社会福祉士の国家試験を受けるには、所定のルートを経て受験資格を取得する必要があります。

6 全国の養成校一覧(令和7年4月1日時点)
通信課程が中心で、働きながら・子育てしながらでも学びやすい環境が整っています。お住まいの地域に近い学校を探してみてください。
(1)短期養成施設(一部抜粋)

(2)一般養成施設(一部抜粋)



7 さいごに
社会福祉士は、「人と人、人と社会の架け橋」になる仕事です。
目立つ仕事ではないかもしれません。でも、困難を抱えたその人やその家族に寄り添い、解決の糸口を一緒に探し、「よかった」と感じてもらえる瞬間があります。
私はそんな瞬間に、何度もやりがいと喜びを感じてきました。
8 次の記事では…
この記事に興味を持ってくださった方、もっと知りたい方に向けて、シリーズ記事として続きを書いていきます。
現場経験(行政機関・高齢者施設・障害者施設・病院・ホームレス支援など)と教員経験をもとに、さまざまなテーマを発信していく予定です。
社会福祉士の役割とは?
相談援助技術の基本を知ろう
基本的な社会福祉士国家試験対策
社会福祉士国家試験の過去問解説 など
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9 【有料】〜知っておきたい実践的な情報〜
社会福祉士を目指すと決めたあとに、「実際どうすればいいの?」と感じる疑問に、現場経験・教員経験をもとにお答えします。
この記事では、以下の4つのテーマについてお伝えします。
養成校の選び方・入学前に確認しておくこと
社会福祉士の受験資格と申し込み手続き
入学後のレポート課題について
社会福祉士国家試験の勉強法
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